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経理を辞めたい!転職を成功させるにはどうしたらいい!?

お金の流れを把握、管理する会社になくてはならない経理職。
影から会社を支える大切な部門と言えますね。
しかし、お金を扱う仕事柄、1円の誤差が会社に大きな損害を出してしまうため、かなりストレスが多い職種と言えるかもしれません。
また、会社の業績を知ることができるポジションなので、業績次第で将来に不安やストレスを感じやすいことも特徴です。
そんな経理職にストレスを感じて、「この仕事を辞めたい…」と考える人も多いのではないでしょうか?
それでは、転職成功のコツをお話しする前に、まずは「経理職を辞めて転職した2人の体験談」をご紹介したいと思います。
経理を辞めて転職した2人の体験談
Aさん 33歳男性のケース銀行員を経て、知人の紹介でとある企業の経理職に転職しました。
理由は、年収が上がることに魅力を感じたからです。
しかし、前任者の引き継ぎが雑で、ほとんどなにも分からないまま経理を任されることになり、最初から躓いてしまいました。
1から教えていただけるということで安心して入社したのに、蓋を開けてみたらほとんど放置されるありさまでした。
また、経理をやっていると会社の業績も分かってきますが、ひどい数字が出ているのに経営陣はなにも対策をとっていないのには驚きでしたね。危機感がないのに違和感を覚えました。
経理をもう辞めたいと思ったのは、状況改善を働きかけても全く聞く耳を持ってもらえなかったからです。
このままだと将来が不安だなと感じましたし、数字との格闘も自分にはストレスで、結局3年経って転職を決意しました。
経理は良い経験にはなったと思いますが、転職先は自分の適性をよく考えたほうが良いと思います。
目先の年収アップなど、甘い誘惑に惑わされず決めなくてはいけないと思いました。
Bさん 28歳女性のケース新卒で入社した会社で経理に配属されました。
もともと几帳面な性格じゃないこともあって、細かい計算が多いことにはストレスを感じていました。
1円でも現金が合わないと帰れないのは本当にウンザリでした。仕事なので仕方ないのですが…
私が勤めていた会社は、他部署が持ってくる領収書がとにかく雑で大変でしたね。
あと、毎日のルーチンワークがとにかく苦痛で…それが経理を辞めたい最大の理由でした。
お給料は悪くなかったので悩みましたが、もっと自分を活かせる仕事がしたくて転職しました。
今は営業部で仕事をしていますが、私には合っていると感じるので転職を決意して良かったです。
お二人とも、経理の仕事にはストレスを感じ、自分には合わなかったというのが経理を辞めたいと考えた理由だと話してくれました。
実際、経理を辞めたい人に多い転職理由は、
- 数字の計算によるストレス
- 日々の仕事が同じで辛い
- 性格的に合わない
- 会社の将来が不安
といったものですから、似たようなことで悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
また、経理職はずっと座りっぱなしでPCと向き合っている時間が長いことや、間接部門(仕事自体でお金を稼ぐのではなく、会社運営を支える部門)の仕事なので、向き不向きが出やすい職種でもあります。
自分には合わないと感じているなら、どこかで見切りをつけて自分に合う職種を求めるのは決して悪いことではありません。
経理経験を活かしてキャリアチェンジすれば、ご紹介したBさんのように充実した毎日を送れるかもしれません。
経理を辞めたい人が転職を成功させるために大切にしたいこと

経理経験やスキル以外に採用担当者は何を重視するか知ろう!
経理を辞めて転職する場合は、当然ながら経理以外の職に就くわけなので職種を変えることになります。
未経験職に挑戦する人が多くなるはずです。
そこで大切にしたいのが、採用担当者は「どんな未経験者であれば積極的に採用したいと思うのか」を知ることです。
以下は、リクナビNEXTが発表している「積極的に採用したい未経験者のタイプ」というデータです。
- コミュニケーション力がある・協調性がある
- まじめで責任感が強い人
- 向上心の高い人
- 目標達成意欲が高く
粘り強く課題解決していく姿勢がある人 - 周りに対して気遣いができる人
参照元:リクナビNEXT http://next.rikunabi.com/02/mikeiken_kangei_hontounoimi/mikeiken_kangei_hontounoimi_01.html
コミュニケーション力や向上心などの「ヒューマンスキル」が高い人が好まれる傾向にあることが分かりますね。
未経験職に転職するのであれば、最低でもこれら5つのポイントを意識した自己アピールを考えてみることをおすすめします。
経理で得た経験やスキルは生かす!マイナス面も理解しておく!

経理を辞めたいからと言って「経理で得た経験やスキル」を全く生かそうとしないのはNGです。
応募企業で生きるスキルは必ずありますし、経理経験を積んだからこそ出来る仕事が見つかる可能性もあります。
転職面接では、「これまでの経験を、どう活かして貢献できるか」を具体的に話せる人が高評価を得ます。
経理経験はしっかりまとめておきましょう。
しかし、「前職は経理職だった」というのは、プラスにもなればマイナスにもなることを頭に入れておいてください。
どういうことかというと、「経理職をしていた応募者」は、何もしなくても一般的な経理職のイメージを連想させてしまうということです。
例えば、営業職に転職しようとしたとき、

数字ばかり管理してた人が、現場で成果を出せるのだろうか。。。!?
几帳面な性格だとは思うけど、営業をやれる度胸はあるのだろうか!?
というように、あなた自身を一般的な経理のイメージと結びつけて考える採用担当者もいます。
ですから、経理経験は生かしつつも、
- 「自分はこの仕事をどうしてもやりたい」
- 「こういう理由で自分は貢献できる」
これらを伝えることを忘れないようにしましょうね。
「経理経験を活かせる自分に合った仕事」に狙いを絞って転職活動を進める

経理を辞めて転職する人の中には、すでにやりたい仕事が頭にある人もいるかもしれません。
しかし、この機会に「経理経験を活かせる、自分に合った仕事とは何か」を客観的に見てもらうことをおすすめします。
なぜかというと、未経験職への転職は想像以上に難しいですし、「これがやりたい」という気持ちがあっても思うような結果が出ないことも多いので、いろいろな選択肢を用意しておいたほうが安心だからです。
そこで便利なのは、転職エージェントのキャリアアドバイザー相談することです。
転職エージェントというのは、会員登録をすることで、
- 希望に沿った求人紹介
- 書類や面接のアドバイス
- 転職の不安や悩み相談
- 応募企業の詳細な情報提供
などをキャリアアドバイザーという担当者に無料で直接サポートしてもらえるサービスのことです。
転職活動は、求人サイトやハローワークなどを利用する人も多いかもしれませんが、転職エージェントに相談したほうが、経理経験を活かした求人や、自分に合った求人をプロ目で判断して紹介してもらえるので、満足度の高い転職ができます。
また、転職エージェントに集まっている求人のほうが好条件だったり、書類審査を免除してもらえるなど有利に運ぶことも多いので、私はエージェントサービスがおすすめしています。
転職活動でわからないことがあってもキャリアアドバイザーに相談できるので、安心して転職活動を進めることができますよ。
転職相談がしやすい転職エージェント。おすすめは!?
それでは最後に、キャリアカウンセリングなどサポートが丁寧でおすすめできる転職支援サービスをお伝えしておきますね。
まず、20代の方におすすめしたいのは、大手マイナビワークスが運営している「マイナビジョブ20’s」。

20代を限定(24歳から29歳)でサポートしてくれるのが特徴で、
- 20代がターゲットの求人が多数
- 第二新卒・20代転職のノウハウが充実
- キャリアアドバイザーが20代専属
など、20代転職者に非常にメリットが大きいサービスです。
はじめての転職にも最適。セールスポイントや転職の不安を相談しやすくおすすめです。
サポートエリアは、
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
大阪 京都 愛知 兵庫
奈良 滋賀
となっているので、このエリアで転職する20代の方はマイナビジョブ20’sを利用しましょう。
また、
- 上記サポートエリア以外で転職する20代の方
- 30代以上の方
に幅広くおすすめできるのは、大手リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」です。

- 転職成功者数は業界1位。最大手リクルートのサービスで安心
- リクルートだけの非公開求人も多数(10万件以上)
- 全国に拠点が多いので相談しやすい
業界最大手のリクルートが運営するエージェントだけあって、「登録しておかないと損!」と言える、高いサポート力が魅力です。
「転職成功者が多い=転職ノウハウが蓄積されているサービス」という証拠なので、まずはここに登録しておけば安心ですよ。
「経理の仕事を辞めて転職したい…」
こんなふうに思ってはいませんか?
この記事では、
「経理を辞めたい方のための転職成功のコツ」
をお伝えします。