

でも不安だな。。。
このようにお悩みではありませんか?
「ノルマ」「クレーム」など、精神的に辛いことも多い接客業。「別の仕事に転職したい」と考える方は多いのではないでしょうか。
ぼくも全く別の業界へ転職した経験があるので、その気持ちは理解できます。
しかし、「接客が怖い」「転職したい」からといって、後先考えずに辞めてしまうのは非常にリスキー。決しておすすめできる方法ではありません。
あとで後悔だけはしたくないですよね。
そこでこの記事では、
- 接客が怖いときの対処法
- 辞めるときのマインド
- 転職を成功させるコツ
をお話ししていきます。
この記事の流れ
【辞める前に試したい】接客が怖いときの対処法
接客業は、世間のイメージに反して「精神的にも肉体的にもハードな仕事」です。

お客様から心無い言葉を浴びたり、理不尽なクレームを突きつけられたり、そんな日が続けば接客が怖くなってしまうのも不思議はありません。
「接客業なんて辞めて、転職したほうがいいのかも」と自信を無くす方もいるはずです。
しかし、後先考えずに接客業を辞めてしまうのはリスキーです。
- 接客が怖いときこそ相手の気持ちを考える
- お店や会社のためと考えてみる
- 商品やサービスに愛情をもつ
接客が怖いときこそ「相手の気持ちを考えてみる」
接客が怖いと思うと、意識は「自分ごと」に集中してしまいます。
- 「またクレームを受けたらどうしよう…」
- 「おかしな客が来なきゃ良いけど…」
- 「はやく勤務時間過ぎないかな…」
このように自分の都合ばかり考えていると、仕事に集中できず、さらに接客トラブルを招く結果になってしまいます。
ですので、接客が怖いときこそ「お客様の気持ちを考えること」を優先させましょう。

そうすれば、トラブルが発生しても最小限におさえられる可能性が高まりますし、クレームが大きくなるリスクも減ります。
お客様は、自分の気持ちを理解してもらうことを望んでいます。
接客が怖いときは「お店や会社のためと考えてみる」
クレームや理不尽な要求を受けると、
- 「どうしてこんなこと言われなきゃいけないの!?」
- 「私って役立たずかも。駄目だな」
- 「お客さんが怖くてしかたない」
このように、すべて「自分のせい」「自分に向けられている」と感じる方は多いはずです。大きなストレスですよね。
しかし、クレームや理不尽な要求は、決してあなただけに向けられているわけではありません。
会社のシステムに問題があったり、商品の不具合だったり理由は別にあるケースが多いはずです。
ですので、「お店や会社のためにプロとして対応する」という姿勢を持つことが大切です。

どんなクレームを受けても、
- 「クレームの対象はお店や会社」
- 「私はクレーム対応のプロ」
と自覚していれば、プロフェッショナルで冷静な対応ができます。
接客が怖いときは「商品やサービスへの愛情をもつ」
接客に対して消極的になると、
- 「お客様とうまく話せない。。。」
- 「なにかミスをしたらどうしよう…」
- 「売上に貢献できないかも…」
このようにますます悪い方向へと進んでしまいます。
負のスパイラルから抜け出せなくなってしまうかもしれません。
そんなときは、初心に帰って自分が売る商品・提供するサービスに愛情を持つことをおすすめします。

例えば、自分が日々愛用している製品やサービスは、良いところや便利な使い方がすぐに思いつきますよね。自信をもって人におすすめできるはずです。
それと同じで、自分が売る商品やサービスに愛情を持つことが接客への自信につながっていきます。
【転職も立派なキャリアマネジメント】接客業を辞めるときのマインド
さてここまで接客が怖いときの対処法をお話ししてきましたが、

転職して別の仕事をしたい
と考えている方もいるはずです。
そんな場合は、転職を前向きに捉えて行動しましょう。
実は接客業は、離職率が高い職種だということはご存知でしょうか。
厚生労働省が発表している「入社3年以内の離職率」というデータでは、下記のような結果が出ています。
【業界別の離職率ランキング】
- 宿泊業・飲食サービス 52.3%
- 教育・学習支援 48.6%
- 生活関連・娯楽 48.5%
- 小売業 39.4%
- 医療・福祉 38.8%
引用データ:厚生労働省より一部抜粋
宿泊や飲食系、生活関連サービス、小売業などの接客業は、離職率ワーストトップ5に入っていますよね。
こうした離職率が高い仕事に共通するのは、「向き不向きがハッキリ出る職種」だということです。
とくに接客業は、顧客と直接顔を合わせる業務のため、その人が持つ性格や雰囲気によって適性 に大きな差が出やすい職種と言えます。
ですので、「努力しているのにうまくいかない」「心底向いていないと感じる」という場合は、転職して別の職種にチャレンジすることも決して悪いことではありません。
立派なキャリアマネジメントです。

なかには、
- 「努力が足りないからだ」
- 「辞めるなんて甘えだ」
と思う方もいるかもしれませんが、やれるだけのことをやったのなら、適正に合わない仕事を続けても苦しいだけです。
接客業を辞めて転職するならおさえるべき【転職のコツ】
ただし、何度もお伝えしているように、接客が向いていないからといっていきなり仕事を辞めるのはリスキーです。
ここからは、接客業を辞めて転職する場合に押さえておきたい「転職のコツ」をお伝えしていくので、まずは以下の3つをチェックしてみてください。
- 接客スキルは転職先でも活かす
- スピーディーに行動する
- 不安なときこそ情報収集に徹する
接客スキルは転職先でも活かす
接客業を辞めたい方の多くは、
- 「全く別の仕事がしたい」
- 「異業種に転職したい」
と考えているかもしれませんが、これまで培った「接客スキル」はきちんと活かすことが大切です。
基本的に転職は、「これまでの経験やスキル」を武器に「応募企業でどんな活躍ができるか」をアピールする必要があります。
つまり、接客業の経験を活かさないと、転職は厳しくなり、大幅な給与・待遇ダウンにつながってしまいます。
ですので、接客業を辞めるにしても、接客業で培った
- 「クレーム対応」
- 「お客さまとの会話術」
- 「言葉遣いやマナー」
このような「接客経験」を武器にして転職を進めることがポイントです。

一見すると接客経験が活かせないような仕事でも、視点を変えることであなたの強みに変わるケースは多々あります。
例えば、以下のようなケースです。
『言葉づかいやマナー・クレーム対応』⇒
営業職に転職するときに、新規顧客獲得に有用な経験やスキルとしてアピールできるかもしれない。
『お客様との会話術』⇒
事務職に転職するときに、電話応対スキルや他部署と円滑なコミュケーションが取れるとしてアピールできるかもしれない。
スピーディーな行動を意識する
接客業に限ったことではありませんが、「仕事は3年続けると職歴として認められやすい」という傾向があります。
つまり、最低でも現職を3年続けたほうが転職活動はしやすいと言えるわけです。
しかし、接客業を辞めて別の職種や業界にチャレンジする場合は、職歴よりも年齢が若いうちに転職したほうが有利になりやすいということはおさえておきましょう。

どうしてかというと、
- 「接客から企画職」
- 「接客から営業」
- 「接客から事務員」
このように未経験職へ転職する場合、キャリアをリセットするため年齢が若く将来性のある人材のほうが評価されやすい傾向があるからです。
全くの未経験職へ転職する場合、極端な例では、10年接客経験がある32歳の転職者よりも1年しか接客経験のない23歳の転職者のほうがニーズがあると言えるわけです。
ですので、接客業を辞めたい・転職したいと考えている場合は、スピーディーに行動することが大切。
転職が不安なときこそ情報収集に徹する
きっと、
接客業を辞めて転職したいけど、
本当に転職できるか心配。。。
このように、転職に対して不安を感じている方も多いはずです。
そんな場合は、
- ひとりで悩まない
- きちんと情報収集をする
この2つに注力しましょう。

「接客を辞めても良い転職先が見つかるかわからない」
「給料が今よりダウンするかもしれない」
「希望が叶わないかもしれない」
こうした「先が見えない不安」は、ひとりで悩んでいても解決できません。転職活動が先延ばしになったり、不安がますます募るだけです。
ですので、接客業を辞める前に「転職後を予測するための情報」を集めることが大切です。
情報収集をして、
- どんな職場に転職できる確率が高いか
- 希望や要望は叶うのか
- 給料や待遇はどうなるか
など現実的な予測ができれば、転職に対する不安はグッと和らぎます。
【転職後の自分】を予測するための情報収集のしかた
では、「転職後の自分」を予測するにはどのような情報収集が有効なのでしょうか。

給料や待遇の予測も難しい…。
このように思う方が多いはずです。
ズバリおすすめは、求人情報サイトと転職エージェント系のサービスの併用です。
転職を考えている方の大半は、リクナビNEXTなどの「求人情報サイト」で転職先を探しているかもしれません。
しかし、それだけでは情報収集が不十分です。
キャリアアドバイザーやコンサルタントに相談できるエージェントも活用すれば、現実的な線の
- どんな職場に転職できる確率が高いか
- 希望や要望は叶うのか
- 給料や待遇はどうなるか
などは予測してもらえます。
そうすれば転職に対する不安は軽減されるので、エージェント系サービスを賢く活用していきましょう。
情報収集に便利なエージェントを活用する
ちなみに、情報収集に便利なエージェントとしては、
- マイナビジョブ20’s
- リクルートエージェント
がおすすめです。
マイナビジョブ20’sは、その名の通りマイナビが手がける20代専門のエージェントサービスです。

24歳〜29歳の20代の転職者を専門的にサポートしてくれるので、
- 20代特化の独占求人が多い
- サポートが手厚い
- 転職先の情報精度が高い
こんなプラスがあります。
大手マイナビのサービスだけあってキャリアアドバイザーのレベルは高く、とても安心感のあるエージェントです。
希望や要望も相談しやすいので、20代なら必ず登録しておきましょう。
サポートエリアは、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 大阪
- 京都
- 愛知
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方は、マイナビジョブ20’sに相談してみましょう。
また、上記対応エリア以外で転職する20代の方、30代以上の方におすすめしたいのが、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人の数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
ので、安心して利用できます。
キャリアアドバイザーが親切に対応してくれるので、相談しやすいですよ。
また、サポートエリアも広いので、主要都市だけでなく全国で使いやすいサービスです。「リクルートに登録しておけば間違いない」と言う声が多いので、まずはここを活用すると良いですね。
今すぐ接客業を辞めたい