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警察官を辞めたい…一般企業に転職できる!?

ただ、どんな仕事に就けばいいのか、転職できる自信もなくて…

一般企業への転職は、年齢によっても難易度は変わってきますが、警察官として培った能力は一般企業でもアピールできます。


- 厳しい職場環境に耐える精神力
- 健康な体や体力
- 規律や上下関係
- 冷静さや強調性
これらのアピールポイントを押さえて、転職活動を進めるといいですね。
詳しくお話ししますね。
警察官はブラック?実は辞めたい人が多い職種!?

聞き覚えのある警察官の方も多いと思いますが、2014年に「警察学校で大量の退職者が出ている」ということが発覚して、ニュースになったことがあります。
兵庫県の警察学校では、490名の内123名が半年で退職し、退職率は25.1%を記録。
以下、
- 神奈川 19.2%
- 鹿児島 19.1%
- 石川 18.7%
- 大阪 18.6%
と非常に高い離職率を出してしまったというものです。
(引用データ:livedoorニュースより一部抜粋)
「厳しい環境に馴染めない人材は、警察学校でふるいにかけて落とされている」と言われ、一般企業のブラック企業と同じ手法だとされていました。
なかには、教官から圧力や嫌がらせを受け辞めさせられるケースもあるようで、警察官を続けることは精神的に厳しいことは容易に想像できます。
また、半年で離職率が25.1%というのはかなり高い数値です。
一般企業の離職率を見ると、飲食や宿泊業が5割を超えるというデータはありますが、これは新卒就職して3年後の集計データです。
ブラック企業の離職率に関しても、「3年で離職率3割以上が目安」と言われますから、警察官を続けるのは難しいのかもしれません。
警察官を辞めたいと思う人に多い理由とは!?

では、警察官を辞めたい理由としては、どんなものが多いのでしょうか。
よく言われるのは次の3つになります。
- 激務で体力や精神面がもたない
- 上司と合わない
- 自由がきかない・不規則
もしかするとあなたも、同じような転職理由かもしれません。
とくに多いのは、体力を使うことの多い警察官という仕事柄、激務で体や精神面に支障をきたして転職を考えるケースです。
また、警察官は上下関係や組織としての階級制度が厳しいことから、人間関係でトラブルを起こしてしまった、毎日のように怒鳴られて精神的に参ってしまった、ということも聞かれます。
他には、部署によっては不規則な生活を強いられたり、自由に生活ができないことも大きなストレスになる場合も多いようです。
もちろん、これらを覚悟の上で警察官になるとは思いますが、大切なのは体や精神を壊してまで仕事をするのは自分のためにならないということです。
仕事をするために生きているのではなく、あくまでも”生きるために仕事をしている”からです。
もしも、警察官を辞めることを心で決めているなら、職を離れる前に転職活動を進めておくことが大切です。
警察官を辞めて転職するときに使えるおすすめのアピールポイント

ここからは、警察官を辞めて一般企業に転職するコツなどをお話していきますね。
まず最初に押さえておきたいのが、「年代によって一般企業への転職ハードルは変わってくる」ということです。
これは警察官に限ったことではありませんが、公務員など一般企業での就業経験がない方が、民間へと転職をする場合は、
- 20代までは比較的転職はしやすい
- 30代以降は転職のハードルが上がる
という傾向があると言えます。
これはなぜかというと、一般企業が迎え入れる未経験者(一般企業で就業経験がない人)の年齢的なニーズは、20代が圧倒的だからです。
つまり、警察官を辞めて一般企業に転職するのは、なるべく早めのほうが有利になる可能性は高いということです。
30代以降は、経験者や即戦力を期待する企業が多くなるので、未経験職にチャレンジするのは難しくなります。
もちろん、30代も可能性がゼロになるわけではなく、的を絞ったアピールや経験に沿った求人選びが、20代の転職者以上に必要になってくるというわけですね。
まずは以上を押さえた上で、警察官を辞めて一般企業に転職するときのアピールポイントを見ていきましょう。
一般企業でも活きる警察官経験のアピールポイントとは!?

一般企業でも活きる警察官経験のアピールポイントとして挙げられるのは、
- 厳しい職場環境に耐えられる精神力
- 健康な体と体力
- 規律・上下関係を守れること
- 冷静さや協調性
といったところですね。
警察の厳しい職場環境の経験で培った「強い精神力」「忍耐力」などは、一般企業にとっても魅力的なポイントです。
また、業種や職種によっては健康体、体力が求められる場合もあるので、これも大きなアドバンテージになります。
他にも、厳しい上下関係の経験から、会社への忠誠心を期待されることもありますし、警察官として培った冷静な対応力をアピールできれば、プラスになるはずです。
大切なことは、これまでの警察官経験が自分の強みだと自覚することです。
これを頭に入れて転職活動を進めるだけでも、自分を生かせる場が見つかるはずです。
また、30代以降はマネジメント力を必要とする一般企業が多いので、警察官として部下をまとめた経験があるのなら、強みとしてアピールしていきましょう。

そして、転職活動を進めるときは、転職支援サービスを活用するのがおすすめです。
キャリアアドバイザーという担当者に相談しながら、
- 応募できる求人を絞る
- アピールポイントを的確にする
これらをすることで、転職活動を効率的かつスムーズに進めることができます。
警察官を辞めたいときは転職支援サービスをフル活用する
転職支援サービスというのは、イメージ的には”ハローワーク”のようなものですね。
登録をすることで、
- 希望や経験にそった求人紹介
- 自身のキャリアプラン相談
- 応募書類や面接のアドバイス
- 応募企業とのやり取り
などを、キャリアアドバイザーという担当者が無料でサポートしてくれるサービスのことです。
警察官を辞めて一般企業に転職するときは、面接や応募書類、転職マナーなどの基礎的なことが不安だと思います。
そしてなにより、転職活動で警察官経験を活かすのは、考える以上に難しいはずです。
キャリアアドバイザーは、そういった転職の負担や不安をサポートしてくれるので、どんどん活用していきましょう。
警察官から一般企業への転職におすすめの転職支援サービスは!?
お伝えした”転職支援サービス”を運営している会社は、世の中にたくさんあります。
しかし、「警察官を辞めて一般企業へ」というように、未経験分野へ転職する場合は、
- 求人の数が多い
- 豊富な転職ノウハウを持っている
つまり、大手のサービスを選んだほうが良いです。
まず、20代の方におすすめできるのは、大手マイナビワークスが手がけているマイナビジョブ20’sです。

20代転職者のみ限定(24歳から29歳)でサポートをしているので、マッチする求人が多く、とても丁寧に相談にのってもらえます。
マイナビジョブ20’sだけの求人が充実しているのもおすすめポイントです。
サポートエリアは、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 大阪
- 京都
- 愛知
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方は、マイナビジョブ20’sに相談してみましょう。
また、上記サポートエリア以外で転職する20代の方におすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

- 転職成功者数は業界1位。最大手リクルートのサービスで安心
- リクルートだけの非公開求人も多数(10万件以上)
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業界最大手のリクルートが運営するエージェントだけあって、「登録しておかないと損!」と言える、高いサポート力が魅力です。
「転職成功者が多い=転職ノウハウが蓄積されているサービス」という証拠なので、まずはここに登録しておけば安心ですよ。
そして30代以上の方に登録していただきたいのが、『JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)』です。

日本で30年以上転職サポートを行っているサービスで、
- 30代以上のミドルの転職
- 専門職・マネジメント職
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などに強いエージェントです。
JAC Recruitmentを使えば、30代までに培った経験を生かした転職が可能です。
ホームページはハイクラスを押し出していますが、未経験でキャリアアップしたい場合や異業種への転職も丁寧にサポートしてくれます。
30代以上の転職には外せないエージェントですから、必ず登録しておきましょう。もちろん、サービスはすべて無料です。

20代の方はマイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sエリア外の方はリクルートエージェント
30代以上の方はJAC Recruitment
このように登録すれば、エージェント選びは失敗しないはずです。参考にしていただけると嬉しいです。
「警察官を辞めて転職したい…」
でも、どう転職を進めたらいいか不安ですよね。
この記事では、
「警察官を辞めたい人のための転職術」
をお伝えしますね。