

この記事の流れ
「保育士に向いてないと言われた…職場に行くのも憂鬱。」

自分で向いてないと思っているならまだしも、先日保護者から「あなたは保育士に向いてない」と言われてしまって…
辞めたい気持ちでいっぱいです…

他人に適正を評価されることほど傷つくことはないですよね…

職場に行くのも嫌です…
これからどうしたらいいのか悩んでいます。

ポイントになるのは次の3つです。
- ”向いているか”は最終的に自分自身が決めること
- 一人前の保育士になるには時間がかかる
- 保育士に向いていないのではなく◯◯が向いてないかもしれない
詳しくお話するので、参考になれば嬉しいです。
保育士に向いている人ってどんな人!?保育士の適正をチェックしておこう
- いつまでたっても保育がうまくできない
- 余裕がなく子供を可愛く思えなくなってきた
- 書類をうまくまとめることができない
- 職員や保護者に「向いてないんじゃない?」と言われた
こんなことが続くと、「自分は保育士に向いてないのかも…」と自信がなくなりますよね。
とくに、周りの誰かに「保育士の仕事、向いてないんじゃない?」と言われたら、辞めたくもなると思います。
しかし、せっかく努力して就いた保育士の仕事ですから、ここは一度冷静になって、今後どうしたらいいのかを一緒に考えてみましょう。
まず、そもそも保育士はどんな人に向いているのでしょうか?
代表的な「保育士の適正」を見てみることにしましょう。
「子供が好き」なことは保育士に向いている人の大きな特徴
保育士は、仕事がハードなわりには、給料が高い・待遇が良いなど、リターンが大きいというわけではありません。
大切な子供の命を預かる仕事ですから、神経を使いますし、子供それぞれに適切な対応ができなくてはいけません。
良い保育士と評価されるには、保育内容の工夫や勉強も必須ですよね。
つまり、子供が好きでなければ続けることが難しい仕事です。
当たり前のようですが、保育士に向いている人の1番の条件は「子供が好きな人」です。
「体力がある・精神的にタフ」な人は保育士に向いている
保育士は、非常に体力が求められる仕事です。
元気が有り余った子供の相手をしなくてはいけないので、日中は相当体力を使うはずです。
また、仕事上のミス、もしくはプライベートで嫌なことがあっても、子供の前ではそういった素振りは見せられないので、精神的にも強くなければいけません。
保育士に向いているのは、「体力やメンタル面に強い人」と言えます。
「器用である・工夫できる」人は保育士に向いている
保育士試験ではピアノが必要だったり、行事では飾り付け、子供と絵を描く…など、「器用な人」のほうが保育士には向いていると言えます。
また、保育内容を工夫して子供に笑顔を与えられる人は保育士として評価されやすいですね。
”保育士に向いているかどうか”は最終的には自分自身が決める必要がある
さてここまで、保育士に向いている人の特徴を3つお話ししてきました。
もしかしたら、「保育士をやってきたけど、わたしはやっぱり適正がないのかも…」と思った人もいるかもしれません。
しかし、適性はあくまでも、理想の”保育士像”から抽出したポイントです。
保育士も人間です。実際は、一人前になる過程で、

子供とうまくコミュニケーションが取れない…
子供が好きだと思っていたのに‥
と不安になることもあるでしょうし、立派に保育士を続けている人のなかには、

という人もいます。
他人の評価はもちろん気になりますが、その仕事が向いているかどうかは「自分自身が続けたいと思えるか」にかかっています。
最終的には、自分が向き不向きを判断する権利を持っている、と考えてみてください。
一人前の保育士になるには時間がかかる!向いてないと思うのは早すぎる場合も
- 保育士になってまだ2年目。
- 新しい保育園で仕事をはじめたばかり。
こんな場合は、保育士としての仕事がまだ身についていないせいで、「向いてない」と思い込んでいることも少なくありません。
周りに「向いてないんじゃない?」と言われたとしても、「経験が足りない」という意味に受け取ったほうが良いです。
以下は、社会人何年目から一人前になったと思うか?とアンケートを取ったデータを引用させていただいたのですが、
Q.自分は社会人何年目から「一人前」になったと思うか教えてください。
- 4年目~6年目 42.6%
- 10年目~12年目 16.4%
- 1年目~3年目 14.6%
- 7年目~9年目11.6%
- 13年目以上 10.4%
引用元:マイナビニュースより一部抜粋 http://news.mynavi.jp/news/2013/12/01/016/
このように、4年目以降が全体の8割以上を占めていることが分かります。
10年経ってようやく一人前になったと回答した人も16.4%いますから、続けてみなければ向き不向きはわからないこともあるんですね。
ですから、保育士経験が少ないうちは、「向いてない…」と決めつけないことも大切ですよ。
保育士に向いていないのではなく、”◯◯が向いてないだけ”かもしれないことを頭に入れておく
- 保育がうまくできない
- 書類がまとめられない
- 周りから向いてないと言われる…
このように嫌なことが重なると、自分は保育士に向いてないんだな…と考えてしまいますよね。
しかし実際は、あなたが働いている職場が向いてないだけ、ということも多々あるんです。
例えば、
- 園長のやりかたと合わないので保育がうまくいかない
- 休みがとににくい、残業も多くて書類がまとまらない
- 職員の人間関係が悪い職場で「向いてない」と嫌味を言われている
など、保育士の仕事云々ではなく、職場があなたに合っていないからうまくいかない、というケースは非常に多いです。
こうした場合は、職場を変えることで問題が解決しやすいので、保育士が向いてないから辞めたい…ではなくて、別な保育施設へと転職を考えてみるのも一つの方法です。
転職する方のなかには、「職場を変えたら仕事に前向きになれた」「同じ仕事をしているのに環境が違うだけで評価が変わった」という経験をする人もいます。
せっかく保育士になれたわけですから、保育士として前向きに働ける環境を目指すのもおすすめです。
転職を考えているなら情報収集からスタートさせよう

時期とか辞め方とかどうしらいいの!?
こんなふうに悩む人も多いと思います。
たしかに、年度末までは辞められないのでは?そもそも雇ってもらえるのかな?と不安になりますよね。
そんなときは、情報収集をスタートさせておきましょう。
おすすめなのは、保育士の転職を専門にサポートしてくれる転職支援サービスに登録しておくことです。
- 希望に合う職場を紹介してもらえる
- 保育園の辞め方など状況に応じたアドバイスをもらえる
- 面接のアドバイスをしてもらえる
など、安心して転職活動ができます。
無料で利用できるのはもちろん、直接担当者に相談できるので、不安な部分を解決しながら次の職場を探すことができて便利です。
とくに、「保育ひろば」という保育士専門の転職支援サービスは、対応が早く相談がしやすいのでおすすめです。
- 給料アップをしたい
- 職場環境の良い保育園が良い
- 希望の勤務地がある
なども気兼ねなく相談しながら転職を進められるので、希望が叶いやすいサービスです。

日本全国の求人を探せて保育求人の数もトップクラスなので、ここには登録しておくと良いですよ。
公式サイト:保育ひろば

保育士の仕事が向いてない…と悩んだときに知っておいてほしいことをお話してきました。
向いてないと思いながら仕事をするのは辛いものです。
一度冷静になって、本当に向いてないのかどうか、ぜひ考えてみてください。
職場が合っていないだけかもしれませんから、その場合は別の保育施設を探してみてくださいね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
「保育士に向いてないと言われた…」
これは辛いですよね。辞めたくなっても不思議はありません。
この記事では、
保育士を辞めたいときにチェックしたい3つのポイント
をお伝えしますね。