

「年収が下がってもいいから転職したい」はリスクが高い!?

でも、妻には反対されていて。。。どうしたらいいのでしょうか!?



ただ、転職するなら年収は「現状維持以上」を目指したいところです。
というのは、転職時の年収は、
- 会社の規定に従う場合
- 現状の年収を目安に決められる場合
- 実績や成果を元に決められる場合
の3つのケースに分かれますが、いずれにしても年収ダウンで転職してしまうと、年収を元の水準に戻す時間はトータルで見ればロスになります。
なかなか年収が上がらない事態も想定できますしね。


- モチベーションが下がる
- 生活が苦しくなる
- 転職を繰り返す
といった状態にならないとも言い切れないので、慎重に転職を進めたほうがいいですよ。
年収が下がる転職の「悪い例」と「良い例」

ところで、あなたが「年収が下がってもいいから転職したい」と思う理由はどこにあるのでしょうか?
実は、その理由によって転職後に年収が下がっても満足できるかどうかが変わってきます。
- とにかく現職に不満だらけだから早く転職したい
- 離職期間が長引いているから、はやく転職したい
もしもこうしたネガティブな理由であれば、年収ダウンが転職後にマイナスに響く可能性が高いと思います。
なぜかというと、ネガティブな理由で転職を推し進める場合は、経済的な見積もりも不十分なままに転職するケースが多いからです
転職した結果、「やっぱり経済的にやっていけないから、もう一度転職かも。。。」という結果になったら、それこそ最悪ですよね。
とくに転職を急いであり合わせの職場に転職してしまうと、モチベーションを保つのが難しく、年収が下がったことがさらに不満を高めてしまう恐れが高いです。
また、もう一度転職するにもベースとなる年収が下がっているので、そこから一気に年収をアップさせることは難しいために負のスパイラルにはまってしまうかもしれません。
これは年収が下がる転職の悪い例ですが、一方で「年収が下がる転職」でも良い例もあります。
例えば、
- 本当に行きたいと思っていた業界にキャリアチェンジ
- 転勤無し、通勤も楽、本当に満足できる職場への転職
こういったポジティブな理由であれば、キャリアを長い目で見たときに年収を含めた満足度は十分に取り返せることが予想できます。
そのため、年収は下がっても転職は成功したと言えますね。
ですから、もしも年収が下がっても転職したいと考えているのなら、
- その理由はポジティブなものか
- 後から取り返せる現実的な選択なのか
をしっかり考えることが大切です。
経済的な面が絡んでくると、様々なことが簡単には進みませんが、本当に転職したいのであれば、家族や身近な人の賛成は不可欠なので、賛成してもらえるように努力は惜しまないことも忘れないようにしましょうね。
年収が下がってもいいではなく現状維持以上で転職を目指すには?

先にお話したように、年収は「現状維持かプラスアルファ」で転職したいですよね。
仮に、
- 「異業種への転職」
- 「未経験の分野への転職」
のように年収ダウンを覚悟しなくてはいけない場合でも、最初から「年収は下がっても仕方ない」と思って転職活動をするのと、「なんとか年収は維持したい」と思うのとでは結果が違ってきます。
そこでおすすめしたいのは、「年収維持のために転職エージェントを頼ってみる」ということです。
転職エージェントというのは、すでにご存知の方も多いとは思いますが、
- 希望に沿った求人紹介
- 書類や面接のアドバイス
- 転職の不安や悩み相談
- 応募企業の詳細な情報提供
などを、キャリアアドバイザーという担当者が無料でサポートをしてくれるサービスですね。
たとえ、下調べの末に「未経験者だから年収ダウンは避けられない」という状況でも、キャリアアドバイザーに相談すれば「年収の現状維持が可能な求人」を見つけてくれるかもしれません。
これは相談してみないことにはわからないことなので、逆に言えば相談しないのは勿体ないこと。転職エージェントを頼ることに損はありません。
年収交渉は、転職エージェントサービスだからこそしてもらえる特徴なので、早々に諦めるよりはトライしてみましょう。
思っているよりも年収が下がることの物理的・精神的な負担は大きいです。
余計な心配や負担を抱えるよりは、年収をなるべく維持できたほうが、気持ちよく働けるのは言うまでもありません。
ちなみに、年収UPや給与交渉などに強い転職エージェントを1社挙げるなら「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあり、キャリアアドバイザーが丁寧に話を聞いてくれるので、年収についても相談しやすいです。
年収UPなど希望条件を積極的に叶えようと動いてくれるエージェントなので、まずは相談してみると良いですよ。
「年収が下がってもいいから転職したい。。。」
もしもこんなふうに考えているなら、あとで後悔するかもしれません。
この記事では、
「年収が下がっても転職したい時に考えるべきこと」
をお伝えしますね。