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塾講師を辞めたい…転職できる!?

ただ、転職できるか心配で。。


このままだと続けられそうにないので辞めたいんです。

たしかに、塾講師をはじめとする「教育や学習支援業」は、とても離職率が高い職種です。
お気持ちはよくわかりますよ。

- 転職を考えているなら早めに行動する
- 塾講師経験をどう転職先に伝えるかをよく考える
この2つのポイントが大切になってきます。


塾講師を辞めたい人は多い!?教育・学習支援業は離職率がとても高い

塾講師というと、大学生のアルバイトとして人気が高く時給も良いので、一般的には「良い仕事」というイメージが強いかもしれません。
しかし、正社員の塾講師の場合、
- 給料が低い
- 希望の休みが取れない
- 早出にサービス残業
- モンペアの対応
などで、かなり不満を持って働いている人も多いのが現実のようです。
実際、厚生労働省が発表している「入社3年以内の離職率ワーストトップ3」というデータを見てみると、、、
1位 教育・学習支援
2位 宿泊・飲食サービス(ホテルや飲食店など)
3位 生活関連サービス・娯楽(美容院やパチンコなど)
塾講師が入る「教育・学習支援」は堂々の1位で、実に48.8%の人が離職しているという、とても高い数値が出ているのです。
教育や学習支援自体は、やりがいがあり人のためになる仕事なので、志を持って塾講師になる人もいると思いますが、理想と現実のギャップが大きく、入社3年以内という早い段階で辞めてしまうケースが目立ちます。
塾講師を辞めて転職を考えているなら早めの行動を!

まず、塾講師を辞めたいと思っているのであれば、「転職は早ければ早いほうが良い」ということを頭に入れておいてください。
塾講師などの教育や学習支援という仕事は、離職率が高いことに加えて、
- キャリアアップが難しい
- ビジネススキルが身につきにくい
という特徴を持った仕事です。
これはどういうことかというと、「年齢を重ねてもキャリアアップがしづらいので、給与がなかなか上がらない」「一般的なビジネススキルが身につかないので、時間が経つにしたがって転職が難しくなる」ということです。
転職では通常、給与は、転職先は前職の額がベースになることが多いですが、塾講師として勤続年数を重ねた場合と、多職種で年数を重ねた場合では、大きな差が出てしまうこともあります。
また、生徒への指導スキルは身についても、一般的なビジネススキルが身につかないことが多いので、年齢を重ねるほどに塾講師を辞めて転職するのが難しくなってしまいのです。
以上の理由から、もしも塾講師を辞めたいと思っているなら、なるべく早めに転職をしたほうが有利と言えるんですね。
どうやって塾講師を辞めることを伝えたら良い!?

実際に塾講師を辞めたいと思っても、生徒や保護者との関係、塾側との関係などがあるので、辞め時やどう伝えるかを悩む人もかなり多いのではないでしょうか。
しかし結論から言うと、誰にも迷惑をかけない「良い辞め方」というのは存在しないのが現実です。
最低限考えるとしたら、生徒のテスト時期や特に忙しい時期を避けて、余裕を持って伝えることです。
塾講師を辞めるときは、スケジュール調整が悩みどころになると思いますが、逆に考えれば「生徒のことを考えて、次の試験時期の前に退職します。」など、辞める口実が作りやすいとも言えます。
もちろん、辞める理由は「この仕事を続けていくことに自信が持てないので、来月末を持ちまして退職します。」など、どんなものでも構わないですが、なるべくなら塾側とあなた双方が納得いく形で退職を進めるように心配りを見せるといいですよ。
これまでの経験をどう伝えられるかが塾講師を辞めて転職するときの鍵

では、実際に塾講師を辞めて転職を成功させるためには、どんなことに気をつけて転職活動を進めれば良いのでしょうか。
それは、「塾講師経験をどう転職先企業にアピールするか」を常に考えておくことです。
塾講師が積むスキルは、一般企業が必要とするビジネススキルとは異なっている場合が多いので、転職活動の面接や応募書類でも、ついつい的はずれなポイントをアピールしがちです。
- 「生徒にはこんな風に接してきました。」
- 「授業で改善した点はこんなことです。」
このような塾講師目線の仕事のアピールは、同職種に転職するのであれば問題ありません。
しかし、異職種の一般企業に対しては、かなりズレがあるアピールになってしまいます。
目指す転職先にもよりますが、一般企業では「会社に利益を出すこと」が基本になってくるので、「どうすれば塾講師経験が会社の利益を出すことに結びつくか」という目線で自分をアピールすることをおすすめします。
例えば、
- 「こんな取り組みをしたことで、塾生の申し込みがこれだけ増えました。」
- 「塾生を増やすために、こんな努力をして、前年比でこれだけ効果を出しました。」
など、常に転職先ではどんな成果が求められるかを考えて、塾講師経験をアピールしていくと良いですよ。これが、転職を成功させる大きなポイントになります。
転職活動を進めるときは転職支援サービスをフル活用して求人を集めよう

そして転職活動をするときは、転職支援サービスをうまく活用して、少しでも有利に仕事探しを進めていきましょう。
転職するときに欠かせないのは、
- 「転職のマナーやコツ」を前もって覚えておくこと
- 自分の希望や経験を活かせる求人をたくさん集めること
- 悩みや不安が出た時に相談できる相手がいること
という3つですが、転職支援サービスに登録すれば、キャリアアドバイザーという担当者がこれらを手助けしてくれます。
転職には当然押さえておきたいマナーがありますし、知っていれば有利になるコツもあります。
そして、自分の要望や希望を満たしながら、塾講師経験を活かせる求人をいかに多く集められるかで、転職が成功するかどうかが変わってきます。
求人サイトなどでいくらでも求人を探すことはできますが、客観的に自分に合った求人を選ぶことはなかなかできませんよね。
転職のプロであるキャリアアドバイザーから的確なアドバイスを受けることで、転職面接や応募書類が受かりやすくなるので、一度相談してみることをおすすめします。
善し悪しはキャリアアドバイザー次第!?しっかり対応してくれる転職支援サービスを使おう
転職支援サービスの良し悪しはキャリアアドバイザー次第なところがあるので、しっかり対応してくれる信頼度の高いサービスを選ぶことをおすすめします。
「そう言われても、たくさんのサービスがあって迷うんだけど…」と思うかもしれませんが、まずは大手のサービスを選んでおくと安心です。
とくに20代の方におすすめできるのは、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

マイナビが20代転職者(24歳から29歳)限定でサポートをしてくれるサービスです。
キャリアアドバイザーも20代専任のため、転職の不安や悩みを相談しやすいのもおすすめのポイントです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、上記サポートエリア以外で転職する20代の方におすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

- 転職成功者数は業界1位。最大手リクルートのサービスで安心
- リクルートだけの非公開求人も多数(10万件以上)
- 全国に拠点が多いので相談しやすい
業界最大手のリクルートが運営するエージェントだけあって、「登録しておかないと損!」と言える、高いサポート力が魅力です。
「転職成功者が多い=転職ノウハウが蓄積されているサービス」という証拠なので、まずはここに登録しておけば安心ですよ。
そして30代以上の方に登録していただきたいのが、『JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)』です。

日本で30年以上転職サポートを行っているサービスで、
- 30代以上のミドルの転職
- 専門職・マネジメント職
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などに強いエージェントです。
JAC Recruitmentを使えば、30代までに培った経験を生かした転職が可能です。
ホームページはハイクラスを押し出していますが、未経験でキャリアアップしたい場合や異業種への転職も丁寧にサポートしてくれます。
30代以上の転職には外せないエージェントですから、必ず登録しておきましょう。もちろん、サービスはすべて無料です。

塾講師を辞めて転職するには、
- 「転職のマナーやコツを学ぶこと」
- 「自分の経験を魅力的に転職先企業に伝えられること」
が大切になってきます。
ご紹介した、
などのエージェントのキャリアアドバイザーに相談して、少しでも有利な状態で転職活動を進めることをおすすめします。
塾講師の仕事を辞めて転職するのは、不安ですよね。。。
この記事では、
「塾講師からの転職のコツ」
をお伝えしますね。