

「無視される」などの職場いじめは労働の悩み相談トップ



これらは、職場で無視をされて転職した方から集めた悩みの一部です。
職場で無視されるのは本当につらいですし、モチベーションも下がりますよね。「もう職場に行きたくない…」と思っても不思議ではありません。
実は、厚生労働省の調べによると、労働局に寄せられる労働の悩み相談トップは、”いじめ”だということが分かったそうです。(参考データ:独立行政法人労働政策研究・研修機構より)
その相談件数は、67000件。
相談件数のすべての総数は24万5000件ということなので、約3割程度が”いじめ”に関連した悩みというわけです。
それだけ、職場で無視をされるといった職場いじめは、身近な悩みになっているのかもしれません。
とはいえ、職場は社員ひとりひとりの協力関係で成り立っているものです。
人を無視することが当たり前になっている職場が良い方向に進むわけがないですし、そのなかに身を置くことは決して、あなたのプラスにはなりません。
ここからは、職場で無視されるときの対策、そして今後に向けた考え方をお話ししていきますね。
職場で無視されるのはなぜ?まずは原因を考えて対策を!

まず最初にすべきことは、「どうして職場で無視されてしまうのか」その原因をもう一度考えてみることです。
自らに非があるなら改善の余地はありますが、自分でコントロールできない理由の場合、職場を変えるなどしたほうが改善しやすいケースがあるからです。
改善には原因を特定する必要があるので、職場で無視されやすいケースを見ながら、対策を考えていきましょう。
職場で無視されやすい原因1「仕事が遅くミスが多い」
自分では一生懸命仕事をしているつもりでも、相手にしてみると仕事が著しく遅いように感じたり、ミスが多いと判断されると、上から目線で辛く当たられることがあります。
冒頭の

という悩みは、こうした原因で無視されているケースかもしれません。
この場合、自分にも改善の余地はあるかもしれないので、
- 仕事が遅くミスが多いことを認めて努力すると相手に伝える
- 第三者に間に入ってもらって改善を求める
など、場合によっては”こちらから働きかける努力をする”ことで改善する方向へと向かうかもしれません。(だからと言って、先輩や上司の無視が許されるわけではないですが…)
職場で無視されやすい原因2「嫉妬などで足を引っ張ろうとしている」

例えば、職場の人間関係、恋愛関係などが原因で嫉妬されたり、「自分は仕事を評価されないのに、あいつは上司に可愛がられている」と逆恨みされるなど、足を引っ張ろうという目的の職場いじめに合うケースもあります。

こんな感じで、自分では原因に気づかないこともあるかもしれません。
- 上司や先輩に媚を売る
- 周りを考えずに仕事を進めてしまう
などは、嫉妬や嫌悪感を抱かれやすいので注意したほうが良いですね。
また、こうした嫉妬などが原因の職場いじめの場合は、改善が難しいと言えます。
職場で無視されやすい原因3「いじめ特有の”なんとなく”」

これと言った原因がなくても、
- 「なんとなくあの人は嫌い」
- 「態度や性格が気に障る」
という理由で、無視をする人もいます。
理由がとくに見当たらないのに、

こんなふうに悩む人もいます。
職場いじめにかぎらず、”いじめ”のほとんどは、なんとなく気に食わないという理由が発端になっているケースも多いです。
こうした場合は、その職場自体の社風、社内の人間関係などがいじめにつながりやすい環境を作っていることも多く、改善が難しいと言えます。
社風や社内の人間関係はなかなか変わらないものなので、無視が続くようなら別の環境を求めることも必要かもしれません。
無視される職場、行きたくない職場で働くことは今後のキャリアのマイナスに

職場で無視される場合の基本的な対処法としては、
- 自分にできることを自分から改善してみる
- それでも無理なら第三者に相談する
- 信頼できる上司に相談してみる
こうしたことが考えられます。相手に対して、自分から話を聞いてみたり、謝る部分は謝る、そして改善したいと告げる、などですね。
それがダメなら、相談できる第三者を頼るのが最善の策と言えます。
ただし、これで改善すれば良いですが、無視などの職場いじめが頻繁に起こっている会社は、そもそも人間関係や職場環境に問題を抱えていることが多いので、改善しないことも多いのが実情です。
職場で無視されることで、仕事にいきたくない、毎日が憂鬱、辞めたい、とこんな気持ちで働いていたら、後でしわ寄せがくるのは自分自身です。
- キャリアアップ
- スキルアップ
- 周りの信頼や評価
などがしにくい(得にくい)状態になってしまうので、どうしても変化が望めず辛いなら、転職も視野に入れておくことも大切です。
職場で無視されてつらいなら「今後の選択肢」を増やすために転職活動はしておこう

転職も不安がある。。。

Aさんのように思う人は多いと思いますが、”今”転職するしないを決めなくても、転職活動をしてみるのはおすすめです。
なぜかというと、転職活動をして情報を集めることで、
- どんな企業になら転職できるか
- 転職したら年収や待遇はどうなるか
- 今の状況を改善できるチャンスがあるか
などが分かるため、今後の選択肢が増えるからです。
先にお話ししたように、職場で無視されるなど職場いじめが改善出来ない環境で働いていると、キャリアアップやスキルアップ、周りの信頼や評価を得るのが難しくなります。
それよりは、今後の可能性を探っておいて、良い求人を見つけたときやタイミングが合うときに転職をする準備をしておいたほうが安心というわけです。
在職中でも、会社に知られない限り転職活動は自由なので、情報収集はしておくと良いですよ。

また、情報収集をするなら、転職エージェントを活用してキャリアアドバイザーに転職相談をしておくのがおすすめです。
転職エージェントというのは、有名なところでいえば、リクルートエージェントやマイナビエージェント、DODAなど、転職をサポートしてくれるサービスですね。
直接キャリアアドバイザーに話を聞いたほうが、
- こんな希望があるけど、転職は可能か?
- 年収はこのくらい確保したいけど、見込みは?
- 今の仕事は自分に合っているのか?
などを客観的に教えてくれるので、今後どうすれば良いかがはっきりしますし、ひとりで情報を集めるよりも手っ取り早いです。
もちろん、在職中でも転職相談はできますしサポートも無料なのでうまく活用しましょうね。
情報収集におすすめのエージェントサービスは!?
それでは最後に、情報収集におすすめできるエージェントサービスをお伝えしておきます。転職エージェントを使ってみようと思ったら、参考にしてくださいね。
まず、20代で転職する方におすすめできるのが、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

ご存知”マイナビ”が、20代の転職者(24歳から29歳)を専門的にサポートしているサービスです。
- 20代に特化した求人を紹介してもらえる
- 転職のコツをアドバイスしてもらえる(書類や面接など)
- マイナビだけの求人も多い
など、20代に多数のメリットがあるサービス。キャリアアドバイザーも”20代専任”なので、相談しやすいのが魅力です。
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「職場で無視される…もう行きたいくない…」これは辛いですよね。
この記事では、
「職場で無視されるときの対策と今後の考え方」
についてお話しします。