

この記事の流れ
「給料が安い…会社を辞めたい。でも、本当に転職で給料は上がる!?」

このままじゃ、とてもやっていける気がしないんです。


働いても働いても薄給で、将来が不安ですし、
これじゃあ結婚もできそうにありません。
正直なところ、早く辞めたいと思っているんです。

将来に大きな不安を感じているなら、転職を考えるのもひとつの手だとは思います。

どうしたらいいのでしょうか?

転職には不安がつきまとうものですから、まずは、次の3つのポイントを考えてみてください。
- 転職の目的を”給料だけ”にするリスク
- どうして給料が安いのかを把握しておく
- 本当に給料を上げられるか事前に予測する
詳しくお話ししていくので、参考にしてくださいね。
転職理由の上位に常にランクイン「給料が低い」という不満
あなたもAさんと同じように「今の会社は給料が安い、転職すべきかも!?」と悩んでいるのではないでしょうか?
給料は、労働をするうえで大切な要素。給料が安いと、将来に希望がもてなかったり、仕事のモチベーションも下がってしまいますよね。
実は、「給料が低い」という不満は、必ずと言っていいほど「転職理由ランキング」の上位にランクインする転職理由です。
【退職理由の本音ランキング】
- 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
- 労働時間・環境が不満だった(14%)
- 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
- 給与が低かった(12%)
- 仕事内容が面白くなかった(9%)
- 社長がワンマンだった(7%)
- 社風が合わなかった(6%)
- 会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
- キャリアアップしたかった(6%)
- 昇進・評価が不満だった(4%)
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋 https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/
人間関係や労働環境(長時間残業や待遇の悪さ)に次ぐ、よく聞く悩みでもあります。
つまり、「給料が理由で転職している人は多い」という裏返しと言えるわけです。
しかし、給料アップを狙う転職は、決して簡単とは言えませんし、注意しなくてはいけないことも多いんです。
退職を決めてから、「失敗した…給料アップどころか大幅ダウンだ…」となったら、泣くに泣けないですよね。
まずは、給料のみ考えた転職のリスクについて考えてみましょう。
「給料が安いから転職」は危険!?”給料だけ”を考えて転職するリスクとは
”給料が安いから今の会社を辞めたい”ということは、給料アップを考えて転職をするはずです。
転職を成功させるには、
- 転職で改善したいこと
- 転職で叶えたいこと
を明確にすることが大切ですから、「給料アップ」という目的がはっきりしているのは良いことです。
しかし、給料アップだけに囚われると、転職の満足度を左右する他のポイントがおろそかになりやすい、ということも頭に入れておいたほうが良いです。
転職の満足度を左右する3大要素は以下のとおりですが、
- 労働時間や労働環境
- 人間関係
- 給料
給料を大幅にあげようとすると、「人間関係」「労働時間・労働環境」の満足度は、低くなりやすいと言えるんです。
- 「給料は高いけれど、労働時間が長い、労働環境が厳しい」
- 「給料は高いけれど、人間関係が複雑」
こうした企業に転職しないと給料がアップしない、というケースが多いからですね。
先ほどご紹介した転職理由ランキングを見てもわかるように、労働時間や労働環境、人間関係は、給料以上に大きな不満を引き起こす重要な要素です。
もちろん、「給料を上げることさえできれば良い」という人もいるかもしれませんが、別の面で会社に不満をつのらせ、再度転職することになったら、転職回数が増えマイナスですよね。
ですから、給料アップを転職の優先事項にしつつも、
- どの程度まで残業・休日出勤できるか目安を考えてみる
- どうしても我慢できない労働環境はなにか考えてみる
- 転職活動では職場情報をきちんと集める
などの準備をきちんとすることが大切です。
求人票には、「月収例50万円」などと記載していても、実際は「残業代込の額」「歩合で大幅に変わる」ということもありますから、
給料アップを狙って転職する場合は、目先の給料だけでなく、
- 「ボーナス」
- 「各種手当」
- 「福利厚生」
なども考え、トータルで収入や待遇がアップするかどうかを考えることも大切ですよ。
どうして給料が安いのかを把握して転職活動に臨もう
給料が安いからと転職する場合、冒頭のAさんのように、

と薄給を会社のせいにしがちです。
もちろん、会社が適切な給料を払っていないケースもあるとは思います。
しかし、給料が安い理由をすべて会社のせいにしないで、「給料が安い理由は、他にもあるかもしれない」と考えてみてください。
なぜなら、そこに転職で給料をあげる”鍵”があるかもしれないからです。
例えば、そもそも給料が安い業界・職種の場合、いくらがんばっても給料の伸び幅は大きくは期待できませんよね。
利益率が低い業界だったり、代わりの人材がいくらでも見つかるような職種は、当然給料も低くなりがちだからです。
こうした場合、給料アップには業界や職種をまたぐキャリアチェンジ必要だったりします。
給料が安い理由をきちんと考えることで、転職の方向性が見えてくるわけです。
また、給料が安いということは、転職市場においては人材価値が低いということでもあります。
- 会社で数名しか保有していない資格を持っている
- NO.1の営業成績を2年連続保持している
こうした人材は、他の社員よりも当然給料や評価が高いですよね。
転職活動をするにしても、給料交渉がしやすかったり、自己アピールがしやすくなるので、自分の価値を上げるにはどうしたらいいかを考えてみることも大切です。
もちろん、すぐに自分の価値をあげるのは難しいですが、こうした心構えを持って転職することで、転職先でのキャリアに差が生まれるはずですよ。
転職活動をスタートして本当に給料を上げられるか事前に予測しておこう
最後に考えてほしいポイントは、会社を辞めてしまう前に、本当に転職で給料が上がるかどうかの見通しをきちんと立てておく、ということです。
先にお話したように、給料が低いことを理由に転職する人は多いです。
しかし、転職したすべての人が必ず給料アップを叶えているわけではありません。
今は転職者の売り手市場(転職者が有利)なので、転職チャンスは大きいと言えますが、
タイミングを見誤ったり、自分の経験やスキルを活かしきれなかった場合、「転職したのに、給料も待遇もダウン。これじゃあ以前の会社のほうがまだよかった…」となってしまうケースもあります。
そうならないためにも、できるだけ早い段階から情報収集を始めて、転職して給料を上げられるかどうか見通しを立てておきましょう。

でも、どうしたら給料が上がるかどうかの見通しが立つわけ?
と疑問を感じた方も多いと思います。
そこでおすすめしたいのは、転職相談ができるエージェント系のサービスを活用して、どんな求人を紹介してもらえるか探ってみることです。
”転職エージェント”と呼ばれるサービスは、会員登録をすると、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が、あなたの希望や経験・スキルに合った求人を紹介してくれます。
つまり、紹介された求人を見れば、給料や待遇がアップするのかどうかは、ある程度予測できるわけです。
また、キャリアアドバイザーに給料アップの相談もできるので、転職活動の見通しが立ちやすくなります。
もちろん、転職相談をしたからと言って、必ず転職しなくてはいけないわけではありませんから、まずはエージェントサービスを活用して情報を集めてみましょう。

給料が安くて転職したいときにチェックしたい3つのことをお話ししてきました。
- 転職の目的を”給料だけ”にするリスク
- どうして給料が安いのかを把握しておく
- 本当に給料を上げられるか事前に予測する
とくに、給料が上がるのか事前に予測しておくことはとても大切なことです。
お話ししたように、転職エージェントを使って、まずは情報を集めると良いですよ。
最後に、おすすめできる転職エージェントをお伝えしておきます。参考にして活用してくださいね。
まず、20代で転職する方におすすめできるのが、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

ご存知”マイナビ”が、20代の転職者(24歳から29歳)を専門的にサポートしているサービスです。
- 20代に特化した求人を紹介してもらえる
- 転職のコツをアドバイスしてもらえる(書類や面接など)
- マイナビだけの求人も多い
など、20代に多数のメリットがあるのが魅力。
キャリアアドバイザーも”20代専任”なので、とても相談しやすいです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
に幅広くおすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

- 転職成功者数は業界1位。最大手リクルートのサービスで安心
- リクルートだけの非公開求人も多数(10万件以上)
- 全国に拠点が多いので相談しやすい
業界最大手のリクルートが運営するエージェントだけあって、「登録しておかないと損!」と言える、高いサポート力が魅力です。
「転職成功者が多い=転職ノウハウが蓄積されているサービス」という証拠なので、まずはここに登録しておけば安心ですよ。
「給料が安い…転職したい」と悩んでいませんか?
この記事では、給料が理由で転職を考えたときにチェックしたい3つのことをお伝えします。