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転職にかかるお金が心配…貯金はいくら必要なの!?

貯金ってどのくらい必要なんでしょう!?もしも転職先がすぐに決まらなかったことを考えると心配です。

ですが、
- 在職のまま転職活動をするのか?
- 仕事を辞めてから転職活動をするのか?
でだいぶ出費は変わってきますね。
基本的には、在職のまま転職活動を進めたほうが経済的なリスクは低いですが、そうもいかないケースもありますからね。


- 職場環境が悪くこれ以上続けられない
- 会社都合で転職せざる得ない
- 在職のままだと転職活動が進まない
という場合ですね。
貯金するなどして、経済的に困らない状態にしておくことは大切です。

必要なのは、転職までの生活費ですよね。
何ヶ月くらいあれば足りるのでしょう?

ただし、転職活動にかかる経費は生活費だけではありません。
思っているよりも出費は多くなるので、このあたりをもう少し詳しくお話していきますね。
転職活動中は思ったよりも出費が多い!あなたの貯金は大丈夫?

転職活動にかかる費用を考えた時、真っ先に思いつくのは「当面の生活費」ではないでしょうか。
- 家賃
- 食費
- 光熱費
などですね。
もちろん、これら生活費が大きな出費になるのは間違いありませんが、実は転職活動自体にもお金はかかります。
- スーツや靴などの洋服代・身だしなみ代
- 面接会場までの交通費
- 履歴書などの応募書類代・郵送費・写真代
まずは、こうしたものを計算にいれておかないと、転職活動が成り立ちません。
面接で好印象を与えるには、スーツや靴を揃える必要があったり、身だしなみは欠かせないですし、たくさん面接を受ければ交通費や履歴書等の郵送費も積み重なっていきます。
個別には大したことのない出費でも、ちりも積もれば山となり、それなりの金額になります。
採用試験を何社受けるかは、転職活動を始めてみないことには分かりませんが、次のデータを参考にするのがおすすめです。
- 20代転職者 平均14.7社
- 30代転職者 平均12.8社
- 40代転職者 平均9.7社
参照元:DODA(http://doda.jp/guide/manual/3/01_003.html#ageType)
これを参考に、
- 希望する勤務地までの交通費
- 応募書類代
- 郵送費
などを計算して、転職活動にかかる費用を想定してみると良いですね。
スーツ:30,000円から40,000円程度
交通費:希望勤務地までは片道380円
(往復760円 ✕ 13社 =9,880円)
応募書類郵送費:面接通過できるかわからないので20社分
(82円 ✕ 20社 = 1,640円)
写真代:写真屋でとってもらう
(2000円〜3000円程度)
転職活動は最低3ヶ月程度の生活費を確保!素早い転職に集中!

次に、転職活動中の生活費は、どの程度確保したらいいのかを考えていきます。
「貯金がいくらあれば大丈夫か?」という問いだと、その人によってかかる生活費が違ってくるので現実的ではありません。
先にお話したように、「最低限3ヶ月程度の生活費確保を目安にする」のがおすすめです。
その理由は、転職にかかる期間をアンケートした結果、もっとも多かったのが「1ヶ月〜3ヶ月」だからです。(参照:教えて!みんなの転職活動期間 https://lets.pitajob.jp/contents/column/feature/WF000000021/WF000000021.html?KH000000026)
しかし、これはあくまでも最低限の目安ですから、できることなら半年程度の生活費を確保しておいたほうが、ヒヤヒヤせずに転職活動に打ち込めます。
また、生活費は一度毎月支払っている固定費だけはしっかり把握することがおすすめです。なぜなら、固定費を削るのは難しいからです。
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 雑費
- ローン返済
などが固定費にあたり、基本的には固定費部分が毎月の生活費と考えて間違いありません。
もちろん、「交際費」「趣味に使うお金」など、毎月使うお金をまとめてみると、他にも出費が想定できるとは思いますが、それではいくら貯金をしても足りません。
転職活動中は、
- なるべく固定費以外は抑える
- 少しでも早く転職先を見つける
ことに集中したほうが、結果的にはお金がかからずに済みます。
転職活動を長期化させないことが大切!貯金も減らずに済む

転職活動を始める前に、必ず生活費(固定費)を計算してみることをおすすめします。
ちなみに、仕事を辞めてから転職した人が転職活動中にかけた費用のアンケートでは、
- 平均支出 約 71万円
- 平均準備金 約 63万円
という結果が出ていて、準備したお金を支出が上回る結果になっています。
なるべく余裕をもって計算しておいたほうが、いざという時に慌てずに済むはずです。
いかがでしたか?転職に貯金はいくら必要なのかについてお話してきました。
「想像していたよりも支出が多くなりそう…」と感じたかもしれません。
しかし、基本的には在職しながら転職活動をすれば経済的に行き詰まることはありませんし、退職してから転職活動をする場合は時間をフルに使えるので転職はスピーディーに決まりやすくなります。
どちらにしても、「転職活動を長期化させないこと」が大切ですから、自分なりの軸をしっかり持って転職活動を進めていきましょうね。
下記の記事では、転職をスピーディーに進めるために欠かせない「仕事選びの軸」について詳しくお話しています。合わせて参考にしてくださいね。

「転職に貯金はいくら必要だろう…」
こんな不安を抱えてはいませんか?
この記事では、
「転職に必要な貯金額はいくらなのか」
についてお話しますね。