

仕事から逃げたときに自分に設定したい『再就職するためのマインド』

就職先がブラックすぎて身も心もボロボロに…
1年も経たないうちに逃げるように退職してしまった…

転職に失敗。どうしても仕事に慣れることができなくて辞めた。
結局逃げたことになるのかも…
こんなふうに仕事から逃げてしまったら、再就職しようにも、経歴に引け目を感じてなかなか動き出せませんよね。
「逃げた=続かない人、仕事を投げ出す人」と見られるかと思うと、こわくなるのではないでしょうか。
実はぼくも初めて転職したとき、「この仕事は向いてない…もう嫌だ」と半ば逃げのような形で仕事を辞めた経験があります。
なので、不安な気持ちがよくわかります。
「転職するのはいいけど、どこにも雇ってもらえないんじゃないか…」と悩みました。
たしかに、仕事を辞めたことを「逃げた」と考えてしまえば、すべてマイナスになってしまいますし、「逃げただけ」と採用担当者に思われてしまえば再就職が難しいのは事実です。
しかし、人間だれでもミスはしますし、仕事から逃げるように辞めざる得ないこともあります。
そんなとき、ネガティブに考えていたら、いつまで経っても前には進めません。
まずは、再就職するための前向きなマインド(意識)を整えて、やれることをやっていきましょう。
ここからは、
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- 仕事から逃げたのは必要な撤退だったと考えてプラスの面を考える
- 仕事から逃げたことをプラスに変えるための考え方とは?
- 再就職するために必要な姿勢とやるべきこと
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こんな内容をお話ししていくので、参考にしていただけると嬉しいです。
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仕事から逃げたのは『必要な撤退だった』と考えてプラスの面を考える

まずは、「仕事から逃げた」ということに対して、ネガティブな思いばかり抱かなくて良いと自分に言い聞かせることが大切です。
きっとあなたも、逃げてしまった仕事にもかなり努力をして就いたはずです。
新卒で入社したなら、ESをたくさん書いて送って、1次面接を受け、最終面接に進んで、、、と、大変な思いをしながら頑張ったはずです。
転職して入社した場合も同じで、仕事をしながら求人を探したり、面接のスケジュールを立てるのは大変だったと思います。
そんな大変な思いをして就いた仕事を辞めた(逃げた)わけです。
苦労して手に入れたものを手放すのは、なかなかできることではありません。
その決断には、相当な理由があったのではないでしょうか?
つまり、あなたにとって仕事から逃げたことは、必要な撤退だった可能性も高いのです。
例えば、冒頭の

就職先がブラックすぎて身も心もボロボロに…
1年も経たないうちに逃げるように退職してしまった…
というケースの場合、もしも逃げずにそのまま働いていたら、体を壊して病院通い、仕事どころではないかもしれません。
そうなってしまえば、いくら逃げなかったとしても、プラスどころかマイナスですよね。
逃げたことで、実はプラスになっていることも少なからずあることに目を向けてみましょう。
前職の仕事から逃げることを選択したから、
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- 気持ちを新たに仕事を探す機会が得られた
- 次こそは絶対に定着して働きたいと思えた
- 自分にとって何が大事なのか分かった
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など、次へとつながることが必ずあるはずです。
人間は、失敗をしないと「気づかないこと」「成長できないこと」がたくさんあります。
もちろん、仕事から逃げてしまったという事実をきちんと受け止めることは大切ですが、そこから学んだことを次に活かすマインドを持っておくと、再就職はしやすいですよ。
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仕事から逃げたことをプラスに変えるための考え方とは!?

では、再就職するとき、具体的にどんなことに気をつけて仕事から逃げたことをプラスに変えていけばいいのでしょうか。
まず考えたいのは、前職の勤続年数です。
目安として、前職を3年未満で仕事を辞めていると、どうしても「この人は定着率が悪い人かもしれない」というイメージを持たれてしまいます。
採用担当者としても、
- どうして短期間で前職を退職したのだろう?
- 前職ではきちんと経験を積んでいるのだろうか?
このあたりを詳しく知りたくなるので、きちんと答えられる準備をしておくと良いですね。
ただし、マイナスの印象を与えやすい「会社を辞めた理由」もあります。
次のようなデータがあるので、伝え方には注意しましょうね。
- 健康を害した 36%
- 労働条件が希望に見合っていなかった 30%
- 会社の方針や経営者の考え方が合わなかった 27%
- 年収をアップさせたかった 21%
- 特になし 17%
- 会社の経営状況が変化した 6%
- 仕事のやりがい・キャリアアップ 4%
- その他 14%
逆にプラスの印象になるものとしては、「仕事に対するやりがいやキャリアアップ」や、「会社の経営状況の変化に関する理由」など、しっかりと一本筋が通ったものが好まれる傾向にあるようです。
いずれにしても、定着してくれるかどうか信頼性を高めるには、再就職後に
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- どんな目標に向かって進んでいきたいか
- 失敗から学んだことを転職先でどう活かしたいか
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をきちんと伝えることが必要です。
失敗や過ちから得た「気づき」「成長できたこと」をプラスに変える、この考え方が出来るようにしておくことがポイントです。
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再就職するために『必要な姿勢』と『やるべきこと』

仕事から逃げたことをプラスに変えておくことは大事ですが、採用担当者に、

と、言葉だけではすんなり納得してもらえないこともあります。
そんなとき大切なのは、「どうしてもこの仕事がやりたい」「御社で働きたい」という姿勢を、行動で示すことです。
すぐにできる具体例を挙げると、
- 必要な資格取得を目指して勉強をはじめる
- 1日でもいいので短期バイトをしてみる
などですね。
応募する企業で必要な資格を調べ、独学でもいいので勉強をしたり、資格取得講座を取ってみる。また、未経験の職種や業界へと再就職するなら、数日程度の短期バイトを経験するなど、行動しておくことが大切です。
「言葉+行動」でアピールできれば、説得力が増しますし、アピール内容にも深みがでます。
採用担当者に、「この応募者は、本当に入社したいと思っているんだな。」と感じてもらうことが狙いです。
そうすれば、「仕事から逃げた過去をプラスに変えてくれるだろう」と期待されやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
ただし、資格にしてもアルバイトにしても、長期間費やすのはブランクを長引かせることになるのでNGです。
たとえ資格取得前だったとしても、勉強をしていること自体はアピールになるので、転職活動(再就職)を進めながらこれらを行うことがポイントです。
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再就職は『転職をサポートしてもらえるサービス』を積極的に使おう!

再就職するために動き出すときは、転職をサポートしてもらえるサービスを有効に活用することも大切です。
なぜかというと、仕事から逃げたくなるほどの理由が前の職場にあったということは、仕事探しがうまくできていなかった可能性が高いからです。
「今度こそは必ず…」という思いを胸に再就職できたとしても、そもそも自分に合わない職場や続けるのが難しい仕事を選んでしまえば、結局は逃げを繰り返すことになってしまいます。
そうなれば、仕事に対してどんどん自信がなくなりますし、良い仕事に就ける可能性も低くなるばかりです。
仕事選びは、自分の希望はもちろんですが、転職者を数多くみているキャリアアドバイザーの意見や提案も聞き入れて、自分にとってベストな道を探ってみてください。
キャリアアドバイザーは、転職支援サービスを利用することでつながりを持つことができます。
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- 希望に合う求人を探してもらえる
- 今後のキャリアについて相談できる
- 応募する求人企業の細かい情報を教えてもらえる
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など、メリットも多いので上手く活用しましょうね。
ちなみに、おすすめできる転職支援サービスについては、以下の記事が詳しいです。合わせて参考にしてもらえたら嬉しいです。

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逃げるように仕事を辞めてしまうと、再就職するにも自信がもてませんよね。
そんなときはまず、再就職するために必要な心を整えていきましょう。
詳しくお話ししていきますね!