

上司が嫌いで会社に行きたくない…辞めたいけど、転職できる?

理不尽な要求が多いですし、このあいだは同僚の前で叱責されて…もう会社に行くのすらつらいです。

毎日つらいですよね。

正直言って、仕事を辞めたいと思っているのですが、人間関係を理由に転職するのは良くないって聞くので不安です…

まずは、人間関係を理由に転職する場合の考え方をお話ししたあとに、
上司が嫌いで辞めたいときにどう対処したらいいのか、以下の3つの対処法をお伝えしようと思います。
- 部署異動など配置転換を求めてみる
- 上司に対する見方を変えてみる
- 転職活動は辞める前にスタートする
悩んでいてもストレスになるだけですから、やれることからやっていきましょう。
「上司が嫌い」という転職理由は多い!辞めたい理由No.1は人間関係
あなたもAさんのように、上司が嫌いで会社を辞めたいと思っても、「人間関係で転職するのはどうなんだろう…」と不安なのではないでしょうか?
- 上司や同僚との問題はどこにいってもある
- 人間関係で辞めるのは逃げの転職になる
など、あまり良いイメージはないはずです。
しかし実際は、「上司と合わない」など人間関係を理由に転職する人の割合はダントツで多いのが実情なんです。
以下は、退職理由の本音をリサーチしたものですが、
【退職理由の本音ランキング】
- 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
- 労働時間・環境が不満だった(14%)
- 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
- 給与が低かった(12%)
- 仕事内容が面白くなかった(9%)
- 社長がワンマンだった(7%)
- 社風が合わなかった(6%)
- 会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
- キャリアアップしたかった(6%)
- 昇進・評価が不満だった(4%)
引用データ:リクナビネクストより一部抜粋 https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/
このように、TOP3に人間関係の理由が2つランクインしていることが分かりますよね。
「上司が嫌いで辞める」という理由を、そのまま会社に話したり、転職活動で使うのはNGですが、転職のきっかけとしては珍しくない、ということは知っておきましょう。
上司が嫌いで辞めたい人はどんなことに悩んでいる?
それではここで、上司が嫌いで転職をした(考えている)方の悩みをいくつか見てみることにしましょう。
前職は女性が大半の職場で、上司ももちろん女性。仕事はできる人でしたが、気分屋で言っていることが毎日違う。嫌なことがあると怒鳴り散らされ、スタッフはみんなすごいストレスだったと思います。
私が我慢できなかったのは、男性スタッフには優しいのに、女性スタッフに対しては態度があからさまに違ったところです。この人の下で働くのは耐えられないと思い辞めました。
転職活動は苦労しましたが、希望の業界に転職もでき、人間関係のストレスから解放されて満足してます。
入社して半年ですが、上司が嫌すぎて辞めました。最初は「なんでも聞いてくれ」と言っていたのに、わからないことを質問すると、「自分で調べろよ」の一点張り。入社1ヶ月も経たないうちから、そんな働きで給料もらえると思ってるのか?と嫌味を言われるようになりました。
3ヶ月目で鬱のようになり、会社を休んだときも、「休まれたら迷惑なんだよ」と言われ、精神的に参ってしまいました。
同業界で転職しましたが、上司が違うだけでこんなに働きやすのか、と思っています。
典型的なダメ上司でした。仕事ができないくせに、なにかあれば部下のせいにする。指示は的外れ。
PCもろくに使えないので、使い方を教えるが覚える気がない。「全部やっといて」が口ぐせ。なんのために仕事をしているのかわからなくなり、転職を決意しました。
給料は多少下がりましたが、今はまともな上司、社員と働いているので転職して良かったです。
人間関係を理由に転職している人は多い。環境を変えることでチャンスもある
上司が嫌いで転職した(考えている)方の悩みを見てきましたが、きっと、同じような境遇の人もいると思います。
今の仕事を辞めたとしても、転職先にも馬が合わない上司がいるかもしれないですし、人間関係のトラブルが全くない、という職場はありません。
しかし、「上司が違うだけでこんなに働きやすのか」という男性の例にもあるように、良い人間関係の職場で働ける可能性も十分にあります。
転職を成功させるには、事前の情報収集をきちんとすることが大切ですから、転職活動をスタートさせるときは注意してみてくださいね。
上司が嫌いで辞めたいときは、現状で解決できないか探ってみる!
さてここまで、人間関係を理由に転職する場合の考え方についてお話ししてきました。
しかし、せっかく入社した会社を辞めるのは勇気が必要だと思います。
もしかしたら、「できることなら現職を続けたまま上司の問題を解決できないか…」と考えている人もいるかもしれません。
そんな場合は、現職のままで解決できないか、部署異動などの配置転換を会社側に求めてみても良いかもしれません。
うまくいけば、上司のもとを離れられますし、現職を続けることができます。
もちろん、部署異動はなかなか認められなかったり、異動しても上司と顔を合わせる、などなかなかうまくいかないことは多いですが、
- 現状のまま解決できないか努力する
- 無理な場合は転職の道を探る
というステップを踏んだほうが、後悔するリスクは低いので、トライする価値はありますよ。
嫌い!だけじゃもったいない。上司に対する見方を変えてみよう
転職することを決めた場合も、退職日までは上司と顔を合わせることになりますよね。
「辞めるまで我慢してなんとかやり過ごす…」というのも辛いですから、その時間を嫌々過ごさない工夫をしておくことも大切です。
そこでおすすめなのが、上司に対する見方を変えてみることです。
あなたの上司は、会社のトップではない限り、会社に雇われている身ですよね。
つまり、立場上はあなたより”上”かもしれませんが、同じ会社員です。
給料は多くもらっているかもしれませんが、上司という立場上、責任は重くなりますし、上からのプレッシャーもきついかもしれません。もしかしたら、思うように部下を指導できずに悩んでいるかもしれません。
こんなふうに、上司の立場になって考えてみると、上司なりの大変さに気がつくのではないでしょうか。
どういうことかというと、今後は自分も上司として人の上に立つ機会があるでしょうから、この機会に、
- なぜここまで嫌悪感を抱くのか?
- 上司としてなにが足りないのか?
- 自分が上司になったらどう動くか?
などをシミュレートしてみると良いです。
辞めるとなれば、引き継ぎ等はありますが、少しは心に余裕が持てるはず。反面教師として上司を観察すれば、今後の自分につながりますから、ぜひ試してみてください。
上司が嫌いだからとすぐ辞めるのはNG。転職活動は辞める前にスタート!
「上司が嫌いだから辞める」と決めたら、まず最初にやるべきことはなんだと思いますか?
それは、退職を申し出ることではなく、転職活動をスタートさせることです。
出勤すらつらいと、はやく職場を去りたくなりますが、なにも考えずに勢いで辞めてしまうと、
- ブランクを作る可能性が高い
- 今後の見通しが立たず焦る
- 落ち着いて転職先を探せない
このようなリスクを負うことになってしまいます。
先にお話ししたように転職を成功させるには事前の情報収集が大切ですから、今やるべきことは転職活動なんですね。
在職中に転職活動を進めるには、すべてをひとりでこなそうと思わずに、転職エージェントを使うのがおすすめです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーには、
- 希望に合う求人を探してもらう
- 書類のアドバイスをしてもらう
- 面接等のセッティングをしてもらう
- 企業情報などをおしえてもらう
などをサポートしてもらって、最も大切な「面接」に力を集中できる状態にしておくのがベストです。
また、転職先でどんな人か上司になるのかは最も気になるポイントでしょうから、そのあたりもエージェントであれば教えてくれることが多いので、安心です。
転職を成功させるためにも、エージェントをうまく活用してまずは情報収集をスタートさせましょう。
情報収集におすすめできる転職エージェントは!?
では最後に、情報収集におすすめの転職エージェントをお伝えしておきますね。
まず、20代で転職する方におすすめできるのが、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

ご存知”マイナビ”が、20代の転職者(24歳から29歳)を専門的にサポートしているサービスです。
- 20代に特化した求人を紹介してもらえる
- 転職のコツをアドバイスしてもらえる(書類や面接など)
- マイナビだけの求人も多い
など、20代に多数のメリットがあるサービスです。
キャリアアドバイザーも”20代専任”なので、相談しやすいのが魅力です。
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上司が嫌いだと、仕事に集中できないですよね。
この記事では、
「上司が辞めたいときに考えてほしい3つの対処法」
をお伝えします。