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30歳で未経験職への転職は厳しい!?挑戦せずに諦めなくてはいけない年ではない!


こんな不安を抱いていませんか?
30歳は、人生の大きな区切りの年。将来をいろいろと考えるなかで、
- 「これまでやってきた仕事は本当に自分がやりたいことだったのかな…」
- 「今の業界には飽き飽きしていたけど、転職するなら今が最後のチャンスなのかも…」
など、進む方向を迷う人は多いのではないでしょうか?
初転職する人のほとんどは、35歳以前に集中しているというデータもあり、アラサーは転職者が多い時期と言えます。(初転職年齢の平均は28.2歳と言われています。(参照データ:「データで見る初めての転職」@type)
しかし実際のところ、30歳で未経験職へ転職するのは、大きな不安を伴う決断です。
もしも年収や人間関係が大きく変化したらやっていけるのか、転職に失敗したら困る…など、悩みが尽きないだけでなく、30代に比べれば20代の若い人材のほうが、未経験職への転職は有利になりやすい傾向も不安要素だと思います。
とは言え、30歳はまだまだ可能性がたくさんある時期です。
さすがに30代後半、40代になって未経験職に転職する場合は、限られた仕事しか残っていませんが、挑戦せずに諦めなくてはならない年ではありません。
どうすれば30歳の未経験職への転職を成功させられるのか、一緒に考えてみましょう!
失敗は絶対に避けたい!30歳の未経験転職を成功させるために押さえたい3つのこと

30歳で未経験職に挑戦するときに絶対に避けたいのは、
- 転職したはいいけれど合わずに早期離職してしまう
- 年収の大幅ダウンなどで生活がままならなくなってしまう
などの転職失敗です。
20代なら、最悪転職に失敗してもやり直す時間はありますが、30代をキャリアを積み直したり年収を元の水準に戻す時間に費やしてしまうのはかなりのマイナスです。
そんなわけでここからは、転職成功をするために押さえたい3つのポイントをお話ししていきますね。
「30歳の自分の武器は何か」きちんと理解して転職活動を進めよう!
まず押さえておきたいのは、たとえ未経験職への転職でも、今までに培った職務経験で武器になることを明確にして、それを活かすことが大切、ということです。
一口に「未経験分野に転職する」と言っても、これまでと全く脈略のない仕事に転職する人は少ない場合が多く、どこかでつながりがあったり、元々興味がある分野だったりするものです。
つまり、たとえ全くの未経験職に転職したと思っても、フタを開けてみれば前職の経験が役立ったり、視点を変えれば身についたスキルが活きる場合は多いんです。
ですから、これまでに培った職務経験で武器になることを把握して、それらが未経験職で活かせそうかをきちんと考えておくことがとても大切です。
先にお話ししたように、30歳の応募者よりは20代のほうが未経験職への転職は有利になることが多いです。
そこであなたの武器になるのは、20代の応募者よりも豊富にそろっている「経験」「スキル」です。
これらをきちんと整えれば整えるほど、転職活動での引き出しが増えることになりますよ。
「企業は30歳の転職者に何を求めているのか?」を理解して転職活動を進めよう!

次に押さえておきたいのは、「求人を出している企業は、30歳の転職者に対して何を期待しているのか」をきちんと把握しておくことです。
20代までは、いわゆるプレイヤーとしての知識や経験があれば高い評価を得ることができますが、30歳を超えるとそれだけでは採用してもらえないこともあります。
「30代応募者の面接時に企業が重視している点をあげてください」とアンケートを実施したデータによれば、
- 専門職種の知識・経験 84%
- マネジメント能力 39%
- 人柄 34%
- 専門業種の知識・経験 25%
- コミュンケーション能力 22%
- 前職での実績 22%
このように、職種の知識や経験に次いで、マネジメント能力がランクインしています。
つまり30代は、自らが動くだけでなく人を動かす力を持った人材が高い評価を得られるんです。
「未経験職に転職するのにマネジメントなんて…」と思うかもしれませんが、企業は30歳以降の応募者に対しては、近い将来リーダーシップをとれる人材を求めていることも多いです。
また、30歳で「未経験の仕事なので、これから学ばせてください!」という勢いだけだと、頼りない人材に映ることも確かです。
たとえ未経験職への転職でも、現職で部下を動かす経験などをしているなら、積極的にマネジメント力をアピールしていくと良いですよ。
未経験職への転職を失敗しないために早めの転職活動をしておこう!

3つ目に押さえたいのは、「未経験職への転職を失敗しないコツは、在職中の早めの転職活動にある」ということです。

転職失敗しないために、転職活動?
矛盾してない!?
と思うかもしれませんが、これには理由があります。
転職活動と言っても、「早めに面接をたくさん受けて、とにかく転職進めよう!」というわけではなく、まずはきちんと情報を集めて、
- 未経験職への転職は本当に可能なのかどうか?
- 転職することで年収や待遇面の変化はあるのか?
- 30代のキャリアプランはどう描けばいいのか?
このあたりを前もって予測しておくことが、とても大切なんです。
冒頭でも、

未経験の仕事に挑戦したいけど、30歳の自分は転職できるのかな…厳しい?
こんな例を出したように、30歳で未経験職へ転職するのはどうしても不安です。
不安をそのままにして転職に踏み切った結果、転職先が見つからなかったり、給与が大幅ダウンしてしまっても、後戻りはできませんよね。
ですから、はやめに転職活動をして、転職したらどうなるのかを予測することが欠かせないんです。
おすすめなのは、転職エージェントを使ってキャリアアドバイザーに転職相談をしておくことです。
そうすれば、キャリアアドバイザーが
- 「どんな求人に応募できるか」
- 「年収はどの程度が期待できるか」
- 「今後のキャリアプランの立て方」
などを客観的にアドバイスしてくれるので、安心して転職を進めることができます。
もちろん、望んでいる未経験職への転職が厳しいとキャリアアドバイザーにアドバイスされることもありますが、代わりに最適なキャリアプランを教えてもらえば、それは次へと繋がりますよね。
30歳で転職に失敗するよりは、成功できる道を選ぶほうが今後を考えれば得策です。
まずは、情報収集のためにエージェントを使ってみる、というのはおすすめの方法ですよ。
30歳の転職におすすめできる転職エージェントの条件とは!?
ちなみに、30歳の転職におすすめの転職エージェントは、
- 大手の人材会社が運営していること
- 求人の数が多いこと
- キャリアアドバイザーのスキルが高いこと
この3つを満たしているサービスです。
30歳の転職では、数多くの求人から仕事を選ぶことでチャンスを広げることになりますし、”仕事ができる”キャリアアドバイザーに任せたほうが未経験職への転職は有利です。
おすすめの転職エージェントを挙げるなら、人材業界大手のパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営している「DODA」です。

転職支援の実績はピカイチのサービスで、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、親切丁寧に転職相談が特徴のエージェントです。
実は、個人的にもはじめての転職でお世話になりましたが、
- さすが大手サービス。求人数がズバ抜けて多い
- キャリアアドバイザーと距離が近く相談がしやすい
- キャリアプランもしっかりアドバイスしてくれた
など、とても満足度の高いサポート受けることができました。
キャリアアドバイザーと相談するなかで、今後はどうすればいいのか、道筋が見えてくると思います。
もちろん、転職相談したからと言って、無理に転職する必要はありませんから、まずは「自分の可能性」を確かめるつもりで相談してみることをおすすめします。
「未経験職に転職したいけど、もう30歳…」
転職できるか不安になりますよね。
この記事では、
「30歳で未経験職に転職するコツ」
についてお話ししますね。