

この記事の流れ
「バスガイドの仕事を辞めたい…転職して再出発したいけど不安も大きい。」

でも、仕事がつらくて…。
案内アナウンスは覚えられないし、お客さまともうまくコミュニケーションがとれない。バスガイド向いてないと思うんです。

たしかにバスガイドは、向き不向きがハッキリ出る仕事ですからね…

別の仕事で再出発したいと考えているのですが、無理でしょうか?
バスガイド経験しかないので不安もいっぱいです。

最低限、次の3つのポイントは意識するといいですよ。
- 転職でなにを改善したいか明確にする
- バスガイドの強みを意識して転職活動を進める
- キャリアアドバイザーに任せられる部分は任せる
詳しくお話ししていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
転職する前に知っておきたい!バスガイドが一人前になるには時間がかかるということ。
- 乗務中は立ちっぱなし。案内をしたり余興など体力的にきつい
- お客様とコミュニケーションがうまくとれない。クレームに悩む
- 案内アナウンスや観光情報を覚えられない
- 運転手とトラブルを起こしてしまった
- 給料が少ない
これらは、バスガイドを辞めたい人に多い転職理由の一例です。
あなたも同じように悩んで転職を考えているのではないでしょうか?
転職のポイントをお伝えする前に、とくにバスガイドとして働きはじめたばかりの新卒の方や1年目、2年目の方に知っておいてほしいことがあります。
それは、バスガイドの仕事は少なくとも3年以上続けないと向いているかどうかはわからない部分がある、ということです。
いくらマニュアルを熟知したとしても、実際に乗務して経験を積まないと、バスガイドの仕事はうまくいかないことが多いです。
とくにお客様とのコミュニケーションやアナウンス等は、実践するなかで磨きがかかるでしょうから、一人前になるにはそれなりに時間を要することはぜひ頭に入れておいてください。
また、転職したとしても、仕事を一人前にこなせるようになるには、同様に時間がかかります。
以下は、一人前になったと思ったのは何年目ですか?というアンケート調査の結果ですが、
Q.自分は社会人何年目から「一人前」になったと思うか教えてください。
- 4年目~6年目 42.6%
- 10年目~12年目 16.4%
- 1年目~3年目 14.6%
- 7年目~9年目11.6%
- 13年目以上 10.4%
引用データ:マイナビニュースより一部抜粋 http://news.mynavi.jp/news/2013/12/01/016/
このように、4年以上が全体の8割以上を占めています。
ですから、転職する場合も直ぐに結果が出ると思わずに、しっかりキャリアを積もうと意識して転職活動を進めることが大切です。
ぜひ、心に留めておいてくださいね。
バスガイドを辞めたいのはなぜ?改善したいポイントと叶えたい希望を明確にする
それでは、バスガイドを辞めたい人は、どんなポイントを押さえて転職活動をすすめたらいいのかをお話ししていきますね。
まずひとつ目のポイントは、
- 転職してなにを改善したいのか?
- どんな希望を叶えたいのか?
を明確にしておく、ということです。
バスガイドを辞めたいということは、当然バスガイドの仕事や会社に不満をもっているはずです。もしくは、「今度はこんなふうに働きたい」という希望があるはずです。
しかし、意外にも、改善したいポイントや叶えたい希望が曖昧なまま転職活動をしている人は多いです。
ここが曖昧だと、上辺の情報に惑わせれて仕事を決めやすくなり、後悔する確率が高くなります。
例えば、
「本当は立ちっぱなしで体力勝負の仕事が嫌だと思っていたのに、給料の高さに惹かれて、同じような業務内容の販売職を選んでしまった。」
「通勤に便利で土日休みだからという理由で会社を選んだけど、仕事内容が全く好きになれない。」
など、転職に失敗してしまうかもしれません。
ですから、バスガイド辞める理由をよく考えて、「改善したいポイント」「叶えたい希望」を明確にしておきましょう。
そしてさらに優先順位をつけておけば、企業選びや求人探しが格段にしやすくなるはずです。
強みは活かす!バスガイドの仕事を辞めたくても経験やスキルは転職時のストロングポイント
次のポイントは、バスガイドの経験やスキルをきちんと活かして転職活動を進める、ということです。
バスガイドを辞めたい人のなかには、冒頭のAさんのように、

バスガイド経験しかないので不安もいっぱいです。
と、経験やスキル不足を不安に思う人もいるはずです。
もしかすると、「なにも経験がないから、頑張るだけが取り柄」と考える人もいるかもしれません。
しかし、転職活動では、前職で培った経験やスキル・強みを活かそうとアピールする人が評価されます。
つまり、バスガイド経験やスキルをきちんとアピールすることが大切なんですね。
例えば、
- コミュニケーション力
- 対応力
- 語学力
などは、バスガイド経験で知らず知らずにアップしているポイントです。
「常におもてなしの心で案内アナウンスや観光案内をしてきたので、接客には自信があります。」
「非常時に備えて訓練をしているので、対応力は鍛えられています。」
「乗務中、観光案内中はお客様の安全を考え、常に集中力を高めていました。」
など、バスガイド経験からなにを得たのかをきちんと伝えられるように準備しておくことが大切です。
未経験の仕事に転職する場合も、「自分ならこんな貢献ができます」と面接官や採用担当者に伝える意識を持つことが好印象につながりますよ。
バスガイドを辞めて転職するならキャリアアドバイザーと二人三脚で転職を乗り切る
最後のポイントは、バスガイドを辞めて別の仕事に転職するなら、一度転職エージェントのキャリアアドバイザーに、
- どんな仕事に転職できそうか?
- 向いている業界や職種は?
- 給料や待遇はどの程度期待できるか?
などを相談してみたほうが良いということです。
転職エージェントというのは、キャリアアドバイザーという担当者が直接転職サポートをしてくれるサービスのことです。
求人紹介をしてもらえたり、面接や書類対策を一緒にしてくれたりもします。
なぜエージェントを使った方が良いかというと、転職をひとりで進めるのは想像以上に難しいからです。
とくにバスガイドをしながら転職活動を進めると、
求人探しになかなか時間が割けず、そもそも情報が集まらなかったり、仮に応募までこぎつけても面接がうまくいかなかったり。。。としている間に、時間だけが過ぎモチベーションも下がってしまいます。
転職活動は集中して取り組んだほうが良い結果に結びつきやすいですから、エージェントに相談をして効率的に進めていきましょう。
悩んだときはキャリアアドバイザーに相談できる点も安心です。
おすすめは大手転職サイトが運営しているエージェントサービス
おすすめなのは、大手転職サイトが運営しているエージェントサービスです。
大手人材企業のサービスのほうが、
- 求人数自体が多い(仕事探しがしやすい)
- 成功事例が多い(自分に合うノウハウをおしえてもらえる)
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と言えるからです。
まずは、20代の方におすすめできるのが、大手マイナビワークスが運営している「マイナビジョブ20’s」というエージェントです。

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サポートエリアは、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 大阪
- 京都
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- 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方は、マイナビジョブ20’sに相談してみましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
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「バスガイドを辞めたい…」
転職できるか不安になりますよね。
この記事では、
「バスガイドを辞めて転職するコツ」
についてお話ししますね。