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知っていれば避けられる!転職の書類選考に落ちる理由

なにが悪いのかサッパリ分からないので、転職できるか不安になってきました。。。

その気持ち、よくわかります…


そして、
- 自分の努力で改善できることにフォーカスして精度を高める。
- 自分にはどうしようもないことは縁が無いと割り切る。
こうすれば、書類選考の先に進めるはずです。
書類選考で落ちる理由を知れば、どんなポイントに力をいれるべきかが分かりやすくなります。ひとつずつチェックしていきましょう。
求人企業の求める人材像や人物像とギャップがありすぎる

転職の書類選考で落ちる最も大きな理由は、企業が求める
- 「スキル」
- 「経験値」
- 「年齢」
- 「人物像」
などと合致していないことにあります。
「優れた経歴やスキルを持っているけれど、必要としているポジションに適した人物像ではない」「年齢的にはぴったりだけど、スキルや経験値が足りない」など、企業のニーズとギャップがありすぎると書類選考の段階で落ちる可能性は高いですね。
年齢や人物像に関していえば、経験やスキルでカバーできることもありますが、企業は求人を出す段階で「想定する人材像」を絞っていることがほとんどです。
この想定ゾーンに入っていなければ、書類選考で落ちることが多いです。
書類に不備があったりビジネスマナーができていない

意外に気づかないのが、「応募書類の内容以前の不備」や「マナー違反」による不採用です。
- 書類に空欄が目立つ
- 誤字や脱字が多い
- 字が殴り書きのよう
- 切手代不足
などは、内容と関係がないところで書類選考で落ちる代表例です。
書類の不備やビジネスマナーは、「出来て当たり前」「スタートライン」というのが常識ですから、ここでミスをしているとなかなか先には進めません。
履歴書と職務経歴書の内容に差があって一貫性がない
- 履歴書と職務経歴書の内容が一致しない
- どこか不自然な印象を与えてしまう
これは、採用担当者に不安を抱かせる可能性が高くなります。
採用担当者は、転職者に対して「一貫した姿勢」を求めます。

なぜ、この志望動機に繋がるんだろう。。。
というように、ブレがある人は好まれません。
経歴やスキルが豊富であれば、「多少の疑問はあるが、面接で直接聞こう…」と思ってもらえることもありますが、多くの場合は書類にブレがありすぎると書類選考で落ちる可能性は高いと言えます。
応募人数が多すぎる・採用担当者の主観で落とされてしまう

採用担当者は、たくさんの応募者の中からもっとも自社に合った人材を見つけなくてはいけません。
しかし、時間的な制約があるために、応募者が多すぎると選考を正確に行うのが難しくなってしまうのが実情です。
決して良いことではありませんが、
- 採用担当者の勘で選ぶ
- パッと見で大体選ぶ
こんな風に書類選考を済ませてしまう、なんてことも…。
また、すべての企業が「必要な人材像」を明確に描いているわけではないため、採用担当者の好き嫌いや気分で選考が行われるケースも当然あります。
こうなると、
- 突出した経歴の持ち主
- 印象深い書類
が残りやすくなり、内容どうこうよりも採用担当者の主観や運で受かることもあります。
どうしようもない理由で書類選考は落ちることも!縁がないと割り切ろう

ここまでお話してきた内容でお分かりかと思いますが、転職の書類選考に落ちる理由は、
- 自分の努力で防げるもの
- 自分の力ではどうしようもできないもの
の2種類に分かれます。
そして、「選考自体がしっかりされていない」「採用担当者の主観で落とされてしまう」という場合は、運や相手の気分次第で書類通過率はどうにでもなってしまうわけです。
書類選考に落ちた理由を個人で探ることは難しいので、こうしたケースに当たったかどうかを分からないとは思いますが、
- どうしようない理由で落ちる場合もある
- 縁がない会社も世の中にはたくさんある
と割り切る気持ちを持つことも、転職活動のモチベーションを保つために実はとても大切。頭に入れておけば、気分的に楽ですよ。
転職の書類選考で落ちるときは「自分で改善できるポイント」に注目する

転職の書類選考で落ちる時は、自分の力ではどうしようもないことを悩むより、自分で改善できる次の3つのポイントに注目して対策を立てることをおすすめします。
- 書類の不備やマナー違反を徹底してなくす
- 履歴書と職務経歴書で一貫した姿勢を貫く
- 求人情報と企業情報をよく調べて合致した求人にアプローチする
書類の不備やマナー違反は、いくらでも防ぐことができますし、改善することもできます。履歴書と職務経歴書で一貫した姿勢を貫くのも同様です。
書類選考に落ち続けているのに、書類のアップデートをせずに同じ内容を送り続けていても、結果が変わる可能性は低いです。一度、書類のチェックをすることは必須ですね。
まずは、この2つを徹底してみてください。
また、応募する企業は果たして、
- 「自分の経歴やスキルを欲しがるか?」
- 「自分の人物像を必要としているか?」
という目線で考えてみるのはとても大切なことです。
お話ししたように、採用担当者が書類選考を応募者を落とす最も多い理由は「求める人材像や人物像とギャップ」にあります。
「自分はこの求人に合致した人材なのかどうか?」を考える目線を持つことで、応募書類通過率を上げられるはずです。
書類選考に落ちる不安が大きいなら転職支援サービスを利用しよう!

最後に、書類選考の通過率を高める、とっておきの方法をお話しします。
それは、「ライバルが少ない求人で勝負する」ということです。
例えば、2人の採用枠に100人の応募があれば、面接に進む段階で90人は落とされても不思議はありませんが、2人の採用枠に10人の応募であれば、書類選考を通過する確率はグンと上がることが想像できるはずです。
採用する側も応募者を比較したいものなので、応募者数が少なければ「まずは面接に呼んで、そこで決めたい」という心理が働きます。
もちろん、現実にはここまで簡単な話はありませんが、ライバルが少ない求人のほうが書類選考で落ちる可能性は少なく、内定をもらう確率が高くなるのは事実です。
ですから、ライバルが少なく、求人企業が求める人材像や人物像とギャップが少ない求人を見つけることが転職成功の近道と言えるんです。
とは言え、そんな都合の良い求人をひとりで見つけるのは難しいでしょうから、転職支援サービスに登録してキャリアアドバイザーに求人を探してもらうのがおすすめです。
転職支援サービスというのは、登録をすると、
- 希望や経験、スキルに合致した求人紹介
- 求人企業への推薦
- 面接や応募書類のアドバイス
- 自己分析やキャリアカウンセリング
などをキャリアアドバイザーという担当者に無料でサポートしてもらえるサービスのことです。
転職支援サービスには、一般の求人サイトでは見つけることができない「非公開求人」というものが集まっているので、必然的にライバルは少なくなります。
また、キャリアアドバイザーに経歴やスキルを伝えた上で合致する求人企業だけを探し出してもらえるので、書類で落ちる確立は減るはずです。
実際、ぼくも20代で初めて転職を経験したときは、書類選考で落ちてばかりでしたが、転職支援サービスを使ったことで書類落ちが劇的に減った経験があります。
それだけ、求人企業が求める人材像との合致は大切な要素なので、書類選考が落ちる状態が続いているなら、キャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
「書類選考に落ちる…」転職の悩みを相談したいエージェント2選
まず、20代の方におすすめできるのは、大手マイナビが手がけている「マイナビジョブ20’s」です。

20代転職限定(24歳から29歳まで)でサポートしているので、
- 20代に特化した求人が多く集まっている
- サポートやノウハウがしっかりしている
- マイナビだけの求人も多い
など、20代にはプラスのポイントが盛りだくさんです。
キャリアアドバイザーも「20代専任」なので、対応も親切丁寧。「初めての転職」「書類や面接に不安がある」という場合でも相談しやすいです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
「書類選考に落ちる…なぜ!?」
こんなふうに悩んでいませんか?書類で落ち続けるのは辛いですよね。
この記事では、
「転職の書類選考に落ちる理由と対策」
をお伝えしますね。