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ブランクが半年出来てしまった…転職できるか不安…

もうすぐブランクが半年なのですが、このまま転職できないんじゃないかと心配です。

実は、ブランクが問題視される期間は「半年から」と言われているんです。
なぜ半年か?と言われると、
- 半年もあれば次の仕事は決まるはず
- 半年以上かかるのはなにか問題がある?
そう思う採用担当者が多いということなんです。


ただ、ブランクが長くなると、例えばこんなことを採用担当者は不安に思うんです。
- 仕事が決まらないのは問題がある人?
- もしかすると働く意欲が低い人なのかも
- ブランク期間に何をしていたのだろう?
真面目に転職活動をしていても、採用担当者はこんな不安を持ってしまうのは仕方のないことです。


採用担当者を納得させる答えを用意しておくことが大切ですね。

考えておかないと。。。

その解決策も合わせて考えていきましょう。
半年のブランクが空いたら転職活動の仕方が間違っているかも!?

Aさんとの会話のように、半年以上のブランクが空いてしまうと、採用担当者に「なぜ?」という不安を与える事になり、転職活動ではマイナスになってしまいます。
しかし、すでに空いてしまったブランクは、しょうがないことですよね。
ここは気持ちを切り替えて、
- どうして半年のブランクが空いてしまったか?
- なぜ転職活動で内定をもらえなかったか?
をもう一度考えてみることが大切です。
もしかすると、「転職活動の進め方」に問題があるのかもしれないので、次のポイント4つをチェックして、自分に足りない部分を補っていきましょう。
そうすれば、たとえブランクが半年でも、転職活動で内定をもらえる可能性はグンとアップするはずです。
応募する企業の数が少ないことが半年間のブランクの原因に?
まず最初に考えたいのが、応募する企業の数が少なすぎないかということです。
当たり前ですが、たとえ半年間転職活動をしていても、トライする求人の数が転職を成功させている転職者よりも少なければ、内定をもらえる確率も少なくなってしまいます。
ここで参考にしたいのは、DODAが公表している「転職成功者の平均的な応募企業数」です。
このデータによると、平均応募者数は13.1社。
もしも、半年転職活動でこれよりも応募企業数が極端に少ないのであれば、単純に応募する企業の数を増やす必要があるわけです。
また、平均的な応募企業数を年代別に見ると、
- 20代 14.7社
- 30代 12.8社
- 40代 9.7社
2015年に転職した人は何社に応募した?転職成功者の「平均応募社数」
http://doda.jp/guide/manual/3/01_003.html#ageType
というデータが出ているので、これも参考にして自分の応募社数をチェックしてみるといいですね。
もしも、これ以上に応募しているのに内定が取れていないのであれば、他に問題があると考えましょう。
応募書類や転職面接の対策が十分ではないので半年間のブランクが…

応募する企業数が平均に届いているのに、
- 書類選考が通過しない
- 面接でいつも落とされる
こうして半年のブランクができた場合、応募書類や面接対策が十分にできていないことが考えられます。
応募書類や面接にも、業界や年代によって多少左右されますが、最低限のマナーがあります。
- 応募書類の作成の仕方
- 郵送の仕方
- 面接時の立ち振舞い
- 言葉遣いや話す内容
など、自分では気づかないところでマイナス評価を受けている可能性もあります。
マナーの常識や受け答えの模範回答は、転職のマニュアル本などを参考にすればある程度は掴めますが、実際は、その企業によっても採用担当者によっても、求めるものや求める人材像は変わってくるものです。
確実なのは、転職エージェントを通して仕事を探してもらって、キャリアアドバイザーに書類・面接対策をアドバイスしてもらうことですね。
キャリアアドバイザーは、紹介する企業ごとに採用担当者とコンタクトをとっているので、
- どんな人材をもとめているのか
- どんな能力をアピールしたらいいのか
などを、事前に情報提供してくれます。
応募書類や面接対策で躓いている・自信がない、という場合は、キャリアアドバイザーに相談して転職を進めることで、ブランクを長引かせずに内定を取れるはずです。
自分に合わない「仕事・企業」に応募し続けると半年のブランクの原因に

たとえ、多数の企業に応募していても、良い応募書類や面接を披露していても、結局は「あなたの経験やスキル」を活かせない仕事や企業に応募し続けている限りは、内定はなかなかもらえません。
つまり、自分の都合で作った商品があって、それを全く必要としない人に売り込みを続けても、買ってもらえない確率が高いのと一緒ですね。
転職は、「全く新しい仕事にチャレンジする!」というよりは、「これまでの経験やスキルで貢献する!」という姿勢で臨むのが基本的な考え方です。
また、「自分が働きたいから」「自分のスキルや経験はこれこれです」というように、自分勝手なアピールではなく、企業側のニーズに応えるにはどうするべきかと考えたアピールが高い評価に繋がります
そして、未経験の職種に転職する場合は、20代の内は歓迎してくれる企業も多いですが、年齢が上がるにつれて、どうしても内定を取ることは難しくなってきます。
これらをよく考えて仕事選びをしないと、転職先が決まらずにブランクも伸びてしまうかもしれません。
自分では気づかないところで、これまでの仕事選びが「経験やスキル」と上手くマッチしていないことも考えられるので、こんな場合もキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
思いがけない求人を薦められたり、仕事選びで有益なアドバイスをもらえることもあるので、一度は第三者目線で自分のキャリアを振り返ってもらうことは大切ですよ。
半年のブランクを乗り越えて転職するためのコツ

ここまでお話してきたように、もしも書類や面接対策に不安があったり、どうもマッチしていない仕事に応募していると感じたら、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用して半年のブランクを乗り越えるキッカケにしましょう。
あなたに合った求人を紹介してもらえるのはもちろんですが、
- 魅力的な応募書類の書き方
- 面接でブランクをどう説明したらいいか
などを相談できるので、半年のブランクを出来る限りマイナスにせずに転職活動を仕切り直せます。
経験豊富なキャリアアドバイザーは頼りになるので、なるべくサポート力の高い転職エージェントを利用することをおすすめします。
半年のブランクを乗り越えるために使いたい転職エージェント2選
では、”サポート力が高い”とは、どんなエージェントを選べば良いのでしょうか?
ポイントは、
- 大手の信頼できるサービスを使う
- 自分にマッチするサービスを使う(年代やサポートエリア)
この2つです。
大手サービスは、求人数が多く転職ノウハウがきちんとしているので、結果的にサポート力も高いと言えます。
また、それぞれサービスごとに得意な年代や地域があるので、きちんと見極めて選ぶことも大切です。
まず、20代の方におすすめできるのは、「マイナビジョブ20’s」というサービスです。

20代の転職(24歳から29歳の転職者)に限定してサポートしているので、マッチした求人を紹介してもらいやすいです。
担当のキャリアアドバイザーも20代転職のスペシャリスト。相談しやすく悩みを打ち明けやすいのもおすすめの理由です。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。

いかがでしたか?
半年のブランクは、採用担当者にはマイナスに映ってしまうので、なるべく早く内定がもらえない原因を見つけ出したいところです。
- 企業に応募する数自体が少なすぎる
- 応募書類や面接対策が十分にできていない
- 自分に合っていない仕事・企業に応募している
この3つのポイントを探ってみてください。
その後は、キャリアアドバイザーに相談しながら、半年のブランクを乗り切るプランを立てていきましょう。
「転職活動でブランクが半年できてしまった…」
転職できるか不安になりますよね。
この記事では、
「ブランクが半年できたときの転職活動のコツ」
をお伝えしますね。