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「激務で給料は安い…アニメーターの仕事を辞めたい。でも、転職できる!?」

ここまで一生懸命がんばってきましたが、激務のわりに給料は安く、精神的にも肉体的に限界です。
とてもやっていけそうにありません。

たしかに、アニメーターの労働環境は“過酷”と言われていますよね、、、

ただ、アニメーターを辞めて転職するにしても、働き口があるのか不安です。
未経験でも転職を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか?

- 未経験職への転職は「早め」に
- 転職しやすい職種・業種を知る
- エージェントサービスを使う
詳しくお話ししていくので、参考にしていただけたら嬉しいです。
アニメーターを辞めたい人に多い3つの転職理由とは!?
あなたもAさんのように、アニメーターの仕事を辞めたいと悩んでいるのではないでしょうか?
アニメの世界に携われるアニメーターは、非常にやりがいのある仕事。自分の作品が形に残りますから、夢がありますよね。
しかし、その一方でアニメーターの仕事は、「非常に過酷な仕事」とも言われています。
キャリアが花開くアニメーターは一握り。辞めたいと考える人が多いのは仕方のない事かもしれません。
まずは、転職を成功させるポイントをお話しする前に、アニメーターを辞めたい人に多い3つの転職理由を見てみましょう。
収入(給料)が少ない
アニメーターの転職理由として最も多いのが、収入が少ないという理由です。
基本的にアニメーターという仕事は、フリーランスの割合が多く、報酬は歩合制というケースが一般的です。
そのため、収入は不安定になりがちで、新人のうちは月収10万円にも満たないアニメーターも珍しくありません。
仮に制作会社に就職できてたとしても、基本給は低いため、経済的に苦しいアニメーターは多いと言われています。
アニメーターの平均年収は、
20代 110万4000円
30代 213万9000円
出典:JAniCAより抜粋
という数字が出ていますが、これは、一般的な会社員の平均年収と比べると100万円以上低い数字になります。
収入が少ないことは、アニメーターが転職を考える1番の理由と言えそうです。
自分が描きたい絵を描けない
アニメーターは、相手(発注者)が求める絵を描けなければ仕事になりません。
これはプロとして当たり前のことのようですが、
- 苦手な絵を大量に描かなくていけない
- 相手が満足する絵を描けない
ということが続いてしまうと、アニメーターとしての仕事自体に嫌気が差してしまうケースも多いようです。
「アニメや絵を描くことが好きだったのに、仕事にしたら嫌いになってしまった」そんな自分が嫌で転職を考える人もいます。
体力的にも精神的にも厳しい
歩合制の多いアニメーターの仕事は、とにかく量をこなさなければ収入が増えません。そのため、休みが取れなかったり、長時間労働が常態化するなど、労働環境は過酷になりがちです。
また、締め切りに追われたり、経済的な悩み、「このまま芽が出なかったらどうしよう」と将来に対する不安を抱えると、精神的にもきつくなってしまいます。
体力的にも精神的にも追い詰められて転職を考えるアニメーターは多いと言えます。
アニメーターを辞めたいなら「早めの転職活動」を心がけよう

ではここからは、アニメーターを辞めて転職を成功させるコツについてお話ししてきますね。
アニメーターを辞めたいと思っているなら、まずは「早めの転職活動」を考えてみてください。
それはどうしてかというと、
- アニメーターからエンジニアへ
- アニメーターから営業職へ
など、未経験の分野・職種に転職する場合は、基本的には少しでも若いほう(早め)が有利になりやすいからです。
未経験者を求める企業は、
- 将来性
- 若さ
- 熱意
- 人柄
などを重視しています。
そのため、年齢的に若い転職者のほうがチャンスに恵まれやすいというわけです。
もちろん、転職する業界や職種によっては、年齢の影響を受けにくいケースもあります。しかし、未経験で応募できる求人自体の数は、年齢があがるにつれて減少していくことが分かっています。

傾向としては、25歳、27歳、30歳、35歳を境に、求人は減る傾向があるので、
- 現在26歳なら27歳になる前に
- 現在29歳なら30歳になる前に
というように、年齢を意識して転職活動を進めていきましょう。転職を迷っている場合も、まずは情報収集だけはしてみると良いですね。
未経験でも転職しやすいのは!?アニメーターを辞めたい人におすすめしたい「職種・業界」

アニメーターを辞めて転職する場合、多くは未経験の仕事に就くことになるはずです。
ですから、未経験でも転職しやすい職種や業界は一通り押さえておいたほうが良いですね。
アニメーターから転職しやすい職種と言えるのは、
- 営業系
- サービス・販売系
- エンジニア系
- 介護系
- 事務系
などです。基本的には、コミュニケーション力などの人間力が重視されたり、人手が足りない職種や業界などは未経験者の採用にも積極的です。
また、以下のデータは「未経験歓迎」の求人の数を、職種別、業界別に独自で調査したものです。

職種別のトップ5を見てみると、
- 営業系
- 事務・管理
- 技能工・設備・交通・運輸
- サービス職
- エンジニア
となっています。
営業がダントツで多く、事務系、技能工・運輸関連、サービス系の職種の求人が多い結果となりました。

業界別でTOP5を見てみると
- サービス
- 不動産・建設
- コンサル
- 小売・流通
- 商社
となっています。
サービス関連がずば抜けて多く、不動産や建設関連、コンサル、小売・流通が多い結果です。
これらの職種や業界に注目して転職先を探したほうが、転職活動はスムーズに進みやすいはずです。
アニメーターの強みを活かして転職活動を進めることも大切
また、アニメーターの仕事と親和性が高そうな仕事に着目することも転職を成功させるコツと言えます。
例えば、ゲーム業界やIT系企業など、アニメと関わりがある業界だったり、集中力が要求される仕事などは、アニメーターとして培った経験やスキルが活きますよね。
アニメーターの強みは、
- 集中力
- 責任感
- 協調性
などですから、これらをうまくアピールできないか、よく考えてみてください。
未経験でも転職しやすい職種・業界
×
アニメーターとしての経験やスキル
この2つがうまく融合する転職先を探すことが転職を成功させる秘訣です。
アニメーターを辞めたいと思ったらエージェントに相談して転職活動を進める
さてここまで、
- アニメーターを辞めたいなら早めの転職活動がおすすめ
- アニメーターの強みを生かして転職しやすい職種・業界を探そう
とお話ししてきました。
しかし、

そもそも何から手をつけていいかわからないんだけど、、、
それに、どうやって強みを活かしたらいいわけ?
どんな仕事が自分に合っているかすらわからないな。
と不安に思った人もいるはずです。
そんな場合は、転職サイトが運営している“エージェントサービス”を使って、まずは情報を集めてみましょう。
エージェントサービスというのは、担当者(キャリアドバイザーやコンサルタント)に直接転職活動をサポートしてもらえるサービスのことです。
例えば、あなたの希望や状況にあった求人を紹介してもらえたり、企業の内部情報を教えてもらえたり、エージェントを通さないと応募できない求人に出会えたりもします。
エージェントを使えば、転職活動が有利になる環境をつくれます。
どうやって転職活動を進めれば良いか、担当者が一から教えてくれますし、アニメーター経験を活かす方法もアドバイスしてくれるはずです。
いわゆる”求人サイト”(リクナビNEXTやマイナビ転職など)を使っている人は多いと思いますが、本気で転職を考えているならエージェントも併用しましょう。
なにかわからないことがあったときも、エージェントの担当者と繋がっていれば安心ですよ。
情報収集におすすめできる転職エージェントとは!?
まずは20代の方におすすめできる転職支援サービスが、大手マイナビワークスが手がけているマイナビジョブ20’sです。

20代転職者のみ限定(24歳から29歳)でサポートをしているので、20代にマッチする求人が多く、とても丁寧なサポートが最大の魅力です。
今後のキャリアや転職の悩みも相談しやすく、20代ならここは外せません。
また、マイナビジョブ20’sだけの求人が充実しているのもおすすめポイントです。
サポートエリアは、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 大阪
- 京都
- 愛知
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方は、マイナビジョブ20’sに相談してみましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
に幅広くおすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

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「アニメーターを辞めたい。。。」と悩んではいませんか?
この記事では、アニメーターからの転職を成功させる3つのポイントをお伝えしますね。