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転職エージェントのメリットやデメリットが知りたい!


ただ、メリットがあるということは、当然デメリットもあるので、その辺を把握した上で利用するのがおすすめですね。


最終的に決断するのは自分ということだけは心に決めておくことがとても大切です。
詳しくお話ししていきますね。
転職エージェントのメリットとデメリットを知ることで転職活動も有利に働く!

近年、転職エージェントを利用する人は増えているのをご存知ですか?
転職エージェントなど人材紹介会社が属する日本人材紹介事業協会が発表したデータによると、2015年下半期の利用者数は、前年同期比で108.5%を示しているといいます。
(参照データ:日本人材紹介事業協会)
一昔前まで転職エージェントは、
- エリートしか相手にしてくれない
- 経験豊富なビジネスパーソンのもの
- ハードルが高い
というイメージがあったように思いますが、かなり事情は変わってきています。
第二新卒やフリーターをサポートするサービスが増えたり、職種に特化したサービスが増えたり、大手転職エージェントもサポートの幅を広げている印象があります。
転職をする場合、転職エージェントを活用してキャリアアドバイザーに相談することが身近になっているんですね。
そこで知っておきたいのが、転職エージェントを利用するメリットとデメリットです。
メリットを知っていれば、転職エージェントを上手く活用でき、デメリットに注意すれば、無駄がなく転職活動を進めることができます。
それではまずは、「転職エージェントのメリット」から順にお話ししていきますね。
「希望と経験がマッチした求人を探してもらえる」のが転職エージェントのメリット!

転職エージェントを使うメリットとして大きいのが、自分の希望や経験、スキルにマッチした求人を高い精度で効率的に集められるということです。
- 転職者の希望や経験、スキル(転職者のニーズや能力)
- 企業が求める人材像や経験、スキル(企業のニーズ)
双方のニーズを事前に知ることができるのは、転職エージェントのキャリアアドバイザーだけです。
転職する側は、いくら応募企業の求人票やホームページを見ても、ある程度までしか企業のニーズは予測できないですし、企業側も、応募者の書類を見ても話を聞かない限りは、転職者の本当の姿が見えてきません。
このジレンマを解決するのが転職エージェントの役割なので、腕の良いキャリアアドバイザーが担当になれば、双方がWin-Winとなる結果に導いてくれるというわけです。
転職する側にとってみれば、転職エージェントに推薦された求人は、書類通過率や内定率が上がる面もあるので、これは大きなメリットです。
「非公開求人や独占求人にアクセスできる」のは転職エージェントのメリット!

求人に関して、もうひとつ転職エージェントを利用するメリットが、非公開求人や独占求人に応募できるチャンスがあるということです。
非公開求人というのは、その名の通り「一般には公開されていない求人」で、それぞれの転職エージェントに登録して初めてアクセスが可能になります。
独占求人は、「その転職エージェントだけが持っている求人」という意味です。
基本的にこうした求人は、求人サイトや他の転職エージェントでは探すことができないので、転職エージェントに登録すること自体がメリットになるんですね。
求人を非公開にする理由は何かというと、
- 応募者が殺到するのを避けたい
- 応募者を絞り込みたい
こんな企業側の思惑があるケースが多く、転職する側としても非公開求人に応募できるのはチャンスというわけです。
非公開求人は条件が良いことも多いので、これも見逃せないメリットです。
「面接や応募書類のアドバイス・サポート」も大きなメリット!

転職するとき、誰もが不安になるのが書類選考と面接です。
転職エージェントに相談すれば、
- 応募書類は通過しやすいように添削してもらえる
- 面接のコツやロールプレイをしてもらえる
これも大きなメリットです。
転職に相当慣れている人は別として、履歴書や職務経歴書を上手に作成できる人は稀。書類落ちは、転職者の大きな悩みになるので、書類通過するコツを知るキャリアアドバイザーに添削してもらったほうが、安心なのは言うまでもありません。
また、転職エージェントによっては、書類免除で面接に進める求人を持っていることもありますし、転職エージェントと求人企業の繋がりが強ければ、面接のパターンやコツを教えてくれます。
他にも、「いきなり役員面接をセッティングしてもらえた」「1次面接を免除してもらえた」などの例もあるので、面接や応募書類を有利に進めるために、転職エージェントを通すメリットは大きいですね。
「応募企業とのやり取りを代行してもらえる」のもメリット!

案外重宝な転職エージェントを使うメリットと言えるのは、応募企業とのやり取りを代わりに行ってくれるという点ですね。
例えば、
- 面接のセッティング
- 年収の交渉
- 聞きにくいことを質問してもらえる
というようなことです。
自ら応募企業の採用担当者とやり取りするのは気を遣うことですし、面接や書類選考以外でマイナスに思われるリスクを減らせるので、メリットではないでしょうか。
例えば、転職で年収を上げたいと考えている人は、エージェントを通して年収交渉してもらうことができますし、逆に「転職しても年収をキープしたい、下げたくない」という場合もエージェントに年収交渉してもらう、など応募企業とのやり取り代行は様々なメリットがあります。
「キャリアカウンセリングなど悩みや不安を相談できる」のがメリット!

最後に挙げておきたい転職エージェントのメリットは、キャリアカウンセリングをしてもらえたり、転職に関する不安や悩みが相談できるということですね。
転職活動は、転職先の企業が内定した時点で成功と言えるかもしれませんが、転職後に
- 満足して働けるか
- 目指すキャリアプランを描けるか
がとても重要です。
ですから、前もってキャリアアドバイザーにキャリアプランを相談できたり、転職の不安や悩みを相談できれば、転職後にギャップを感じる可能性が低く、新しい職場でのびのび働きやすいはずです。
また、転職活動に対する不安や悩みの解決策をアドバイスしてもらうこともできるので、初めて転職する人は心強いというのも大きなメリットと言えます。
転職エージェントを利用するときに気をつけたい「デメリット」とは?

さてここまで、転職エージェントのメリットについてお話ししてきましたが、次はデメリットを押さえておきましょう。
ポイントになるのは、
- 転職エージェントの質の問題
- キャリアアドバイザーとの相性
と言えます。詳しく見ていきましょう。
「応募を無理強いされることがある」のは転職エージェントのデメリット!

転職エージェントのビジネスは、企業から求人を依頼され、人材を紹介することで成功報酬を得て成り立っています。
つまり、求人企業に人材を紹介して採用されないと転職エージェントは儲からない仕組みというわけですね。
ですから、キャリアアドバイザーや担当者の売上ノルマや目標達成のために、求人企業に応募することを無理強いさせられるケースもあります。
ただしこれは、一部の悪質な転職エージェントの話で、キャリアアドバイザーの質によっても大きく変わるので、必要以上に警戒する必要はありません。
冒頭でもお話ししたように、「最後は自分で決める」という姿勢を崩さないことが大切ですよ。
「相性が合わないキャリアアドバイザーにあたってしまう」のはデメリット!

デメリットとして避けて通れないのが、キャリアアドバイザーの能力不足や相性の不一致があるということです。
キャリアアドバイザーは人間なので、
- 相性合わないアドバイザー
- 意見が食い違うアドバイザー
- 能力不足のアドバイザー
こうした担当者にあたることもあります。
転職エージェントのサービスがどうこう以前に、キャリアアドバイザーを信頼できないと転職サポートを安心して任せることはできませんよね。
最近は、IT系専任のキャリアアドバイザー、20代専任のキャリアアドバイザーというように、転職者のニーズを考慮したキャリアアドバイザーが担当するようなケースもありますが、相性が合うかどうかまでは分かりません。
このデメリットを避けるには、転職エージェントを何社か同時に登録しておくことが大切です。
紹介される求人やサポート体制も重要ですが、キャリアアドバイザーの人柄や能力次第で転職成功の行方も変わるので、ここだけは注意して進めてください。
「経験やスキルが足りないとサポートしてもらえない可能性がある」のがデメリット!

最後のデメリットは、転職エージェントは必ずしも転職サポートをしてくれるわけではないということですね。
例えば、
- 今は紹介できる求人案件がない
- 転職エージェントが得意としない分野を希望している
- 経験やスキルが不足している
こうした場合は、求人紹介やサポートがしてもらえないケースもあります。
この場合は、転職エージェントのチョイスが間違っている可能性もあるので、めげずに自分の条件に合った転職エージェントを探すのがおすすめです。
メリットとデメリットを知って転職エージェントはどんどん活用しよう!
いかがでしたか?転職エージェントのメリットとデメリットをお話してきました。
転職エージェントを使うメリットは多く、致命的なデメリットは少ないと言えます。
転職エージェント選びさえ間違えなければ、転職で大きな力になる可能性は高いので、キャリアアドバイザーとはコネクションを持っておくと良いですよ。
それでは最後に、「利用して損はない転職エージェント」をお伝えしておきます。エージェント選びを迷ったら、ぜひ参考にしてくださいね。
まず、20代の方におすすめできるのは、「マイナビジョブ20’s」というサービスです。

20代の転職(24歳から29歳の転職者)に限定してサポートしているので、マッチした求人を紹介してもらいやすいです。
キャリアアドバイザーは20代転職専任なので、相談しやすく悩みを打ち明けやすいのもおすすめの理由です。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
「転職エージェントを使いたいけど、どんなメリットがあるんだろう…」
と不安ではありませんか?
この記事では、
「転職エージェントを利用するときに知っておきたいメリットとデメリット」
についてお話します。