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やりがいがない仕事はつらい…転職にもリスクや不安はつきもの…

今の仕事はまったくやりがいがない…
転職も考えているけど、やりがいを求めても良いのかな!?
こんなふうに悩んでいませんか?
人間は平均的に、生涯の9.5万時間から10万時間を仕事に費やしていると言います。
そんな膨大な時間を、やりがいを感じられずに過ごすのは、どう考えてもつらいですよね。「転職をして、やりがいを感じられる仕事がしたい!」と思うのも無理はないと思います。
ぼくはこれまで、3度の転職を経験していますが、2度目に転職をしたときは、「やりたい仕事にどうしても転身したい」という理由がありました。
なので、仕事にやりがいを求める気持ちがよく分かります。
しかし、やりがいを求める転職にリスクや不安がつきもの。なかなか一歩が踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事は、
- そもそもやりがいのある仕事とはなにか?
- やりがいのある仕事を求めて転職してもいいのか?
この2つのトピックをお話ししていきます。参考にしていただけたら嬉しいです。
転職する前に考えたい!やりがいのある仕事ってそもそもなに?

「仕事にやりがいがない…転職したい…」こう思っていても、意外なことにやりがいがある仕事とは何なのかが良く分からない人は多いと思います。
あなたは、「やりがいのある仕事=◯◯」と、すぐに答えが浮かびますか?
もしも浮かばないのであれば、その状態で転職しても、結局は同じことの繰り返しになる可能性が高いので注意が必要です。
そこで参考にしていただきたいのが、「やりがいのある仕事=幸せな仕事」という考え方です。
きっとあなたも、やりがいを感じている時は、同時に幸せを感じるはずです。
つまり、あなたが仕事で幸せを感じるのはどんな瞬間なのかを考えることで、
- 「どんな業界・職種を選べばいいか?」
- 「どんな求人内容を探せばいいか?」
が見えてくるはずなんです。
また、アメリカのForbes誌に掲載された「The ten happiest job(幸せな10の仕事)」という記事によると、幸せな仕事のトップ10は以下のようになっています。
- 聖職者
- 消防士
- 理学療法士
- 著作者
- 特別支援教室教師
- 教師
- 芸術家
- 心理学者
- 金融サービス代理販売
- オペレーティングエンジニア
この結果を見ると、トップ10の仕事に多いのは、
- 人の幸せが見えやすい仕事
- 自由度が高い仕事
ではないでしょうか?
日本とは多少環境が違うので、聖職者は一般的ではないかもしれませんが、理学療法士や教師、消防士などは、人を助けることで幸せや喜びを得やすいですよね。
芸術家、著作者、特別支援教室教師などは、自由度が高く、やはり喜びを感じやすい仕事と言えます。
やりがいを感じる仕事は、自分にも人にも幸せや喜びを提供し、それをダイレクトに感じやすい仕事、なのかもしれません。
こんな視点で、「自分にとってのやりがいのある仕事」をじっくり考えてみると良いですよ。
やりがいがないから「やりがいのある仕事」を求めて転職していいの?

仕事にやりがいがないという理由で転職するのは、無責任で子供じみた動機のように思える人は多いと思います。
転職は、経済的・キャリア的にさまざまな問題が生じるリスクもあるので、簡単にはいかないのも事実です。
しかし、冒頭でもお話ししましたが、人生の9.5〜10万時間は仕事に費やすわけですから、やりがいある仕事ができる環境を整えることも、実は大切なキャリアマネジメントと言えるのではないでしょうか。
やりがいを感じて、幸せに働くことができれば、
- 周りの評価を得やすい⇒昇給や昇進しやすい
- 長く働くことができる⇒経験やスキルが積みやすい
このように、結果的には経済的・キャリア的に充実する可能性は高くなります。
ですから、「毎日、まったく仕事にやりがいを感じない…、本当につらいな…」とモヤモヤした気持ちでいるなら、まずは在職しながら転職活動をして、自分にとってやりがいを感じる仕事は何なのかを探ってみることをおすすめします。
やりがいのある仕事を探す転職活動はキャリアアドバイザーに相談する


と思いますよね。
やりがいのある仕事に転職するときは、自分が幸せを感じることや興味がある仕事だけを狙っても、「給料が低くてやっていけない」「実際はやりがいとは程遠い環境だった」という結果になることも多いので注意が必要です。
自分がやりがい・幸せを感じる仕事・業界・働き方
+
これまでの経験やスキルを活かせること
+
給料や待遇面に無理がないこと
これらをバランスよく満たしたものを探すことが大切です。
これを叶えるには、ひとりで転職活動を進めても難しいものがあるので、おすすめはキャリアアドバイザーに求人探しを手伝ってもらうことです。
転職サイトのエージェントサービスを使えば、キャリアアドバイザーという担当者が、希望やあなたの経験・スキルを考えた上で、適した求人を紹介してくれます。
キャリアアドバイザーは、求人を出している企業の採用担当者と打ち合わせをして、
- どんな人を求めているか?
- どんな仕事を任せるのか?
- 職場の雰囲気は?上司の人柄は?
など、詳しい仕事情報を集めているので、「その求人は本当にやりがいのある仕事ができるのか?」という疑問を聞き出せる存在というわけです。
ですからまずは、キャリアアドバイザーの助けを借りて情報収集をして、やりがいのある仕事を探ってみましょう。
また、今後のキャリアも相談できるので、「仕事のやりがい」「幸せな仕事」の答えが見えるかもしれません。
エージェントサービスについては、以下の記事も参考にしてくださいね。

「仕事に全くやりがいを感じない…」
これは憂鬱ですよね。
この記事では、
「仕事にやりがいがないときの、転職成功の鍵はなにか?」
についてお話しします。