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調理師を辞めたい…異業種への転職は厳しい?

辞めたい、転職したいと思うのですが、調理師から異業種に転職するのはやっぱり厳しいのでしょうか?

調理師から転職するのであれば、
- 進みたい道をよく考えること
- キャリアチェンジは若いほど有利
- 在職中に転職活動を進めておく
このあたりがポイントになってきます。
未経験職への転職は、決して簡単なことではありませんが、しっかり対策していけば大丈夫ですよ。詳しくお話していきますね。
「長時間勤務」「怒鳴られる」調理師を辞めたい人に多い悩みとは!?

人間の生活に欠かすことができないのは、昔から「衣食住」と言われますが、なかでも「食」は、「健康に生きるため」「喜びを得るため」に重要な行動です。
そのため、「食」を仕事にする調理師は、一人前になればどこに行っても通用する、食いっぱぐれが無い職業ではないでしょうか。
しかし、調理師や料理人として成功するには、下積み時代を経なくてはいけませんから、相当苦労が多いのも事実です。
憧れて入った業界でも、志がないと、「調理師は辛い…辞めたい…」と思ってしまう人も多いようです。
それでは、調理師を辞めたいと考える人は、一体どんなことで悩んでいるのか見てみましょう。
勤務時間が半日以上というのは当たり前です。さらに連勤も多く、疲れがどんどん蓄積するのでやっと休みがきても寝ていることしかできません。
まだ入社して6ヶ月なので、洗い物や仕込み、掃除、なのは分かりますが、毎日のように怒鳴られるのが苦痛で仕方ないです。
まず、労働時間がとにかく長いです。毎日13時間は働きますが残業代は全く出ません。
さらに早出も必要で、休憩時間はせいぜい15分でしょうか。料理が好きだったので調理師になりましたが、家では料理する気にもなりません。
週6、毎日13時間以上立ちっぱなしなのがつらいです。
朝は8時入り、帰りは夜10時、これで給料は手取りで15万。怒鳴られるのは日常茶飯事だし、暴力やいじめもあるので、調理師になったのは間違いだったかもと思っています。
このように、一般企業の会社員に比べると、かなり過酷な環境で働いているケースが多いと言えます。
「怒鳴られる」「暴力」などは、モラハラに該当する場合もありますが、「修行の身なんだからの一言で片付けられる」という声もありました。
こうした職場環境でも、「一人前になって独立したい」という強い志をもっていれば、耐えられるかもしれませんが、調理師としての将来を描けないのであれば、転職して別の道でキャリアを積むのもひとつの方法です。
調理師を辞めたいなら早めのキャリアチェンジが功を奏する!?

調理師を辞めて異業種に転職を考えているなら、はやめに行動を起こしたほうが良い場合もあります。
それはなぜかというと、いわゆるキャリアチェンジ(職種変更)は、若ければ若いほうが
- 可能性が大きい
- キャリアチェンジ後の昇進や昇給で有利
と言えるからです。
例えば、25歳で調理師を辞めて転職する場合では、目指せる未経験歓迎求人の数も多く、転職後に十分に経験を積む時間がありますが、これが35歳の場合では、未経験歓迎求人も減り、転職後できてもキャリアアップの可能性が狭まってしまいます。
これは極端な例ですが、たとえ1年の違いでも未経験分野への転職は若い人材が有利な傾向があることを頭に入れておくといいですね。
「食」つながりの転職。調理師を辞めたい人におすすめの転職の道

調理師を辞めて転職するときは、まずはどんな道に進むかを考えておきましょう。
もちろん、これまで調理師をしていたのに、すぐに「この仕事に転職したい」という希望が出ることは稀でしょうから、最低限「食に関連した企業」に転職するのか、それとも全く別の業界へとキャリアチェンジをするのかを明確にしておきたいところです。
「食に関連した企業」というと、レストラン、居酒屋、ファストフードなど飲食関連の企業を思い浮かべるかもしれませんが、食を扱っているのは飲食業ばかりでもありません。
- 食品を扱っている製造業
- 食のメディアを運営しているIT系企業
など、食をベースにした企業はたくさんあります。
調理師を辞めて転職する場合でも、食つながりであれば興味が沸きやすかったり、転職理由や自己PRなども組み立てやすくなるのでおすすめですね。
「調理師経験があるので、現場で培った料理・食品知識が豊富」
↓
グルメ関連のウェブメディアを運営しているIT企業で経験や知識が活かせるかもしれない
こんな感じで、調理師経験を未経験分野でどう活かせるかを考えてみると、可能性は大きく広がるはずです。
調理師を辞めたい人におすすめの転職の進め方

調理師の方に限らず、転職は在職中にある程度は進めておく、理想は内定を取っておくのが基本です。
なぜかといえば、退職してからだと、
- ブランクを作るリスクが高くなる
- 経済的な問題を抱えるリスク
- 転職先が決まらず非正規雇用に落ち着いてしまうリスク
このようなリスクが増えるからです。
しかし、先ほどご紹介した調理師の悩みからも分かるように、激務で帰宅は夜遅く、土日も関係ない、となると転職活動をするのが難しい人も多いのではないでしょうか?
これを解決するには、転職エージェントを積極的に利用しましょう。
転職エージェントというのは、登録をすると、
- 希望や経験に合った求人紹介
- 求人企業の詳しい情報提供
- 応募書類や面接のアドバイス
- 応募企業とのやり取りの代行
などを、キャリアアドバイザーという担当者が無料でサポートしてくれるサービスです。
キャリアアドバイザーに相談をしておくと、希望に合った求人を集めて紹介してくれますし、時間のかかる情報収集や企業研究の手間を大幅に省くことができます。
調理師としての経歴を踏まえた上で求人を集めてくれるので、未経験分野への転職でも内定を取りやすい求人企業にアプローチできます。
また、通過しやすい履歴書や職務経歴書の書き方を教えてもらえますし、転職の基本的なマナーを学ぶためにも、キャリアアドバイザーとコネクションをもっておくのはおすすめです。
スピーディーに転職をしたいのであれば、転職エージェントに任せるところは任せましょう。
未経験職種への転職におすすめできる転職エージェントは!?
では最後に、調理師から未経験分野への転職におすすめできる転職エージェントをお伝えしますね。
まずは、20代の方におすすめできるのが、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

20代の転職(24歳から29歳)を限定でサポートしているので、
- 20代がターゲットの求人が多数
- 第二新卒・20代転職のノウハウが充実
- キャリアアドバイザーが20代専任
など、20代には非常にメリットが多いサービスです。
はじめての転職にも最適なエージェントで、セールスポイントや転職の不安を相談しやすくおすすめです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、上記サポートエリア以外で転職する20代の方におすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

- 転職成功者数は業界1位。最大手リクルートのサービスで安心
- リクルートだけの非公開求人も多数(10万件以上)
- 全国に拠点が多いので相談しやすい
業界最大手のリクルートが運営するエージェントだけあって、「登録しておかないと損!」と言える、高いサポート力が魅力です。
「転職成功者が多い=転職ノウハウが蓄積されているサービス」という証拠なので、まずはここに登録しておけば安心ですよ。
そして30代以上の方に登録していただきたいのが、『JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)』です。

日本で30年以上転職サポートを行っているサービスで、
- 30代以上のミドルの転職
- 専門職・マネジメント職
- 日系・外資系企業への転職
などに強いエージェントです。
JAC Recruitmentを使えば、30代までに培った経験を生かした転職が可能です。
ホームページはハイクラスを押し出していますが、未経験でキャリアアップしたい場合や異業種への転職も丁寧にサポートしてくれます。
30代以上の転職には外せないエージェントですから、必ず登録しておきましょう。もちろん、サービスはすべて無料です。

20代の方はマイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sエリア外の方はリクルートエージェント
30代以上の方はJAC Recruitment
このように登録すれば、エージェント選びは失敗しないはずです。参考にしていただけると嬉しいです。
「毎日つらい…調理師を辞めたい…」
こんな風に悩んでいませんか?
でも、未経験分野への転職は不安ですよね。
この記事では、
「調理師から未経験分野へ転職するときのコツ」
をお伝えします。