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「歯科衛生士を辞めたい…」3つの転職理由とは!?
実は、歯科衛生士は離職率が高い傾向にある仕事と言われています。
歯科衛生士の勤務状況について調べた調査でも、
- 「勤務先が変わったことがない」と答えた人:24.3%
- 「勤務先が変わったことがある」と答えた人:74.4%
引用元:日本歯科衛生士会より一部抜粋 https://www.jdha.or.jp/pdf/h27-dh_hokoku.pdf
実に7割以上の歯科衛生士は職場を変えた経験があると回答しているように、定着して働くのが難しい仕事と言えます。
歯科衛生士自体を辞めた人のデータはありませんが、「辞めたい」と考えている人は多い印象がありますね。
そして、転職理由は主に次の3つに分けることができます。
- 人間関係のトラブル
- 仕事が覚えられない
- 職場環境が悪い
あなたが歯科衛生士を辞めたい理由も、このいずれかに当てはまるのではないでしょうか?
もう少し詳しく見ていきましょう。
歯科衛生士を辞めたい人多い転職理由その1:人間関係のトラブル

- 先生や院長と相性が合わない
- 先輩が怖くて仕事がしにくい
- 周囲と上手く馴染めない
- 職場いじめやモラハラなどがある
人間関係のトラブルは、歯科衛生士に多い転職理由のひとつです。
人間関係のトラブルは、歯科衛生士に限らずどんな業界にもありますが、歯科医院は少人数で働くことが多いため、相性が合わない人がいるとかなり働きにくくなってしまいます。
「歯科衛生士を辞めたい」とひとくちに言いますが、仕事内容そのものではなく、一緒に働く先輩や先生に嫌気が差しているだけの場合もありますよね
ですから、この辺をしっかり見極めて、
- 歯科衛生士の仕事自体を変えたいのか
- それとも人間関係を変えたいだけなのか
落ち着いて考えてみることが大切です。
歯科衛生士を辞めたい人に多い転職理由その2:仕事が覚えられない

- ミスがいつまでも減らず怒られる
- 仕事が遅く周りに迷惑をかけてしまう
- 技術が未熟なのでうまく仕事ができない
歯科衛生士になったばかり、または仕事を覚えるのが苦手という人は、自分のミスや技術の無さに自信をなくして、歯科衛生士を辞めたいと思ってしまうのではないでしょうか。
歯科衛生士は、医療に関わる仕事という特性上、覚えることが多く、一般的な仕事に比べるとミスに対する責任が重いと言えます。
仕事が覚えられないと、先輩や先生から白い目で見られたり、叱られることもあるでしょうし、これが続くと、
- 「自分には向いていないんじゃないか」
- 「なにをやってもうまくいかない」
とネガティブな考えに走ってしまうはずです。
しかし、どんな仕事も、一人前になるには時間も努力も必要です。
当然、ミスは極力無くしたいですが、大切なのは「そこから何を学べるか」「次に繋がる姿勢を見せられるか」です。
仕事が覚えられずに歯科衛生士を辞めたいと考えているなら、「この仕事は向いていないかも」とばかり考えるのではなく、「歯科衛生士の仕事を通して、自分は成長できそうか?」と考えてみてください。
その答えが”イエス”であれば、歯科衛生士を続ける価値はありますよ。
歯科衛生士を辞めたい人に多い転職理由その3:職場環境が悪い

- 衛生士業務の他にもいろいろなことをさせられる
- 歯科衛生士がやるべきではない処置をさせられる
職場環境がしっかりしていないことも、歯科衛生士を辞めたい人に多い転職理由です。
歯科衛生士なのに、医院のあらゆる業務をしなくてはならず、衛生士の業務をほとんどさせてもらえなければ、技術を磨くことが出来ず時間ばかりが過ぎてしまいますよね。
また、歯科衛生士がやってはいけない処置を強要させられるなどは、違法行為になるので今後のキャリアに悪影響です。
すべてを職場環境のせいにすることは出来ませんが、「自分が成長できない環境」にいることは、長い目でみたときに大きなマイナスです。
こうした場合は、別の職場で働くことを検討する必要があります。
とくに、仕事や技術を吸収しなくてはいけない新人歯科衛生士にとっては、1年目から3年目は最も大切な時期。この時期を上記のような医院に務めて過ごすのはおすすめできません。
技術向上に支障が出るだけでなく、社会人としての基礎が学べないおそれもありますから、別な医院に身を置く、キャリアチェンジを考えるなどの対策をとることも大切です。
歯科衛生士を辞めたいなら「職場を変えること」をまずは考える

さてここまで、歯科衛生士を辞めたい人に多い転職理由を見てきましたが、現職を辞める場合は、進むべき道は2つに分かれます。
- 職場を変えて別の医院で歯科衛生士の仕事をする
- 歯科衛生士自体を辞めて別の仕事をする
ここまでお話してきた、「人間関係」「仕事が覚えられない」「職場環境が悪い」という転職理由は、職場を変えることで不満を解決できる可能性が高いと言えます。
ですから、あなたの気持ちに、「歯科衛生士の仕事を通して、自分は成長できる」と思える部分があるなら、全く別の仕事に転職するよりも職場を変えることを考えてみてください。
せっかく得た歯科衛生士という仕事ですし、経験があるため転職はしやすいです。
ただし、
- 人間関係の良い職場かどうか
- 自分に合った職場なのか
- しっかり環境が整った職場か
これらを見極めて職場を探す必要があるので、出来るだけ質の高い情報を集めて転職活動を進めることが大切です。
おすすめしたいのは、歯科衛生士専門の転職支援サービスを利用して情報収集をすることです。
普通の求人サイトや直接応募等では、求人内容くらいしか事前に知ることができませんよね。
しかし、歯科衛生士専門のサービスを使うことで、あなたの希望を聞いた上でキャリアアドバイザーという担当者が求人探しを手伝ってくれます。
キャリアアドバイザーに紹介してもらった求人であれば、職場環境や仕事内容など、細かい情報を聞き出せるので安心です。
良い職場に巡り合うには、希望条件をはっきりさせて、該当する求人をなるべく多く集めることが成功のカギなので、一度キャリアアドバイザーに相談してみると良いですね。
ちなみに、おすすめできる歯科衛生士専門の転職支援サービスは「ジョブメドレー」というサービスです。

医療業界に特化しているので、ここにしかない求人も多数あり、とても使いやすいサービスです。
まずは登録しておくといいですよ。
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歯科衛生士の仕事自体を辞めたいときはどうしたらいい!?

- 仕事自体がどうしても自分には向いていないと思う
- 続けることに全く希望をもてない
こうした場合は、歯科衛生士の仕事自体を辞めて別の仕事をすることを考える必要があるかもしれません。
努力した末に就いた歯科衛生士を辞めるのは、不安でしょうし悩むと思いますが、歯科衛生士以外の職種に転職するのであれば、早めのキャリアチェンジがおすすめです。
というのは、同じ職種に転職するケース(歯科衛生士から歯科衛生士)とは異なり、職種を変える転職(例えば、歯科衛生士から事務員など)は、年齢が上がれば上がるほど難しくなるからです。
例えば、
- 24歳、社会人経験が少ない
- 32歳、社会人経験は多い
この2人が未経験職に転職するケースでは、前者のほうに企業ニーズがあることが多いです。
また、歯科衛生士という仕事は、しばらく別の仕事をするなどのブランクがあっても、資格の力が強いため返り咲くことが可能な職種です。
ですから、「歯科衛生士の仕事がとにかく辛い…」と悩んでいるなら、別の分野に目を向けてチャレンジしてみるのも悪い選択ではありません。
まずは、
- 自分にはどんな仕事が合っているのか
- どんな求人に応募できるのか
など、情報を集めることからスタートすると良いですね。
歯科衛生士を辞めて別の職種に転職する場合も、転職支援サービスを使うのがおすすめです。
キャリアアドバイザーに相談することで、
- 適職などの自己分析
- 希望や経験に沿った求人紹介
- 転職の不安や悩み相談
などを無料でしてもらえるので、うまく活用してください。
おすすめできるのは、大手の転職サイトが運営しているサービスです。
大手サービスのほうが、
- 求人の数が圧倒的に多い
- 転職ノウハウがきちんとしているので安心
と言えるからです。
ちなみに、20代の方におすすめできるのは、大手マイナビワークスが手がけているマイナビジョブ20’s。

20代転職者のみ限定(24歳から29歳)でサポートをしているので、マッチする求人が多く、とても丁寧に相談にのってもらえます。
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となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
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転職成功プランナーのマミです。
「歯科衛生士の仕事を辞めたい…」と悩んでいませんか?
勢いに任せて辞めて、後悔だけはしたくないですよね。
この記事では、
「歯科衛生士を辞めたい人に向けて、後悔しない対処法」
をお伝えしますね。