30代転職悩み

もう悩まない!30代の転職理由「無理のない考え方」

もう悩まない!30代の転職理由「無理のない考え方」
シュン
転職アドバイザーのシュンです。

「30代の転職理由」
どう採用担当者に伝えたらいいか、悩みますよね…

この記事では、
「30代の転職理由の考え方・伝え方のコツ」
をお話します。

30代の転職理由に悩むのはネガティブな理由だから

30代の転職理由に悩むのはネガティブな理由だから

転職面接で必ず面接官に質問されるのが「転職理由」「離職理由」です。

  • あまり触れてほしくないな・・・
  • 出来れば避ける方法ってない!?

という人が多いと思いますが、必ずと言ってよいほど聞かれる定番質問です。

 

そのため、転職理由をどうしたらいいか、悩む人は多いのではないでしょうか?

なぜ悩みどころになるかというと、それは「転職理由がネガティブだから」です。

 

例えば、

  • 人間関係が最悪でとても続けられない
  • この仕事では未来が見えない
  • 残業がきつくて体がついていかない

など、そのまま話したら確実にNG!という転職理由を抱えている人が多いはずです。

 

転職理由が後ろ向きな応募者よりも、前向きな展望を話す応募者のほうが好印象なのは間違いありません。

ネガティブな転職理由は、どうすればポジティブにすることができるのでしょうか。

ネガティブな30代の転職理由をポジティブにするには

ネガティブな30代の転職理由をポジティブにするには

前向きな応募者が好印象なのは当たりまえですが、よく考えてみると、転職する人の多くは、不満を抱えていたり、改善したいことがある場合が大半です。

また、転職理由の大部分がネガティブであっても、いろいろな思いが混ざり合った末に「転職をしたい!」という思いが生まれている人も多いのではないでしょうか?

例えば、

人間関係が悪くて続けられないのが転職理由だけど、
仕事自体はそんなに嫌いじゃない
先が見えないこの仕事では、将来が不安なのが転職理由だけど、
経験は豊富に積んできた

という感じですね。

 

これは、視点を変えて考えると、

  • もし転職先で人間関係が改善したら、どう仕事に向かえる?
  • 転職先で先が見えたら、これまでの経験をどう発揮できる?

と、ポジティブな面に目を向けることができるのです。

 

つまり、無理にポジティブな転職理由を考えようとしないで、まずは転職理由を改善することで得られるメリットを考えてみましょう。

すると、「そのメリットを活かすためには転職が必要だった」と考えられるようになります。

 

思ってもいない上辺の理由を並べても、30代の転職理由をなかなか上手く組み立てることはできません。

自分の本心を偽ることなく「もしもネガティブ要素が解決したら、自分はどう会社に貢献したいか!?」と、考えてみるのはおすすめです。

30代の転職理由は面接官の信頼を勝ち取ることを目指す!

転職者
面接官が転職理由を聞くのは、もしかして単なるアラ探し!?
シュン
面接官が「転職理由」を聞く理由は、信頼できる人材かどうかを測るためなんです。

面接官の立場で「応募者の転職理由・退職理由を質問する意図」を考えると、「転職に対して一貫した姿勢をもっているかどうかを見抜きたい」ということが挙げられます。

この応募者は、嘘を言っていないかな?とアラ探しをするというよりは、「しっかり考えた上で転職という道を選んだのかどうか」を知りたいのです。

 

それがそのまま、

  • 真剣に入社したいと考えているか
  • やる気があるのか
  • 自分自身をしっかりマネジメント出来る人なのか

を測るポイントになるからです。

 

転職に対してブレない一貫した姿勢を持った人には、信頼を寄せやすく話の信憑性が増します。

転職理由を考えるときには、「信頼を勝ち取ること」をしっかり頭に入れておきましょうね。

30代の転職理由は志望動機や自己PRとの関連性も考えて!

30代の転職理由は志望動機や自己PRとの関連性も考えて!
  • ネガティブ要素が解決したらどう貢献したいかを考える
  • 一貫したブレない姿勢を貫く

こうして導き出したポジティブに響く転職理由であれば、上辺だけの転職理由を話して面接官を不安な気持ちにさせることもありません。

 

ここでもうひとつ考えておきたいのが、「志望動機」「自己PR」との関連性です。

なぜこれが大切かというと、面接官に

面接官
転職理由で言っていたことと、志望動機で言っていたことが、どうもリンクしないな。。。

と思われるようなことは、避けなくていけないからです。

 

「転職理由」と「志望動機」「自己PR」は互いに繋がっているのが自然です。ここがチグハグになってしまうと、一貫性は保たれませんよね。

そうならないように、転職理由を考えるときは「志望動機」「自己PR」も一緒に考えることが大切です。

  • 「転職理由」
  • 「志望動機」
  • 「自己PR」

この3つが全て「転職先で自分が貢献したいこと・実現したいこと」に向かっているようなイメージです。

 

一貫性が感じられると、面接官は応募者に対して信頼を感じやすく、「しっかりした応募者だ」という印象を抱きやすくなります。

とくに30代の転職では、自分をしっかり管理できる特性が求められます。他の応募者と差をつけるポイントでもあるのでトライしてみてくださいね。

30代の転職理由に悩むなら転職エージェントに相談してみる

30代の転職理由に悩むなら転職エージェントに相談してみる

30代の転職理由はどうしたらいいかについてお話してきましたが、いかがでしたか?

「30代の転職理由はこれにしておけば大丈夫!」というような特効薬ではありませんが、

  • 話に一貫性を持たせること
  • 不満を解決したら転職先でどう貢献したいのか

をよく考えて、転職理由を考えてみてください。

 

ただし、どうしても転職理由がまとまらない…前に進めない…という場合は、1人で悩むのはやめて「転職に詳しいプロ」に相談を持ちかけるのも一つの方法です。

おすすめなのは、30代の転職に力を入れている転職エージェントを活用することです。

 

転職エージェントというと、「求人紹介」というイメージがありますが、転職の悩みや不安を相談して転職活動をスムーズにするのがエージェントの仕事です。

相談する中で、自分の考えがまとまることがありますし、良いアドバイスをもらえれば、転職活動は一気に進むはずです。

 

コチラの記事では、30代におすすめの転職エージェントをまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

30代前半の転職者に評判が良い転職エージェントまとめ。

2016.06.06