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仕事が辛くて虚しい…辞めていいの!?

自分がやっていることに何の意味があるのかなと考えてしまって。
「辞めたい、転職したい」と思うのですが、これは間違っているんでしょうか?

仕事に虚しさを感じてしまうのは、仕事や人生に対して真剣度が高いから思います。
実は、Aさんにピタリとハマる仕事が見つかりさえすれば、それは大きな強みになるんですよ。

う〜ん、そうでしょうか・・・。

しかし、毎日が虚しいなら自分の力を発揮できる環境を求める勇気も必要です。
詳しくお話していきますね。
仕事が虚しいときは仕事に「自分なりの意味」を見出すことが大切

朝起きて会社に行くのは気が重く、仕事にもやる気が出ない。
当然、成果も上がらず、毎日虚しい気持ちで一杯になってしまう。。。そんな毎日を過ごしてはいませんか?
仕事に対して虚しい気持ちで一杯だと、毎日がとても苦しいですよね。
もちろん、いくら現職が虚しくても仕事をしてさえいればお給料はもらえますし、生活に困ることはありません。ある意味、安定した生活が保証されています。
しかし、仕事は「生活の為だけ」にするものではありませんよね。
仕事を通して、自己成長を実現したり、やりがいや喜びを感じることも大切です。
人は機械ではないので、
- 先が見えない
- 目標が曖昧
- 意味が見出せない
こんな状態のまま走り続けることはできません。
仕事に、自分なりの意味を見出したくなるのはごく自然なことではないでしょうか。
ですから、仕事が虚しいことを理由に転職を考えるのも決して間違いではありません。
結果的に満足度の高い毎日を手に入れることができるのであれば、少々は”キャリア的な遠回り”をしても良いと思います。
ただし、転職を進めるときは必ず、
- どうして虚しいのか明確にする
- 転職で気をつけることを知っておく
これらに注意することは大切です。
仕事が虚しいと感じる理由をもう少し深く考えてみましょう。
仕事が虚しいのは「やりがいを感じられない」から

仕事に虚しさを感じている大半の方は、「仕事にやりがいを感じられない」のではないでしょうか?
例えば、
- 新卒で内定が出たのがたまたま今の会社だった
- とりあえず周りを気にして就職した
- 年収の高さだけを考えて転職した
など、自分の気持ちよりもなんとなく周りに流されて仕事をしているケースです。
やらされている感があるので、仕事そのものに自分なりの意味が見出せなくなっているんですね。
また、自分で仕事は選んだものの、
- フタを明けてみたら仕事が合わなかった
- 辛い仕事環境でやりがいどころではない
という場合は、ギャップがありすぎることが仕事の虚しさにつながっています。
いずれの場合も、気持ちが満たされていないことに原因があるので、
- 「自分が本当にやりたいことは何なのか」
- 「今後どうなっていきたいか」
を優先的に考えて、転職先の仕事を選ぶことが大切です。
余談ですが、ロシアの有名作家であるゴーリキーは、
仕事が楽しければ、人生は楽園だが、仕事がつまらなければ、人生は地獄と化す。
という言葉を残しています。
仕事にやりがい、喜びを求めることは人として自然なことです。
転職するときは、自分の気持ちを大切にしましょうね。
仕事が虚しいのは「どんなに仕事をしても評価されない」から

仕事に虚しさ感じてしまう方の中には、仕事自体ではなく「どんなにがんばっても評価されない」という点に不満を感じている人もいるはずです。
- 成果を出しているのに一向に待遇が改善されない
- いつもおいしいところは上司がもっていく
- いくらがんばっても褒められないし評価されない
など、自分の働きが認められないことに虚しさを感じてしまうケースです。
評価されるかどうかは周りの判断なので難しい面はありますが、
- 「明らかに数字で成果が出ている」
- 「周りよりも何倍も仕事をしている」
それなのに、虚しさを感じてしまうほどに全く評価されないのなら問題かもしれません。
この場合は、仕事自体に不満がなければ同職種・同業種への転職が考えられますし、「評価されたい」という意欲の高さが、転職活動ではプラスに働きます。
職場を変えて、周りの評価基準や人間関係が変わりさえすれば、仕事に張りが出る可能性も高いです。
虚しさを感じながら仕事を続けているよりは、転職をチャンスに考えるのもアリですね。
仕事が虚しいけれど責任を考えるとなかなか辞められない…

ここまでは、仕事に虚しさを感じているなら、「自分だけの働く意味を見出すことが大切」というような内容でお話してきました。
しかし、「虚しいから仕事を辞めたい」と思っても、会社のことが気になって中々辞められないという方もいるはずです。
「虚しい」と感じてしまう方は、基本的に仕事に対して真面目、真剣度が高い傾向にあります。
- 自分が辞めたら迷惑がかかるのでは?
- そんなことで辞めたら責任がないと思われる
- 辛いけど、辞めるなんてダメだよな…
など、辞めることに強い責任を感じてしまう方が多いんですよね。
もちろん、辞めることで会社や周りの社員には多少の迷惑はかかりますし、引き継ぎなどにの責任を果たす必要はあります。
しかし、会社は従業員が辞めることを想定していますし、仮にあなたが今日仕事を辞めても、会社が急に傾くようなことはありません。(1人辞めた程度で仕事が回らない会社は経営に問題があります。)
ですから、仕事を辞めることに責任を感じているなら、自らの責任の範囲をしっかり見極めることが大切です。
- 引き継ぎをしっかりこなす
- 退職日までにやりかけの仕事を終わらせる
- 就業規則を守って退職日を設定する
ということができれば、必要以上に責任を感じる必要はありませんよ。
仕事に虚しさを感じて転職するときに注意したいこと

仕事が虚しいことを理由に転職をするときは、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
それは、当たり前のようですが「虚しいと感じる原因を転職先で繰り返さないようにすること」です。
つまり、やりがいを感じられない職場、適切な評価を受けられない職場、など自分なりの働く意味を見出せない職場にだけは転職しないことが大切です。
転職活動を始めると、その軸がブレて当たり障りのない無難な仕事を転職先に決めてしまうことがよくあります。
ですから、
- 自分が本当にやりたい仕事はなにか?
- 今後どうなりたいか?(キャリアプラン)
- 適性な評価を得られる職場か?(職場環境)
を明確にして、転職活動で優先する項目を頭に入れておくことをおすすめします。
「給料が高い」「有名企業」「周りに薦められて」などで転職先を決めると、同じように仕事が虚しいものになるかもしれないので注意してくださいね。
やりたいこと・キャリアプランが曖昧ならキャリアアドバイザーに相談

- 「自分が本当にやりたい仕事」
- 「キャリアプラン」
- 「職場環境」
これらを明確に…とお話ししましたが、実際は案外難しいことです。
いざ転職しようと思っても、ここが定まらずに悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのは、転職支援サービスを活用してキャリアアドバイザーに転職相談をすることです。
転職支援サービスというのは、会員登録をすると、
- 今後のキャリアプラン相談
- 希望や経験などに応じた求人探し
- 応募企業の内情など詳しい情報提供
- 面接や応募書類のアドバイス
などをキャリアアドバイザーという担当者が無料でサポートしてくれるサービスです。
リクナビやマイナビなどの「求人サイト」を通じて転職活動する人も多いと思いますが、
キャリアアドバイザーが直接サポートしてくれる”転職支援サービス”のほうが、自分の経験やスキルに合った求人を選べたり、キャリアプランを相談できるので安心して転職を進めることができます。
仕事に虚しさを感じて転職する場合、
- 「転職後の仕事にやりがいを感じられるか」
- 「転職先の職場環境はどうなのか」
を事前に把握しておくことが転職成功の鍵になります。
キャリアアドバイザーに相談して、応募企業の内情などを情報収集しておくことが大切です。
情報収集におすすめできる転職支援サービス2選。
では最後に、情報収集におすすめの転職支援サービスをお伝えしますね。
まず、20代の方におすすめできるのは、大手マイナビが手がけている「マイナビジョブ20’s」です。

20代転職限定(24歳から29歳まで)でサポートしているので、
- 20代に特化した求人が多く集まっている
- サポートやノウハウがしっかりしている
- マイナビだけの求人も多い
など、20代にはプラスのポイントが盛りだくさんです。
キャリアアドバイザーも「20代専任」なので、対応が親切丁寧。企業情報をしっかり教えてくれます。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
「毎日仕事が虚しい…」これは辛いですよね。
辞めたいと思うのも当然かもしれません。
この記事では、
仕事が虚しくて辞めたいとき大切にしたいこと
をお伝えします。