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転職するなら誰もが気になる疑問『転職エージェントって結局どこがいい!?』

たくさんありすぎて、どこを使っていいのか分からない…

結局、転職エージェントってどこがいいの!?
今後のキャリアを決めることになるかもしれない転職エージェント選び。どうしたって慎重になりますよね。
とくに、初めて転職をする人や初めて転職エージェントを使う人は、「エージェントって便利そうだけど、なんとなく不安…」という人も多いと思いのではないでしょうか?
実はぼくも、これまでに3度の転職をしていますが、「どの転職エージェントなら、安心して使えるんだろう…」といろいろ調べた記憶があります。
初めて転職したときはどこがいいかよく分からなかったので、10社くらい一気に登録しました。(結局、対応しきれずに実際に使ったのは3〜4社でしたが…)
試行錯誤の末、3度の転職はすべてエージェントを使って希望の転職先を見つけることができたわけですが、そんな経験からぼくがお伝えできる「転職エージェント選びのコツ」は次の3つです。
- まずは大手の転職エージェントを選ぶ
- 年齢でエージェントを使い分けるのもポイント
- 自分の状況に合った転職エージェントを選ぶ
少なくともこの3つを押さえておけば、自分が希望する仕事は見つかりやすくなるはずなので、参考にしてみてくださいね。
『転職エージェントはどこがいい?』と悩んだら、まずは大手サービスを選ぶ!

突然ですが、転職エージェントをはじめとする職業紹介事業所は、世の中にどのくらいの数があるか知っていますか?
答えは、約19,000事業所なんです。(正確には18,805事業所。参照データ:厚生労働省 平成26年度職業紹介事業報告の集計結果より一部抜粋)
ものすごい数ですよね…
ですから、転職エージェントはどこがいいのか、すべてを比べることはかなり難しいんですし、迷うのは当然のことなんですね。
そこでぼくが最もおすすめなのは、いわゆる大手、有名どころの転職エージェントをまずは使うことです。
転職活動をするときは、複数の転職エージェントを使って情報を集めることが基本なので、大手のエージェントをまずは1社使ってみることで”目安”のようなものが分かるはずです。
また、大手のサービスは、
- 求人を出している企業とつながりが強いことが多い
- 転職のノウハウがきちんとしている
- 求人の数が多いのでチャンスも多い
- 担当者がそこまでガツガツしていないことが多い
こんなプラスの面があるので、安心して活用できるというメリットもあります。
大手のサービスは利用者数が多いので、その分転職サポート経験が豊富です。つまり、「前にこういう状況で転職した人はこうでしたよ」とか「この企業には、こんな人が採用されやすいです」ということが教えてもらいやすいんですね。
そして、企業とのつながりが強かったり、求人も多く集まっているので、自分に合う仕事が見つかりやすいです。
また、転職エージェントは求職者の転職を成功させることで企業から報酬をもらっているので、(下図を参考にしてください。)

悪いエージェントに捕まると、担当者が転職を強引に迫ってくることもあります…
その点も、大手のサービスのほうが満足できる形で転職を進めてくれることが多いと感じるので安心ですね。
逆に、大手の転職エージェントのマイナス面としては、
- 有名で利用者が多い=ライバルは多くなる
- 機械的な対応をしてくる担当者も多い
ということが上げられます。
ひとりの担当者が数十人の利用者を担当していることが多いので、どうしても対応が機械的になったり、ライバルが多くて良い求人が回ってこない…ということもあります。
ただし、プラス面を帳消しにするようなマイナスではないので、まずは大手の転職エージェントに登録して、担当者とつながりを持っておくのはおすすめですよ。
大手の有名どころ転職エージェントでおすすめなのは!?

と思った人も多いと思いますが、大手のサービス、有名どころといえば、
- マイナビエージェント
- DODA
- リクルートエージェント
- アデコ
といったところですね。よく電車に広告が貼ってあったり、TVCM等をやっているサービスです。
このなかで、ぼくが利用して最も良いと感じたのは、リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」ですね。

その理由は、転職相談がしやすく希望を聞いてもらいやすかったのと、求人の数がとにかく多いので、仕事探しがしやすかったからです。
「転職エージェントってどこがいいの?」と悩んでいる人は、エージェントをはじめて利用する人も多いと思うので、担当者がきちんとサポートしてくれるかどうかは、満足度の大きなポイントになります。
その点がもっとも安心なのは、リクルートエージェントです。
また、大手のエージェントでも、関東や関西といった特定の地域しかサポートしていないサービスもありますが、リクルートエージェントは全国の求人を取り扱っています。
非常に使いやすいエージェントですよ。
年齢によって転職エージェントを使い分けるのもポイント

もうひとつ押さえておいたほうが良いのは、年代によって転職エージェントを使い分けるのもポイントになるということです。
基本的に大手の転職エージェントは、コアなターゲットを20代〜30代にしているので、どこを使っても間違いということはありませんが、最近は年代に特化したサービスも増えています。
例えば、20代の人が「20代転職」に特化したサービスを使えば、
- 20代の人材がほしい企業の求人がたくさん集まっている
- 初転職の人が多いので分からないことや些細なことが聞きやすい
- 20代転職が専門で知識が深い担当者にサポートしてもらえる
という感じで、より自分にフィットしたサポートを受けることができるんですね。
ぼく自身は30代前半にした転職では、先にお伝えしたリクルートエージェントを使いましたが、20代のときに使ったのは、マイナビジョブ20’sという20代専門の転職エージェントです。
20代に特化しているだけあって、自分に合う求人が見つかりやすかったですし、転職経験が少なくても丁寧にサポートしてもらえるので安心でした。

ちなみに、マイナビジョブ20’sの場合は、マイナビだけの求人が多いのもおすすめのポイントです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
『転職エージェントはどこがいい!?』と迷ったら自分の状況に合うサービスを使うことも大切!

最後に注意しておいてほしいのは、転職エージェントに登録しても、あなたの状況次第ではサポートしてもらえないケースもある、ということなんです。
先にお話ししたように転職エージェントは、求人を出している企業に人材を紹介することで報酬を得ています。
そのため、言い方は悪いですが「売りがない人材」は紹介し難いわけです。
例えば、
- 全くの未経験職に転職したい
- 職務経験がほとんどない
こんな場合は、転職エージェントに登録しても、思うようなサポートをしてもらえないことがあるんですね。
ですから、ぼくがおすすめなのは、まずはお伝えしたリクルートエージェントやマイナビジョブ20’sに登録してみて、もしも十分なサポートが得られないと思ったときは、未経験者や職務経験が少ない人を対象にしている転職エージェントも活用することです。
例えば、ハタラクティブという転職エージェントは、未経験転職や職歴が無い人を対象にしているサービスなので、経験やスキルがなくてもきちんとサポートしてもらうことができます。

ハタラクティブは、未経験者を欲しかっている企業の求人も多いですし、なにより話しやすく熱心な担当者が多いので、不安な人はここを活用すると良いですね。(ただし、ハタラクティブのサポートは関東地方の転職限定です。)
転職エージェントはどこがいいか?担当者によってガラリと変わることも知っておこう

さてここまで、転職エージェントはどこがいいのか、選び方のコツを3つのポイントでお話ししてきました。
ここでもうひとつだけ知っておいてほしいのが、転職エージェントの善し悪しは、担当になるキャリアアドバイザーやコンサルタントによってガラリと変わるということです。
もちろん、転職エージェント自体のカラーや強みを理解することは大切ですが、担当者と相性が合うかどうかも見逃せないポイントなので注意してください。
1社だけ使って転職を進めるよりは、複数社を利用して、
- 担当者の言うことが納得できるか
- 自分の希望に親身になってくれるか
- 知識や情報提供が豊富か
などを比べることで、信頼できる担当者かどうかが見極められるので、自分に合う転職先が見つかる可能性は高まりますよ。

いかがでしたか?転職エージェント選びの参考になりましたか?
ただ、、、「転職エージェントってどこがいい!?」と悩んでいるのに、いきなり複数のエージェントを登録するのは大変ですよね。
ですから、まずはお伝えしたように、
- 大手の転職エージェントを使ってみる
- 20代の人は⇒マイナビジョブ20’s
- 30代以上の人は⇒リクルートエージェント
というところからスタートすると間違いないですよ。
「転職エージェントってどこがいいのかな…」
と悩んでいませんか?
この記事では、自らの転職経験やアドバイザーとしての経験を元にエージェント選びのコツをお伝えします。