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入社8ヶ月だけど仕事を辞めたい…短期離職はマズイ!?

まだ入社して8ヶ月しか経っていないんです。


転職先を見つけるのにハンデになりますよね?

入社8ヶ月で仕事を辞めたいと考えているなら、次のポイントに注意してください。
- 仕事を辞める理由についてもう一度考えてみる
- 辞めるなら区切りを意識する
- 転職の準備期間を設ける
詳しくお話ししていきますね。
まずは入社8ヶ月で仕事を辞める理由について考えてみる!

まず最初に考えてみてほしいのが、「入社8ヶ月で辞めたい…」と考えた理由についてです。
人それぞれなので一概には言えませんが、入社8ヶ月は、「ようやく仕事や職場に慣れ始め、これから…」という時期です。
ミスやうまくいかないこともまだまだ多い時期と言えますし、周りから”一人前”と認められる一歩手前という感じではないでしょうか。
そんな時期なので例えば、
- 仕事がうまくいかないから辞めたい
- ミスばかりで周りに迷惑をかけている
- 自分には向いていないから転職したい
こうした理由の場合、まだそれを判断するには時期が早い可能性もあるんですね。
もちろん、
- 「自分にはどうしても仕事内容が合っていない、精神的に限界」
- 「人間関係や職場環境が悪すぎて仕事どころじゃない」
という場合は転職をしたほうが良いケースもありますが、基本的には1年以上働いてみないと、本当に今の仕事が合っているかどうかが分からないことが多いと言えます。
もしも辞めることに迷いがあるなら、
- 本当に辞める理由が的を得ているのか考えてみる
- もう一度今の仕事に向き合う時間を確保する
この2つを取り組んでみましょう。
勤続年数8ヶ月は転職でマイナスになる!?辞めるなら”区切り”を考える

もうひとつ仕事を8ヶ月で辞める前に考えておいてほしいのが、前職の勤続年数が少ないことは、転職活動でマイナスになることが多いということです。
一般的には、転職で一定の評価を得るには3年程度の経験が必要と言われています。
そのため、「3年以内で辞めるならいつ辞めても変わらない」という採用担当者もいますが、年単位で勤続年数を評価するケースが多いです。
1年よりは2年、2年よりは3年のほうが印象としては良い、という意味ですね。
厚生労働省が調査したデータによると、
- 大卒3年以内で会社を辞める人の数は 39.6%
- 大卒1年未満で辞める人の数は、19.9%
参照データ:厚生労働省より一部抜粋
このように近年は、3年未満で辞める人は3人に1人、1年未満で辞める人は5人に1人と、短期間で仕事を辞める人はとても多くなっています。
しかし、勤続年数が少なければ少ないほど、転職は難しくなることには変わりはありません。
ですから、中途半端な印象を与えてしまう”8ヶ月”で仕事を辞めるよりは、1年を区切りに転職を考えてみるのがおすすめです。
必ずしも「1年経てば職歴として有利になる」と断言できるわけではありませんが、職歴1年までのこれから数ヶ月を有効に使うことで、転職がしやすくなる可能性は高いです。
8ヶ月目以降の”辞めるまでの数ヶ月間”は転職の準備期間として使う


でも、1年を区切りに転職を考えるってどういうこと?
8ヶ月目以降をどうしたらいいの?
こんなふうに思う人は多いかもしれません。
具体的には、職歴1年までの数ヶ月を転職の準備期間として使うと良いですね。
仮に仕事を今すぐ辞めるにしても、通常は引き継ぎや後任などの関係で退職時期は1〜2ヶ月後に設定されるはずです。
そして、辞めた後に次の仕事を探したとしても、平均的に転職活動は約2ヶ月ほどかかるのが一般的なので、即退職したとしても職歴1年の区切りは過ぎてしまう可能性はあるんですね。
それよりは、職歴1年を目安に転職できるように、在職しながら準備をしておいたほうがスムーズに進む可能性は高いです。
在職中に転職活動を進めるからこそ、
- 無職状態になるより転職がしやすい
- ブランクを作る心配がない
- 保険等の手続きが楽
というプラスもあるので、入社8ヶ月で仕事を辞めてしまうよりは、職歴1年を目安にした転職プランを立ててみてください。
仕事を辞めてしまえば、ストレスや不満などからは解放されますが、次の仕事が見つからないことや無職状態の不安が、精神的、金銭的な大きな負担になっている人は多いです。
もちろん、仕事を辞めないと心や体が壊れてしまうような場合は、まずは辞めるという選択肢を選ばざる得ないとは思いますが、できるだけ在職中に転職活動を進めておいたほうが良いですね。
転職の準備期間にしておきたい2つのポイント。

では、具体的に8ヶ月目以降の数ヶ月の間に、どんな準備をしたらいいのでしょうか。
それは大まかに2つあって、
- 現職でアピールできるポイントを作っておく
- 転職先の情報収集を積極的に行っておく
これらをしておくのがおすすめです。
先にお話ししたように、入社して8ヶ月過ぎたあたりは、「ようやく仕事や職場に慣れ始め、これから…」という中途半端な時期です。
転職を成功させるには、前職(今の仕事)で身につけたアピールポイントを採用担当者に伝えることが欠かせません。
しかし、先にお話ししたように入社して8ヶ月過ぎたあたりは、「ようやく仕事や職場に慣れ始め、これから…」という中途半端な時期です。
つまり、経験やスキルが不足していることが考えられるので、数ヶ月の間に自分なりのアピールポイントを意識的に作ることが大切というわけです。
たとえ嫌な仕事でも、次に繋がると思えば頑張れるかもしれません。
そして、転職したらどうなるのかを予測するために、
- どんな求人に応募できそうか
- 自分の経験やスキルが活きるのはどんな仕事か
- 給与ダウンや待遇面のマイナスの可能性はあるか
- 改善したいポイントや希望は叶えられそうか
などを情報収集しておくことが大切です。
情報収集は、転職サイトのエージェントサービスを活用して、客観的な目線で自分の状況を見てもらえる人に頼るのがおすすめです。

エージェントサービスというのは、会員登録をすると、希望に合う求人を紹介してもらえたり、キャリアカウンセリングなどを直接受けられるサービスのことです。
例えば、
- リクルートエージェント
- DODA
- マイナビエージェント
などが知名度が高いので、聞いた事がある人が多いと思います。
1人で情報収集や転職活動を進めても、仕事を辞めた後どうなるかを予測するのは難しいものです。
エージェントに相談したほうが安心ですし、どう転職を進めたら最もプラスかなどの転職プランも考えてくれるので、まずは活用してみると良いですよ。

さてここまで、入社8ヶ月で仕事を辞めたいときにやるべきことをお伝えしてきました。
1年という期間にこだわるわけではありませんが、転職成功の可能性を高めるために、8ヶ月目以降の数ヶ月を準備期間として使うのはおすすめです。
- 現職でアピールできるポイントを作っておく
- 転職先の情報収集を積極的に行っておく
これらを参考にしていただけると嬉しいです。
最後に、情報収集におすすめしたいエージェントサービスをお伝えするので、参考にしていただけると嬉しいです。
情報収集におすすめできるエージェントサービス2選。
まず最初に、20代の方に真っ先におすすめしたいのが、「マイナビジョブ20’s」というエージェントサービスです。

大手”マイナビワークス”が手がける、20代限定(24〜29歳)のサービスなので、
- 20代に特化した求人が多く集まっている
- サポート内容やノウハウがしっかりしている
- マイナビだけの求人も多い
など、20代に多数のメリットがあります。
キャリアアドバイザーの対応も優しく丁寧なので、転職に不安があっても相談しやすいです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
に幅広くおすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

- 転職成功者数は業界1位。最大手リクルートのサービスで安心
- リクルートだけの非公開求人も多数(10万件以上)
- 全国に拠点が多いので相談しやすい
業界最大手のリクルートが運営するエージェントだけあって、「登録しておかないと損!」と言える、高いサポート力が魅力です。
「転職成功者が多い=転職ノウハウが蓄積されているサービス」という証拠なので、まずはここに登録しておけば安心ですよ。
入社8ヶ月で仕事を辞めたいと考えているなら、辞める前に考えておいてほしいことがあるんです。
この記事では、辞める前に考えたい3つのポイントをお話ししていくので参考にしてくださいね。