

この記事の流れ
『運送業を辞めたい…転職を考えているけれど、仕事が見つかるか不安』

辞めたいと思っているんです。


ただ、辞めるのは心に決めているんですが、正直言って次の仕事が決まるか、かなり不安なんです。
運送業しかやったことがないもので…

運送業を辞めて転職をするなら、
- ”運送業経験を活かして”別業界を目指す
- 年齢的なことも考えて転職活動をする
- ”自分にマッチした求人”を探す
この3つを心がけることをおすすめします。
詳しくお話ししていきますね。
激務!?過労!?運送業を辞めたい人に多い理由とは。
あなたもAさんのように、運送業を辞めたいと思っているのではないでしょうか。
ここで、運送業を辞めたいと考えている方のアンケートを集めてみたので、いくつか見てみることにしましょう。
辞めたい理由は、拘束時間が長すぎて全く休めないことです。
毎日15時間以上働いているのに、給料に反映されない。時給換算したら、アルバイトしてるほうがマシだということが分かって、やる気も起きなくなりました。
30歳の先輩もそんなに給料が変わらないと話していて、将来が不安です。
ずっと運送関係のアルバイトしていて、ドライバーの正社員になったんですが、面接で言われた勤務内容と全然違って超激務です。
朝の7時前には出勤しないといけないなんて聞いてなかったですし、休みも週2のはずが、よくて週1、全くなくなることもあります。
自分の時間はないし、体もボロボロだし、辛いです。
同僚が過労のせいで事故を起こしたことをきっかけに、運転するのが怖くなってしまった。
これまでも何度も事故を起こしそうになったことはあるので、自分も同じ目にあったらと思うと続けられない。
そろそろ体力的にも厳しくなってきたし、別の仕事がしたいと思っている。
このように、
- 激務で自分の時間がとれない
- 長時間労働のわりに給料が低い
- 将来が不安
と言った声が多い印象です。
運送業界は、Amazonをはじめとする通販業界が急激に発達したこともあり宅配が急増。「ドライバー不足」「激務」が常態化していると言われています。
大阪府トラック協会が企業に対して行った調査によれば、
「トラック運送事業者における景況感調査」
ドライバーの過不足状況
- ドライバーが不足している 35.6%
- やや不足している 37.8%
- 適当 26.7%
- やや過剰・過剰 0%
じつに、7割の企業がドライバー不足の状態に陥っていることが明らかになっているんですね。
ドライバー不足に対して宅配の数が増加しているということは、そのしわ寄せは運送業界で働いている社員にきます。
今後もこの状況が好転するとは考えにくいですから、「このまま続けるのは難しい」という場合は、転職を考えるのもひとつの方法ではないでしょうか。
運送業経験のみで不安でも、辞めたいなら未経験職も視野に入れよう!
運送業を辞めたいと思っていても、冒頭のAさんのように、

運送業しかやったことがないもので…
と転職に不安を感じている人は多いはずです。
たしかに、別業界へと転職はハードルが高い場合が多いですが、かと言って同じ運送・物流関係の仕事に転職しても、激務や長時間労働からは逃れられない可能性が高いことは頭に入れておくべきです。
ですから、未経験の仕事にも積極的にアプローチしていくことをおすすめします。
そこで大切なのは、
- 運送業経験を別の角度で活かす
- 未経験でも転職しやすい仕事を視野に入れる
この2点です。
未経験でも採用されやすい仕事に的を絞ることで、「運送業→別業界」への転職はスムーズに進みやすくなります。
例えば、営業職は未経験でも挑戦しやすい仕事のひとつ。体力や集中力があり、そして車の運転もこなせる人材は大きな魅力です。
他にもエンジニアやサービス業、介護職などは、未経験者の採用に積極的かつ、体力のある人材に期待を寄せています。
また、運送業経験のストロングポイントとして広く応用可能なのは、「体力がある」「集中力がある」と言ったところですから、うまく自己PRに取り入れられないかを考えてみるのもおすすめです。
いずれにしても、「運送業しか経験がない…。他の仕事には関連がない」と思わずに、運送業経験をプラスにできる道を探っていきましょう。
運送業を辞めて未経験職への転職は”年齢的なこと”も考える
2つめのポイントとしてお伝えしておきたいのが、運送業を辞めたいと考えているなら、年齢を考えて転職活動をしたほうが良いということです。
なぜかというと、未経験職への転職は、若い人が優遇されることが多いからです。
同じ業界(運送業→運送関係の仕事)であれば、年齢が上がっても長いドライバー経験などを評価されやすいですが、別業界の場合は、年齢が上がるにつれてチャレンジが難しくなります。
年齢で落とされてしまう、ということが多くなるわけです。
ですので、
- 30歳前には転職を決める
- 1つ年を取る前に今年中に転職活動をする
など、年齢を意識して転職を進めていきましょう。
年齢の目安としては、25歳、27歳、30歳、35歳を軸に応募できる求人はどんどん減っていくイメージですから、26歳の人は27歳になる前に、29歳の人は30代に入る前を考えてみるといいですね。
運送業を辞めて転職するなら、まずは”自分にマッチした求人”を探す
さてここまで、
- 「運送業経験を別角度で活かす」
- 「未経験でも採用されやすい仕事を視野に入れる」
- 「年齢を意識して転職活動をする」
とお話ししてきましたが、

と悩む人もいるのではないでしょうか?
とくに、はじめての転職で異業種への転職に不安を抱えていると、「運送業経験を活かすと言っても、なかなか難しい…」と思ったかもしれません。
実際、転職に失敗する人の多くは、自己分析がうまくできていなかったり、自分に合った求人選びが出来ていないことが多いんですね。
ですから、ひとりで転職を進めるのではなく、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動をするのがおすすめです。
転職エージェントというのは、
- 経験やスキルを活かせる仕事を紹介してもらえる
- 企業とのやりとりを代わりにやってもらえる
- 書類や面接のアドバイスをもらえる
など、キャリアアドバイザーという担当者に、直接転職をサポートしてもらえるサービスのことです。
運送業を辞めたいと考えているなら、まずはエージェントに相談して、自分の経験やスキル、希望に見合う求人をいくつか紹介してもらいましょう。
そうすれば、転職活動の目安(狙える仕事や期待できる給料や待遇など)が見えてきますし、分からないことが聞けるので便利です。
もちろん、運送業に在籍中から使えますし、転職相談をしたからといって必ず転職しなくてはいけないわけでもありません。
無料でサポートしてもらえるので、うまく活用してください。
運送業を辞めて転職するなら利用したい転職エージェントとは!?
では、数ある転職エージェントのなかで、どこを使ったらいいのでしょうか。
ポイントは、
- 大手の信頼できるサービスを使う
- 自分にマッチするサービスを使う(年代やサポートエリア)
この2つです。
大手サービスのほうが求人数が多く転職ノウハウがきちんとしているので安心ですし、それぞれサービスごとに得意な年代や地域があるので、きちんと見極めることが大切です。
20代の方におすすめできるのは、大手マイナビワークスが手がけているマイナビジョブ20’sです。

20代転職者のみ限定(24歳から29歳)でサポートをしているので、マッチする求人が多く、とても丁寧に相談にのってもらえます。
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サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
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奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
に幅広くおすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

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この記事では、
「物流業界から転職するための3つのコツ」
をお伝えしますね。