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「社内ニートを辞めたい…」でも転職できるか不安。

出社しても、メールチェックや雑用ぐらいで、あとはやることが無いんです…
エア仕事を続けるのにも疲れました。。。

会社でやることがないのは辛いですよね。

でも、こんな状態で転職できるのか不安で。。。

たしかに、社内ニート歴が長ければ長いほど、転職は不利になってしまいます。
まずは、「転職すると決めたらやるべきこと」をお話しするので、一緒にチェックしてみましょう。


- 社内ニートの問題点を知る
- 転職するのに必要なポイントを知る
そうすれば、社内ニート生活から抜け出すことはできます。
なにより、「社内ニートをやめて転職したい」という気持ちが大切ですよ!
転職する前に知っておかないとマズイ!社内ニートの問題点

すでにご存知だと思いますが、「社内ニート」というのは、
- 出社してもなにもやることがない
- ずっと机に座っていて1日が終わる
- ネットを見てお昼を食べて帰るだけ
こんな風に、「会社に在籍しているにもかかわらず、仕事が与えられず、働くことなく1日を送る社員」を指す言葉ですね。
「自分は社内ニート」と感じているなら、「こんな状況が続いたら、いったいどうなってしまうんだろう」と、将来が不安ではないでしょうか?
また、社内ニート歴が長いと、気づかない間に様々なリスクを抱えてしまうことも知っておかなくてはいけません。
それではまず、
- 社内ニートの問題点を知る
- どう転職につなげていけばいいかを考える
この2つのポイントを一緒に見ていきましょうね。
社内ニート歴が長期化するのは成長チャンスを逃しているのと一緒

例えば50代・60代の社員であれば、とくにやることが無かったとしても、「定年までのんびりがんばろう…」と気持ちを切り替えれば、それも悪くはないかもしれません。
しかし、社内ニートと呼ばれる人たちは、20代や30代の若い人たちです。
本来は、経験やスキルをバリバリ積んでいく時期なのに、毎日出社してもやることがないというのは、成長するチャンスを逃しているのと一緒です。
つまり、
- 社内での評価が低いまま
- 昇給や昇進が期待できない
- 将来が見えない
という不安やリスクを抱えることになります。
一時的に仕事がないなら問題ありませんが、「年中することがない」という状態は、レッドシグナル。
社内ニート歴が長ければ長いほど、自分のキャリアが不利になっていく、と考えましょう。
社内ニート歴が長いと、いざ転職しようと思っても経験不足やスキル不足がネックになりますし、在籍している会社が傾けばリストラ候補にも上がりやすくなります。
また、中途半端に居心地のいい職場を抜け出すには、かなりの覚悟が入ります。
聞いたことがある方も多いと思いますが、「茹でガエルの法則」というやつですね。
「茹でガエルの法則とは…」
ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。
『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。
すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
社内ニートは、緩やかに温度が上がり続けるぬるま湯に浸かりながら毎日を送っているようなものです。
もしも、社内ニートを辞める決心が揺らいだときは、ここまでお話ししたことを思い出して、ぬるま湯から抜け出る強い気持ちを持ってください。
長い目で見れば、社内ニートを辞める行動を起こしたほうが、自分のためになるはずです。
社内ニートが転職するときにネックになってしまうポイントは?

社内ニート状態の人が転職するとき、障壁になりやすいのが、
- 現職の経験やスキルをアピールしにくい
- 転職理由が曖昧になってしまう
この2つのポイントです。
社内ニート歴が長いと、仕事の中身が伴っていないので、転職先企業に「前職の経験」「スキル」などを上手く伝えることができなくなってしまいます。
また、転職理由を「仕事が無かった」「暇でやることがなかった」とするわけにもいかないので、しっかりした理由を考えておかないと、「曖昧で目的がよくわからない転職」というイメージを採用担当者に与えてしまうこともあるんですね。
もう一つ気をつけたいのが、社内ニート状態に陥りやすい職場は、
- それなりに社員数が多い
- 業績もそこそこ良い
- 外から見ると働くには良い会社
という特徴を持っているケースが多いです。
すると、応募した企業の採用担当者に、「結構良さそうな会社から、なぜ転職しようと思ったのだろう?」と疑問を持たれることが多いので注意が必要です。
転職を決めたら、転職理由を曖昧にするのだけは注意して、転職活動を進めてください。
社内ニートが転職するために今日からできる3つのこと

では、社内ニート状態から転職を成功させるにはなにが必要でしょうか?
それは、次の2つのモチベーションです。
- 新しい職場では自分が戦力になる
- 社内ニート状態を抜け出てバリバリ働く
「やる気で押し切ろう!」と言うつもりはありませんが、モチベーションを高く持つことはとても大切なことです。
なぜかというと、今の職場を辞めない限りは「とりあえず給料はもらえるから、社内ニートでもいいか…」と逆戻りしてしまうこともあり得るからです。
そうならないためには、「強い決意やモチベーション」が必要になりますから、
- 社内ニートの問題点(変わらなかったらどうなるか)
- 今後どうしていきたいか(希望や夢)
これらを転職活動をはじめたら頻繁に思い返して、”転職成功”の先にある未来のために動いていきましょう。
それではここからは、転職するために「”社内ニート時間”を使って今日からできる3つのこと」をお話ししていきますね。
社内ニート時間を利用して転職のために「仕事を整理しておく」

出社してもやることがないのであれば、これまでの仕事をひとつずつ整理して、どんな経験を積んだかを細かく振り返ってまとめておきましょう。
そうすれば、自分がどんな経験やスキルを持っているかを把握できるので、転職活動に活かすことができます。
ただし、社内ニート状態でも、就業時間に求人サイトを見たり、応募書類を書いたりするのはNGです。
転職が正式に決まるまでは、上司や同僚に転職活動を知られるのはマイナスですから、十分に注意してくださいね。
現職の仕事を振り返ってまとめるくらいであれば、周りにも仕事をしているように見られるでしょうし、実際現職の仕事にも役立ちます。
応募する企業の採用担当者の目に留まるような経験は、できるかぎり細かくまとめておくのがポイントです。
社内ニート時間は有効活用して「転職に役立つ資格やスキルの勉強をする」

何をしてもうるさく言われない環境であれば、転職先で活かせそうな資格やスキルの勉強をしておくのも有効な時間の使い方です。
最近は、ネット上でスキルを学べるサービスもあるので、ネットサーフィンをしているくらいなら、勉強の時間にしたほうが転職やキャリアアップに有利です。
「◯◯の経験があれば優遇」「◯◯の資格があれば尚可」などの条件がついている求人も多いので、あらかじめ転職したい分野の求人を調べておけば、勉強すべき資格やスキルも見えてくるはずです。
たとえ資格自体を取得できなくても、「現職を続けながら勉強しています。」という姿勢は評価対象になります。
なにもやらないよりは、やっておいたほうが確実にプラスになるポイントです。
転職支援サービスを活用して社内ニート時間にも「求人を集めておく」

先にお話ししたように、就業時間中はいくら社内ニート状態でも求人探しは出来ません。
とはいえ、転職するのであれば、自分に合った求人をできるだけたくさん集めておくことが大切です。
そんなときは、転職支援サービスに登録して、キャリアアドバイザーに相談をしておきましょう。
転職支援サービスというのは、登録をすることで、
- 希望や経験・スキルに合った求人探し
- 面接や応募書類のアドバイス
- 転職の不安や悩み相談
などを無料でサポートしてもらえるサービスのことです。
これに利用すると、自分の希望に合った求人を、キャリアアドバイザーという担当者に探し出してもらえるので、効率的に求人情報を収集することができて便利です。
転職活動をキャリアアドバイザーと二人三脚で進めるイメージ、と言えば分かりやすいかもしれません。
仕事中もキャリアアドバイザーが求人探しや転職活動を進めているようなものですから、非常に効率的。
キャリアアドバイザーに紹介された求人であれば、面接対策や書類添削もしてもらえますし、どんな企業なのかも事細かく教えてもらえます。
先にお話ししたように、社内ニートからの転職は、
- 現職の経験やスキルをアピールしにくい
- 転職理由が曖昧になってしまう
などがネックになりやすいので、キャリアアドバイザーにアドバイスをもらったほうが安心です。
転職活動をすると決意したら、まずは転職支援サービスに相談すればスムーズにいきますよ。
社内ニートから転職するときにおすすめの転職支援サービスは?
お話しした「転職支援サービス」は、各社いろいろなサービスがあります。
しかし、社内ニート状態から転職する場合、あなたの「強み」「経歴」などをしっかり引き出せる、相談しやすいキャリアアドバイザーが多い転職支援サービスを使ったほうが良いです。
20代の方には、大手マイナビワークスが手がけている「マイナビジョブ20’s」がおすすめです。

20代限定(24歳から29歳)で転職サポートをしているサービスなので、強みや経験などをうまく活かすコツを教えてもらえます。
また、20代転職専任のキャリアアドバイザーが対応してくれるので、とても相談しやすいですよ。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
社内ニートを辞めて転職したいなら「必ず成長できる」

とうわけでここまで、社内ニートを辞めて転職するコツをお話してきました。
社内ニート状態でいることが我慢できないのは、「もっと自分は成長できる」と心のどこかで思っている証拠です。
もともとあなたは、仕事や働くことに対してモチベーションが高いはずです。
そんな人材は、どんな会社に行っても重宝されることは間違いありません。
ですから、まずは自信を持って転職に挑戦してください。
社内ニートを続けるより、やりがいある仕事に巡り会えるはずですし、自分自身のためになるはずですから、一歩踏み出してみてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
社内ニート状態から転職するには、強い熱意やモチベーションを持って、
- 仕事を整理しておく
- 資格やスキルを磨いておく
- 求人を集めておく
という3つのポイントに今日から挑戦してみてください。
とくに、キャリアアドバイザーとコネクションを持っておけば、スムーズに転職ができますから、まずは登録しておくといいですよ。
「社内ニート状態だから転職を考えている…」
そんな方は、毎日不安な気持ち気持ちで過ごしているのではないでしょうか。
この記事では、
「社内ニートをやめて転職するときのコツ」
をお伝えしますね。