

転職したいけどセールスポイントが見つからない!どうするべき!?

これといった実績をあげたことがないので、転職に使えそうなものが思いつきません…転職は諦めるべきでしょうか?

真剣に自己分析をなさったようですが、もしかすると「セールスポイント」「実績」の捉え方が少しズレているのかもしれませんね。
Aさんが考える、セールスポイントや実績は、どんなものですか!?

- 「売上をグンと伸ばしたこと」
- 「特別に会社に貢献できたこと」
- 「大きな活躍をしたこと」
などではないでしょうか。

ただ、Aさんが挙げたようなすごい実績を残している転職者は、そんなには多くないはずです。
もし、売上をグンと伸ばすことや、何か大きなことを成し遂げたことだけを「実績」とするなら、大半の方は転職できないことになってしまうと思いませんか?


例えば、「この仕事を◯日までに、ここまで終わらせる」という毎日取り組んできたようなことも含めてです。

でも、それは当たり前の話では!?

例えば、5年のキャリアがあれば、それ相応に出来るようになったことがあるはずですから、そういうものは全部「実績」と考えていいんですよ。
自分には当たり前過ぎることが、「セールスポイント」に結びつくことは結構あるものですよ。
転職のセールスポイントを見つける7つのコツ

ここまでお話したように、少しでも社会人経験を積んで転職を考える人であれば、「実績が全くない」ということは考えられません。
実績やセールスポイントの捉え方・自己分析の仕方にズレがある可能性が高いです。
- 「こんなの当たり前だから。。。」
- 「これは、実績とはカウントできない」
こう考えるのは、あなた目線の物の見方です。
採用担当者からすると、十分評価に値する実績や経験があなたにはあるかもしれませんから、もう一度セールスポイント探しをしてみるのがおすすめです。
ここからは、「実績・セールスポイントを見つけるための7つのポイント」をお伝えしていくので、じっくり取り組んでみてくださいね。
1 上司、顧客、上の立場の人に褒められたことを挙げてみよう
- 褒められたのはなぜか?
- それに取り組んだ姿勢、過程
これらを検証してみてください。褒められるということは、何かが普通よりも良かったはずですから、セールスポイントに繋がるはずです。
2 上司、顧客、上の立場の人に感謝されたことを挙げてみよう
ビジネス上で感謝されるということは、誰かの役に立った・なにか利益をもたらしたということです。
- どんなことをして感謝されたか
- どんな結果を生んだのか
検証してみましょう。
3 少しでも目標を上回る結果が出たことを挙げてみよう
- 目標よりも早く出来た
- 内容がよく出来た
- たくさん出来た
など「成功体験」を挙げてみましょう。それができた理由も合わせて考えることが大切です。
4 達成感や満足感を感じた経験を挙げてみよう
仕事のやりがいに通じる経験には、自分のセールスポイントが隠れている可能性があります。
達成感や満足感を得た経験を思い出してみましょう。
5 「よくできた」と自分を褒めた経験があれば挙げてみよう
ビジネス上で、自分を褒めるくらいに努力した経験は、人にアピールしても十分に通用する「セールスポイント」になります。
自信を持ってそれを転職面接に活かしましょう。
6 あなたの部下が挙げた成果を挙げてみよう
あなたの部下の成果は、あなたの指導があって実現したものです。
部下だけの成果や実績とは思わずに、自分がどんな力を発揮したか考えてみましょう。
7 あなたが参加したチームが挙げた成果を挙げてみよう
あなたのチームの成果は、あなたの力があってこそです。
チームでどんな役割を果たし、どんな力を発揮したか検証してみましょう。
転職のセールスポイントは「自分には見えていないだけ」が多い

もう一度自らの実績を振り返ってみると、案外いろいろなセールスポイントがあることに気付くのではないでしょうか?
「実績やセールスポイントが何にもない」と思っていても、それは「自分には見えていないだけ」ということが多いです。
とくに、これまでしっかり業務をこなしてきたなら、職務を遂行する能力がある証拠です。あとは、それをいかに魅力的にアピールするか、ということが大切です。
また、こんなことも「実績・セールスポイント」を探す材料になるはずです。
- 新入社員の指導をした経験
- 研修など自己啓発経験
- 日々仕事で心がけてきたこと
- 部下をもった経験(人数や時期)
誰でも、転職で強みになるセールスポイントはあるはずなので、積極的に探してみてくださいね。
セールスポイントがどうしても不安なら客観的に見てもらおう

もしも、自分ひとりでは転職に活かせるセールスポイントが見えてこない、転職に自信がもてない、という場合は、転職支援サービスを利用して、キャリアアドバイザーに客観的にキャリアを見てもらうのがおすすめです。
”転職支援サービス”というのは、登録をすることで、
- 自己分析などのキャリアカウンセリング
- 望みや経験などに合った求人紹介
- 書類や面接のアドバイス
- 応募企業の詳細な情報提供
などを、キャリアアドバイザーという担当者にサポートしてもらえるサービスです。
キャリアアドバイザーの役目は、転職者のセールスポイントを求人企業に伝えて推薦することなので、どんなポイントが強みになるかを的確に見極めてもらうことができるというわけです。
また、応募書類や面接のアドバイスもしてもらえたり、応募企業の深い情報を予め知ることができるので、転職に自信がもてなくても、安心して採用試験に臨むことができます。
「転職で活かせるセールスポイントが見えない…」と悩んでいるより、転職支援サービスを積極的に活用して、キャリアアドバイザーに相談すると良いですよ。
しっかりアドバイスをもらえるおすすめの転職支援サービス2選
20代の方におすすめできるのは、 大手マイナビワークスが手がけるマイナビジョブ20’sです。

20代専門(24歳〜29歳が対象)の転職支援サービスなのでサポート力が高く、20代に特化した求人が数多く集まっています。
キャリアアドバイザーの対応が親切丁寧なので、転職に不安がある場合でも相談しやすいのがポイント。20代ならコネクションをもっておきたいエージェントです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
「転職はしたいけどセールスポイントが見つからない…」
これは、転職できるか不安になりますよね。。。
この記事では、
「転職のセールスポイントを見つけるコツ」
をお伝えします。