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転職で後悔だけはしたくない!後悔しないコツは!?

一度会社を辞めてしまったら後戻りはできないので、なかなか気持ちが決まらなくて…

それならまずは、
- 転職に失敗して後悔する人の特徴
- 転職に成功する人の特徴
をチェックしておきましょう。
後悔しないためのポイントが見えてくるはずです。
どうして転職で後悔する?2つの「後悔ポイント」

転職サイトなどで求人を見ると、
- 「やりがいのある仕事です。」
- 「働きやすさ・待遇抜群!」
- 「一緒に成長しましょう!」
など、ポジティブなキャッチコピーが並んでいますよね。
それを見ていると、「転職したら良い毎日を送れるかもしれない…」と思ってしまいがちです。
しかし、転職を叶えた人に「直近の転職満足度」を聞いた以下のデータによると、
- 成功した 16.4%
- どちらかというと成功した 57.4%
- どちらかというと失敗した 20.0%
- 失敗した 6.1%
転職して2年以内の20~40代男女1034名に実施した「転職に関する意識調査」(調査会社:リブセンス、調査期間:2016年3月22・23日)
http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/011500044/052300014/
26%の人が転職に失敗したと答えているのです。
つまり、

と転職した4人に1人は後悔しているのです。
こうならないためには、「転職に失敗して後悔する人の特徴」を事前に知って転職に臨むのが1番です。
転職を後悔している人に多い理由をまとめたので見てみましょう。
「自分に合わない職場」に転職して後悔…

転職後に後悔する理由として多いのが、
- なんとなく社風が合わない
- 会社の雰囲気や働いている人に馴染めない
など、自分には合わない職場や仕事に転職してしまったケースです。
「合う・合わない」は感覚的なことなので、ついつい

- なんとなく合わなそうだけど、給料は良いし…
- 社風は合わない気もするけど、待遇面は魅力的だし…
「数ヶ月働けばそのうち慣れるかもしれない」と転職を決断するものの、結局は後悔してしまう。。。ということが多いようです。
自分に合わない職場に転職したHさんの例も見てみましょう
転職活動してすぐに内定を頂いた会社に転職しました。
なるべく早く前職を辞めたかったので、転職活動は長引かせたくないという気持ちがあって、入社を即決しました。
ただ、面接のときに社長の話に共感できない部分があって、社風も私には合わないかもなと感じていました。
実際働いてみると、私の勘通りで社内ルールや仕事の進め方が私には全然合っていません。
すぐに辞めて転職するのはさすがに無理だと思うので、仕方なく働いていますが、転職活動にもっと時間をかければよかったと後悔してもしきれない気持ちです。
Hさんのように、自分には合わないと感じる職場に転職してしまうと、転職の満足度は著しく低下してしまうので注意が必要です。
「大幅な環境の変化」を転職で経験して後悔…

転職すると働く環境は変化するものですが、
- 大手企業から中小企業へ転職
- まったくの未経験分野に転職
などで、その変化が大きすぎて後悔するケースも多いです。
大手から中小に転職したKさんのケースを見てみましょう。
私は大手企業に勤めていたのですが働き過ぎて体を壊し、中小企業に転職をしたのですがとても後悔しています。
理由は、仕事の進め方や会社設備、社風、同僚の仕事に対する考え方、全てが違いすぎてとてもついていけないからです。
こんなやり方してたらいつまで経っても仕事が終わらないよ、ということは日常茶飯事で、仕事の効率化とは無縁の職場。
ダラダラと残業をさせられる毎日にウンザリしています。
意識していなかったですが、前職は大手で働いているという優越感があったので、それを失ったことも後悔ですね。
チャレンジ精神を持って臨んだつもりの転職が、大幅な環境の変化に戸惑ってしまったり、前職よりもランクが下がったと感じてしまうと、大きな後悔に繋がってしまいます。
「仕事にやりがいがない・つまらない」ので転職を後悔…

- 待遇や給与は良いから転職したけど仕事にやりがいがない
- 異業種に挑戦したけど意外に仕事がつまらない
など、仕事に対してやりがいが感じられない、つまらないと感じてしまう、などで転職したことを後悔する人も多いです。
年収アップを目的に転職を決めたIさんのケースを見てみましょう。
前職はアパレルで店長をしていました。アパレルが好きで仕事も気に入っていたのですが、結婚して子供が出来たのを機に、もう少し給料が良い仕事をしたいと考えて異業種の今の職場に転職しました。
給料も上がってボーナスも今年からは出るので嬉しい反面、1年仕事をしてみてやっぱりアパレルに戻りたいなと思っています。家族には言えないですが。
前職は店長止まりだったかもしれないので、これも運命と思っていますが、後悔していないかと言われれば本心は複雑です。
待遇アップや、現職に不満を感じて未経験分野に挑戦するなどの場合、転職を叶えること自体に喜びは感じても、実際に働いてみると「自分が本当にやりたい仕事だったのだろうか…」と後悔に繋がる場合があるようです。
後悔しないために「現職で不満を解決できないか」きちんと考えよう

後悔する人の理由を見てみると、
- 自分が希望していない仕事に転職してしまう
- 転職先企業の環境や待遇が大きく変わってしまう
これらが転職後の後悔につながりやすいことがわかります。
やむを得ず転職をして、転職先で後悔している人はある意味しょうがないと言えますが、印象的なのは前職の不満や不安を解消しようと転職したのに、「結果的には前職のほうがよかった…」と後悔している人も多いことです。
こうならないために大切なのは、転職する前に「今の不満や不安は、本当に現職では解決できないか?」をよく考えることです。
後悔するということは、現職に対して何かしら良い面があるということです。
転職は「現職では不満が解決できない」ときちんと判断してからでも遅くないので、現職で改善策はないのかをもう一度考えてみることも必要ですよ。
転職に成功する人はどんな転職をしているの!?

では転職に成功する人、つまり満足度が高い転職をしている人は、どんな転職をしているのでしょうか?気になりますよね。
これを紐解くには、以下の「転職先を選んだ理由別満足度ランキング」(マイナビ調べ)が参考になります。
- 会社業績・安定性に魅力を感じた 72.9%
- 希望の業界だったから 70.2%
- 希望の仕事だったから 69.2%
- 前職より給料が上がったから 63.7%
- 前職より労働時間が短かったから 63.5%
参照元:マイナビ http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/reason/140214/index
このように、転職後の満足度が高いのは、「安定した会社に転職したこと」「希望の仕事や業界に転職したこと」が多い結果になっています。
意外にも、条件面(給与・労働時間・休日)を突き詰めた転職は、満足度のトップ3には入っていません。
ですから、たとえ転職のきっかけが人間関係の悩み、給与の低さ、職場環境の悪さなどだったとしても、それだけを解決するのではなく、
- 自分がやりたい仕事はなにか?
- 進みたい方向や挑戦したい業界は?
をよく考えた上で、業績がよく安定性のある会社選びが転職で後悔しないコツと言えます。
転職して前職の不満や不安は解決できても、取り組む仕事内容が自分に合っていなかったり、仕事に喜びを感じられなければ、やはり満足度は低くなってしまいます。
転職を進めるときは、自分のやりたいことをもう一度よく考えて、応募企業の情報収集を徹底することをおすすめします。
転職で後悔しない「自己分析」「情報収集」を徹底するコツとは!?

転職活動の基本となるはずの「自己分析」と「情報収集」ですが、実はこの基本が徹底できていないために、転職で後悔する人が多いと言えるんですね。
ですから、転職支援サービスのキャリアアドバイザーの力を借りて、自己分析や情報収集を行うのがおすすめです。
転職支援サービスというのは、
- 希望に沿った求人紹介
- 書類や面接のアドバイス
- 転職の不安や悩み相談
- 応募企業の詳細な情報提供
などをキャリアアドバイザーという担当者に無料でサポートしてもらえるサービスで、「転職エージェント」とも呼ばれています。
キャリアアドバイザーに相談することで、培ってきたキャリアの強みを整理できたり、本当にやりたい仕事が具体的に見えることがあるので、「転職で後悔しないか不安…」というなら、まずはカウンセリングしてもらいましょう。
また、企業情報はキャリアアドバイザーを通したほうが、詳細で濃い内容を得ることができて有利です。
例えば応募する企業の
- 職場の人間関係や雰囲気
- 上司の人柄
- 面接時に重視していること
- 詳細な仕事内容
など、求人票やHPでは分からないことをキャリアアドバイザーは握っています。
転職を成功させるには、企業の深い情報収集がカギになるので、キャリアアドバイザーをうまく活用していきましょうね。
おすすめできる転職支援サービスについては、以下の記事が詳しいので参考にしてください。

「転職して後悔しないか不安。。。」
こんなふうに悩んでいませんか?
この記事では、
「後悔する人と成功する人の違い」
をお伝えします。