

この記事の流れ
転職エージェントはいくつ掛け持ちしたらいい?おすすめは『3社』


- 紹介してもらう求人数を増やせる
- キャリアアドバイザーを比較できる
- エージェントのサービスを比較できる
など、いろいろあるのですが…ぼくがおすすめなのは3社の掛け持ちです。


- 沢山掛け持ちしすぎても逆効果
- 3社程度なら進行状況を把握しやすい
- 転職成功確率が高い求人数を確保できる
ということですね。詳しくお話ししますね。
みんな転職エージェントを何社掛け持ちしてる?転職者の平均は2.1社

転職エージェントは、複数掛け持ちするのが基本と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
そこで疑問なのが、

ということではないでしょうか。
転職エージェントの登録自体は、ウェブで必要事項を入力するだけですが、、、登録後は、担当のキャリアアドバイザーとやり取りをすることになるので、一気に何十社も登録したら大変なことになります。
そこで参考にしたいのは、「実際に転職している人はいくつ転職エージェントを掛け持ちしているのか」ということです。
リクナビNEXTのデータによると、転職エージェントの掛け持ちは平均2.1社。しかし、転職が決定した人に限ると平均4.2社という数字が出ていることも分かっているようです。
(参照データ:リクナビネクスト)
このデータから考えられる事として、転職に成功している人は、
- 積極的に複数の転職エージェントを利用しようと動いている
- 転職エージェントの掛け持ち数が多いと成功率も上がる
いくつ掛け持ちするか迷っている場合は、まずはこれを参考にするといいですね。
おすすめの転職エージェント掛け持ち数は3社!そのポイントは!?

ということで、積極的に転職エージェントを掛け持ちしたり、数が多いほうが転職成功率は上がることはデータとして出ているようです。
しかし、「とにかく転職エージェントの数を増やして掛け持ちすれば良い」というわけではありません。
冒頭でもお話ししましたが、ぼくがおすすめの転職エージェントの掛け持ち数は3社。これにはおすすめの理由があります。
3社程度なら転職エージェントとのやり取りが苦にならない!
転職エージェントを掛け持ちするデメリットは、数が増えるほどに、担当者とのやり取り、スケジューリングに時間を割かなくてはいけないことです。
時間に余裕があれば気にならないかもしれませんが、仕事をしながら転職を進める人にとっては、大きな負担やストレスになるかもしれません。
転職エージェントとのやり取りが負担になると、どのエージェントに対しても中途半端な付き合い方しかできず、

- この人は本当に転職意欲があるのかな?
- ウチはとりあえず登録してるだけかも!?
- スケジュールが合わないと良い案件は紹介し難い…
こんなふうに思われてしまうので、良い関係に発展しないこともあります。
また、面接も同時進行で進めなくてはいけないので、面接日のやりくりやスケジューリングを把握しておくことも難しくなります。
中には10社など多数のエージェントに登録している人もいますが、おすすめは3社程度。無理なく担当者とやり取りできたほうが、結果的に良い転職活動を進めることができますよ。
キャリアアドバイザーの相性や転職エージェントの質を比較するには3社

2つ目の理由は、3社程度転職エージェントを掛け持ちしていれば、
- キャリアアドバイザーとの相性
- 転職エージェントのサービスの質
これらをしっかり比較することが可能だからです。
最初から1社に絞ると、果たしてその転職エージェントが自分の目指す転職に合っているのか、キャリアアドバイザーの言葉が本当に正しいのか、比較対象が無いので分かりませんよね。
比較する転職エージェントがあることで、良いサービスか自分に合っているかがはじめて見えてきます。
2社よりも3社が良いのは、キャリアアドバイザーの相性に理由があります。最低でも3人以上のキャリアアドバイザーと会って話をしてみないと、信頼できるのかどうか判断がつかないものだからです。
転職エージェントのサービス(求人の数やフォロー体制など)がしっかりしていることが前提ですが、キャリアアドバイザー次第でエージェントサービスの満足度はかなり異なります。
そういう意味でも、まずは3社掛け持ちしてみて、それぞれのキャリアアドバイザーの話に耳を傾けてみるのがおすすめです。
エージェントを3社登録しておけば「転職成功率が高い応募求人数」を確保できる

最後のポイントは、3社転職エージェントに登録しておけば、「転職成功率が高い応募求人数を確保できる」ということです。
これはどうことかというと、「転職成功者は平均的に何社くらいに応募しているのか!?」を調べたデータによると、その結果は平均13.1社という数字が出ていることに関係しています。
(参照データ:転職者の平均応募社数 DODA)
つまり、13.1社応募することを目指せば、転職が成功する可能性が高いということですね。
転職エージェントは、転職者に対して一度に数件(10件以内)の求人紹介をするのが一般的です。
そのため、仮に転職エージェント1社で5件の求人に応募したとすると、3社で15件と、十分に転職が成功する可能性がある求人数を確保できるのです。
これが1〜2社だと求人数的に少し物足りなく転職成功率が下がる可能性もあるので、転職成功率を考えた場合も転職エージェントの3社掛け持ちは有効と言えますね。

さて、ここまでお話しした内容をまとめると、転職エージェントを3社掛け持ちしていれば、
- 転職が成功する確率は十分に高い
- 転職エージェントとのやり取りがしやすい
- キャリアアドバイザーの比較がしやすい
こう言えるので、「いくつ掛け持ちしたらいいか…」と迷っている場合は、まずは信頼できる転職エージェントを3社選んで登録するのがおすすめですね。
掛け持ちにおすすめの信頼度の高い転職エージェントは?
それでは最後に、掛け持ち候補におすすめの転職エージェントをお伝えしておきますね。
基本的には、「大手転職エージェント2社 + 特化型エージェント」という組み合わせがおすすめですが、まずは何と言っても、最もサービスが充実している、評判の良い大手エージェントサービスを登録しておきましょう。
まず、20代の方におすすめできるのが、大手マイナビワークスが手がける「マイナビジョブ20’s」です。

20代限定(24歳〜29歳)でサポートしているだけあって、
- 20代専門の担当者にサポートしてもらえる
- 求人が20代に特化しているのでマッチしやすい
- 初めての転職でも相談しやすい雰囲気
など、とても相談しやすいサービスと言えます。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
マイナビジョブ20’sの対応エリア外で転職する20代の方、そして30代以上の方におすすめしたいのは、大手リクルートキャリアが運営している「リクルートエージェント」です。

人材業界最大手のサービスだけあって、
- 求人数が圧倒的に多い
- 企業とのつながりが強い
- 転職成功事例が多い
といった特徴があり、安心して利用できます。
実績ナンバーワンのエージェントだけあって、転職をするならとりあえず登録しておきたいサービスとも言えます。
また、サポートエリアも広いので、関東や関西だけでなく全国的で使いやすいサービスです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが対応してくれるのでまずは相談してみましょう。
「転職エージェントはいくつ掛け持ちすべきなのか!?」
疑問に思ってはいませんか?
この記事では、
「平均的な転職エージェントの掛け持ち数とおすすめの利用法」
をお伝えしますね。