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転職の不採用理由トップ1は「やる気が感じられない」!
転職で採用担当者が重視しているのは、
- すぐに力を発揮してくれる(即戦力かどうか)
- 主体的に動ける人材かどうか(能動的かどうか)
というところです。
これら2つをうまくアピールすることが転職を成功させるセオリーと言われていて、これは間違いありません。
しかし、その一方で、不採用理由で最もよく聞かれるのは「やる気が感じられない」ということ。
具体的には、
- 態度や表情にやる気が見られない
- 話し方にやる気が感じられない
- 志望動機がマニュアル的でやる気が伝わってこない
というように、能力や経験などの理由ではなく、どちらかと言えばメンタル的な問題で不採用になることは多いのです。
やる気やモチベーションが低い人が最終面接まで残ることは少ないですし、スキルや経験以前の問題で「この応募者はちょっと。。。」と思われるのはたしかです。
実は、「やる気を感じられない」というのは大きなマイナスポイントなんですね。
採用担当者にやる気が伝わってはじめて、「採否の判断をしてもらえる」と言っても過言ではありません。
やる気が感じられずに転職の不採用理由になるのは伝え方が問題!?

しかし、転職するというのに、「やる気や熱意を全く持っていない」こんな人は珍しいはずです。
少なくとも転職を考えているあなたは
- 転職をして頑張りたい
- 職を変えてキャリアップしたい
- 今度は長く続けたい
こんな気持ちがあるのではないでしょうか?
それなのに「やる気が感じられない」と採用担当者が感じてしまうのには、実は理由があります。
「やる気の伝え方」が問題なのです。
やる気を上手く伝えるには、次の2つを注意してみることをおすすめします。
- 見た目・姿勢をしっかりやる気モードにする
- 自分のやりたいことや経験を自分の言葉で具体的に話す
もう少し具体的にお話しますね。
「しっかり感」のある見た目でやる気モードにする

「人は見た目よりも中身が大切」とよく言いますが、確実に採用担当者は、見た目のインパクトに左右されています。
第一印象が採否を左右する大きなポイントになるのが現実です。
- 服装
- 髪型
- しぐさ
などが「しっかりしている」というだけで、面接自体の印象もずいぶん変わってきます。
その他、表情や雰囲気から「やる気」が伝わってくるかを採用担当者は無意識に感じ取っています。
もちろん、見た目だけではなく中身が伴っていないとNGですが、服装や髪型などは、気を遣いさえすれば「しっかり感」を誰でも出せる部分です。
そういう意味でも、最低限手を抜かないようにしてくださいね。
「やりたいこと・経験」を自分の言葉で具体的に話す

そして、見た目を整えた上で「やる気」を上手く伝えるポイントが、「経験や今後やりたいことを自分の言葉で具体的に話す」ということです。
応募書類には、経験や自己PRを前もってアピールしていると思いますが、面接では「自分の言葉で具体的に伝える」ということをテーマとして取り組んでみましょう。
例えば、経験をアピールするときも「期限通り、問題なく、業務を遂行した」と事実を淡々と伝えるのではなく、
- 最初はこんな問題があった
- しかしココをこうして試行錯誤した
- その結果、期限通りに業務ができた
というように、ストーリー性をもたせた話をすることで、信憑性や理解度が増します。
仕事へのやる気を感じると共に、あなたが今後どう働いてくれるかイメージもしやすいので、これはぜひ取り入れてほしい方法です。
その他に気をつけたい転職不採用の理由とは?

さてここまで、採用担当者が不採用を決める理由で最も多いとされる「やる気が感じられないこと」の対策方法をお話してきました。
しかし、実際には「やる気を感じられない」以外にも、様々な理由が転職不採用の原因になります。
最後に、実際に不採用の原因となったポイントをご紹介しておきますね。
- 面接で前職の不平不満を話す
- 応募書類に書いてあることと面接で話すことが違う
- 応募書類の脱字や誤字があまりにも多い
- 志望動機などが他のどの会社にも当てはまる内容
- 面接中に電話やメールの音が鳴る
- 転職の回数が多いのに理由がハッキリしない
代表的なものを挙げてみました。こうして並べてみると、心がけひとつで防げることが多いことに気付くのではないでしょうか?
転職の不採用理由は、些細なことが多いものなので、十分に気をつけて転職活動を進めましょうね。
転職の「不採用の理由」を知って次の応募に繋げたい場合は!?

個人で転職活動をしていると、不採用になった本当の理由はなかなか聞き出せないものです。
- ご期待に添えない結果となりました。
- 貴意に添いかねる結果となりました。
などの言葉が添えられているだけで、具体的な理由を開示してもらえることは稀です。
そのため、「どうして不採用になってしまったのだろう!?」と不安感を強める結果になってしまうかもしれません。
不採用の理由を具体的に知ることで、次の応募へと繋がりますから、転職エージェントを通して転職活動を進めるのがおすすめです。
転職エージェントに紹介してもらった求人であれば、仮に不採用でも、担当のキャリアアドバイザーから
- どうして不採用になったのか?
- なにが良くなかったか?
- 今後注意するポイントはあるか?
など詳しいフィードバックが得られます。
これを元に次、次、と挑戦をすることで、採用試験の精度が高まっていきます。ですから、転職エージェントは積極的に活用すると良いですよ。
おすすめできる”相談しやすい転職エージェント”2選!
それでは最後に、相談しやすいエージェントを2社だけお伝えしておきます。
ポイントは、
- 大手の信頼できるサービスを使う
- 自分にマッチするサービスを使う(年代やサポートエリア)
この2つです。 大手サービスのほうが求人数が多く転職ノウハウがきちんとしているので安心ですし、それぞれサービスごとに得意な年代や地域があるので、きちんと見極めることが大切です。
20代の方におすすめできるのは、 大手マイナビワークスが手がけるマイナビジョブ20’sです。

20代専門の転職支援サービスなので、
- 20代に特化した求人が多く集まっている
- サポート内容やノウハウがしっかりしている
- マイナビだけの求人も多い
こんなプラスがあります。
キャリアアドバイザーの対応が親切丁寧で、「初めての転職」「転職に不安がある」場合でも相談しやすいです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
「転職の不採用理由で最も多いのは!?」
これを知って気をつければ、好印象を残せるかもしれません。
この記事では、
「転職の不採用理由で気をつけたいポイント」
をお伝えしますね。