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東京に疲れたから地方に転職して暮らしたい…でも不安でなかなか踏み出せない…

満員電車の通勤に心底疲れ果てましたし、あくせくした生活にもうんざりして…
転職を機に、地方へ引っ越したいと思っているんです。

たしかに東京は良い面もありますが、精神的に疲れてしまうこともありますよね…

ただ、疲れたから東京を出るというのは口で言うほど簡単ではないですよね。
いろいろ不安があって、なかなか踏み出せません。

もしも転職して地方に住むことを考えているなら、逆に地方に住んでいる人の悩みも知っておいたほうがいいかもしれません。
地方に引っ越してしまってから後悔するのは避けたいですからね。
詳しくお話ししていきますね。
通勤ラッシュにあくせくした雰囲気…東京に疲れたという人に多い悩み
あなたもAさんのように、東京の生活に疲れて地方へ引っ越したいと考えているのではないでしょうか?
実はぼくも地方出身。東京で暮らしていると息が詰まりそうになることがあります。
実家に帰省するとなんとなくホッとして、「このまま田舎にいてもいいな…」と思ったりもします。
ただ、なかなか実行はできないのが正直なところです。
それではまず、地方に住んでいる人の悩みをお話しするまえに、どんな理由で東京に疲れる人が多いかを一緒に見てみましょう。
通勤ラッシュに耐えられない…いつまでこれを続けたらいいの!?
独自にアンケート調査を行った結果、もっとも多かったのが、通勤ラッシュに代表される東京の電車への苦痛です。
など、東京の満員電車に耐えられないという人は多いですね。
「通勤ラッシュのストレスは戦場にいるのと同じレベル」という話をどこかで聞いたことがあるくらいですから、東京に疲れる大きな原因のひとつになっているのかもしれません。
人とのつながりが希薄…あくせくした雰囲気…ゆったり安らげる生活が送りたい
通勤ラッシュの次に多かったのが、人は多いけれど孤独、忙しく動いてあくせくした雰囲気が疲れる、という意見です。
人間関係や東京の雰囲気に違和感を感じている人は多いようです。
いい仕事、いい家…お金がかかる。上を目指すことに疲れた
そのほか多かったのが、より上の生活を目指すことに疲れてしまったり、お金のかかる生活に嫌気がさしているという意見です。
東京に疲れた人が知っておきたい!人気がある田舎とは!?
さてここまで、東京に疲れたという人に多い理由を見てきました。
まずは、自分が東京に疲れる理由を整理して、東京を離れることで本当にそれが解消できるかどうかをきちんと考えてみることが大切ではないでしょうか。
では、実際に東京を離れるとしたら、どこを移住場所として考えたらいいのでしょう。
もしかすると、下記のランキングが参考になるかもしれません。
「47都道府県別 生活意識調査2016」
(暮らしやすさを自慢できますか?という問いに対して「はい」と答えた人が多い県をランキング)
- 福岡県(63.0%)
- 愛知県(48.0%)
- 静岡県(47.0%)
- 千葉県(45.0%)
- 香川県(45.0%)
「2017年版 住みたい田舎ベストランキング」
- 鳥取県鳥取市(78.12点)
- 大分県豊後高田市(77.12点)
- 富山県南砺市(76.28点)
- 静岡県静岡市(75.44点)
- 大分県宇佐市(75.16点)
引用データ:47都道府県別 生活意識調査2016 – ソニー生命保険より一部抜粋・2017年版 住みたい田舎ベストランキング – 宝島社より一部抜粋
ダブルでランクインしているのは静岡県。
住みやすい・住みにくいは個人の主観に左右されるのでなんとも言えませんが、こうしたランキングも参考にして移住先を検討してみるのも一つの方法です。
東京に疲れて地方・田舎で暮らしたいと思ったら考えておきたい3つのこと。
では冒頭でのAさんとの会話でもお話したように、田舎に住んでいる人の悩みについてもお話ししていきますね。
なぜ悩みを知っておいたほうが良いかというと、移住したら田舎に住む悩みを抱えることになるかもしれないからです。
事前にこれらを対策をして、理想の田舎暮らしをエンジョイできるようにしておきましょう。
東京とは違って娯楽がない…休みの日にすることがなく暇なのがつらい。
地方に住んでいる人のなかでも、とくに若い人に多いのは、
- 娯楽施設が少ないので休日にすることがない
- 憧れのブランドのお店がない、街が退屈
など、生活に楽しみを見いだせないという悩みです。
東京に住んでいると意識しませんが、田舎暮らしの人からすれば、東京は娯楽で溢れた場所。楽しい生活ができるというイメージです。
このあたりは東京を離れて初めて気づくことかもしれませんから、地方に移住しても自分なりの楽しみを見つけられるようにしておいたほうが良いですね。
- 自然が相手のアクティビティなど、楽しみを見つけておく
- どんなコミュニティーがあるかチェックしておく
- 東京や大阪等へのアクセスが良好な場所に移住する
などを検討してみると良いかもしれません。
人がいないので出会いがない…東京のほうが結婚チャンスはある!?
30代以上で未婚の人に多い悩みは、地方は若者が少なく、出会いや結婚チャンスが少ないということです。
東京に住んでいたとしても、アクティブに過ごさなければ出会いはありませんが、そもそも人口が少ない地方に移住すると、出会いたくても出会えないという状況になりやすいと言えます。
すでに結婚している人、出会いを求めていない人は逆に過ごしやすいかもしれませんが、そうではない場合、後々大きな悩みに発展しかねないポイントです。
最近はネットを通じた出会いのチャンスが増えているので、そこまで心配する必要はないかもしれませんが、「地方は出会いのチャンスが減るかもしれない」ということは頭に入れておくことをおすすめします。
働きたくても仕事がない…東京はまったく違う転職事情を知っておく。
年代問わず大きな悩みになっているのが、地方は東京ほど仕事が充実していないということです。
- 仕事が豊富にある東京で働きたい
- 希望の職自体がないから上京したい
という地方で働く人は多いですから、東京と同じ感覚で職探しを考えるのは危険です。
田舎暮らしは生活コストが下がるため、東京に住むよりお金をかけずに生活できる可能性はありますが、肝心の仕事が無ければ立ち行かなくなるのは目に見えています。
地方に移住を決めてから仕事を探すのでは遅いです。
東京にいるうちに、リクナビネクストなどの大手転職サイトを使って情報収集だけはしておきましょう。

いかがでしたでしょうか?
東京に疲れて地方への移住を考えたときに押さえておきたいことをお話してきました。
東京にいると、東京の良さは見えにくくなり、田舎や地方の良さが際立って見えますよね。
しかし、田舎や地方に住んでいる人も”逆の悩み”を抱えていることを頭に入れて、後悔のない移住計画を立ててください。
とくに「仕事がない」というのは大きな問題になりますから、情報収集はしておくと良いですよ。
「東京で働くのに疲れた…」
こんなふうに悩んでいませんか?
この記事では、
「東京から地方に移住したいなら考えておきたいこと」
についてまとめてみました。