30代転職のコツ

知っておきたい「30代転職で役立つ資格」の本当のところ

知っておきたい「30代転職で役立つ資格」の本当のところ
シュン
転職アドバイザーのシュンです。

「資格を取って30代の転職を有利にしたい」そう思ってはいませんか?
実は、役立つ資格にはポイントがあるんです。

この記事では、
「30代転職で役立つ資格の本当のところ」
をお伝えしますね。

資格を取って30代転職を有利にしたい!

Aさん
30代の転職では、どんな資格が役立ちますか?

私、転職を機会に資格を取得したいなと考えているんです!

そうしたら、転職先の幅が広がるかもしれないし、年収アップも期待できるかもしれませんし。

シュン
なるほど、資格を取ろうとやる気があるのは良いことですね。

ただ、どんな資格が30代転職に役立つか、を考える前に、資格を取ることが本当に転職で有利になるかどうかは考えておいたほうがいいですね。

Aさん
え!?資格があると、30代の転職でも評価は高くなりますよね!?
シュン
たしかに、資格がないよりはあったほうがいいのは間違っていないです。

ただし、資格さえあれば、

  • 転職がうまくいく
  • 年収が上がる
  • 希望通りの仕事ができる

というわけでもないのです。

Aさん
それは、どうしてですか?
シュン
それは、企業は資格の有無よりも、実務経験の豊富さで人材を判断することが圧倒的に多いからです。

ですから、30代でこれから一から資格取得を目指すのが、果たして思い通りの結果に結びつくかは、見極めが必要です。

Aさん
なるほど。。。
シュン
もちろん、弁護士や公認会計士といった「独占業務資格」は、その資格がないと業務ができないという法律があるので、重宝されることは間違いないありません。

また、ニーズが高く、人手が足りない資格も、同じように取得価値はありますよ!

Aさん
そうなんですね。。。難関資格ですね。
シュン
おすすめは、資格を転職のメインにもってくるのではなく、プラスアルファとして考えることです。

そうすれば、資格が大きな力になることはたしかなので、一度そういう視点で30代の資格取得と向き合ってみることをおすすめします!

その資格はあなたの30代転職とキャリアにプラスになる?

その資格はあなたの30代転職とキャリアにプラスになる?

30代転職で役立つ資格を考える前に、転職における「資格自体の力」をある程度正確に予測しておくことは大切です。

 

資格の力に頼りすぎてしまうと、取得したはいいけれど、「まったく仕事が見つからない」「ほとんど効果がない」となったとき、目も当てられませんよね。。。

とくに、「転職を機にいったん仕事を止めて資格の勉強をする」と計画している場合は、本当にその資格が転職で大きな力を発揮するのかをしっかりリサーチしておかないとリスクが高すぎます。

 

資格取得を転職に活かしたいときは、次のAとBを事前に予測してみてください。

予測してみよう!

A:資格取得のために費やしたもの(時間、ブランク期間、お金など)

B:今後の自分のキャリアにプラスになるもの(転職成功、収入UP、仕事満足度UPなど)

これが、A<Bというようにならなければ、30代の資格取得としてはふさわしくありません。

 

資格取得が趣味であれば問題ありませんが、自分のキャリアのプラスにすることが目的ですから、見積もりを間違えないように気をつけてくださいね。

 

ここからは、「30代の転職に役立ちそうな資格」にはどんなものがあるか知りたいあなたのために、今後ニーズが伸びそうなもの、定番のもの、などいくつかご紹介しようと思います。

資格取得の定番「簿記検定」

とくに事務職に欠かせないスキルではありますが、必要とされる場が多く、2級以上を持っていると重宝される、定番の資格です。

比較的短期間で取得が可能、仕事をしながらでも取得できる程度の難易度、評価もあがりやすいため、転職のプラスアルファを考えた時には必ず候補に上がる資格と言えます。

 

ただし、ここまで読んでいただければお分かりのように、簿記検定だけを持っているからといって、転職に有利になるわけではありません。

もちろん、転職先の業務内容と関連があるかどうかで評価も違ってくることを忘れないようにしてくださいね。

様々な場面で使える「FPファイナンシャルプランナー」

ファイナンシャルプランナーも、いろいろな場面でニーズが高い資格と言えます。

「不動産」「証券」「生命保険」「銀行」など、幅広い職種に対応できます。専門性が高い資格とも言えるので、プラスして経験があれば、転職でも有利と言えます。

今後ニーズが増えそうな「中小企業診断士」

今後ニーズが伸びそうなところでは、中小企業診断士の資格を上げておきたいです。
中小企業診断士は、日本で唯一の経営コンサルタントの国家資格です。

近年は、企業経営が複雑化しているので、経営のプロの力を借りたいと考える企業は増えるはずです。

また、資格が出来て間もないことから、資格の難易度もそれほど高くなく、人手不足のためメリットが大きい資格と言えます。

様々な場面で使え評価が上がりやすい「行政書士」

行政書士の業務は、認可書類・届出書類の代行です。そのため、様々な場面で必要とされる資格と言えます。

もちろん、総務部門などで評価があがりやすくプラスになるので、30代の転職にも役立つでしょう。

また、難易度もそこそこ、比較的短期間で取得ができる資格と言えますから、ブランクを空けずに資格取得を目指すこともやり方次第では可能です。

転職で役立つ独占業務資格「公認会計士」

公認会計士は、独占業務資格なので、資格自体の価値が高く転職でも役立つ資格です。

第三者の目線で企業の財務書類をチェックして、虚偽がないか信頼性を確かめるのが公認会計士の業務。

需要が大きいのと、独占業務資格ということがポイントが高いのですが、取得は難しく、年々取得者が増えライバルが多くなっていることも頭にいれておいたほうがいいでしょう。

資格よりも「豊富な経験と実務」が30代転職では優遇される

資格よりも「豊富な経験と実務」が30代転職では優遇される

世の中には、転職に役立ちそうな資格がいろいろとありますが、「資格自体の価値」「今後の需要」「取得にかかる時間やコスト」などを総合的に考えて取得を目指して下さい。

ところで、仕事探しをして求人票を見ると、「◯◯の資格保持者」よりも「◯◯の経験者を優遇」と記載されていることのほうが多いことに気付くはずです。

これは、企業が採用活動をするときは、資格よりも豊富な経験を持った実務者を重視している証拠でもあります。

もちろん、資格は大きなプラスにはなりますが、「資格<豊富な経験・実務」という法則を頭に入れて転職活動に活かしてくださいね。

 

また、資格取得に力を注ぐことも決して悪いことではありませんが、30代の転職では、すでに豊富な実務経験を積んでいる方も多いはずです。

ですから、その豊富な経験をうまくアピールして活かすことで、転職活動を有利に進めることは可能です。

 

30代の豊富な経験をうまくアピールするには、キャリアアドバイザーに相談して転職活動を進めることをおすすめします。

キャリアアドバイザーというのは、転職支援サービスに登録すると、サポート役になってくれる担当者のことで、

  • 希望や経験・スキルに合った求人探し
  • 面接や応募書類のアドバイス
  • 応募企業の細かい情報提供

などを無料で支援してくれます。

すでに転職先の職種や業種を決めて資格取得を考えているなら、「実際にその資格が役立つのか」「取得する価値は本当にあるのか」などをキャリアアドバイザーに相談することができますし、自分の経験やスキルを活かした転職先を探し出してもらえます。

 

資格取得の目的は「転職を成功させること」ですよね?

キャリアアドバイザーに相談することで、転職成功への道を示してもらえるので、一度相談してみることをおすすめします。

 

ただし、30代転職で就職支援サービスを利用するときは、

  • 求人数が多く仕事選びがしやすい
  • 経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍している

この2つのポイントをクリアしているサービスを選ぶようにしてください。

30代転職の経験やスキルを活かすには、豊富な求人の中から、あなたにあった求人を選び出してくれるキャリアアドバイザーの力が欠かせないので、就職支援サービス選びも慎重に行なってくださいね。

 

ちなみに、30代の転職におすすめの転職支援サービスを1社挙げるなら、大手パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営している「DODA」です。

転職エージェントDODA

転職支援に歴史があるサービスなので、求人数が多く、キャリアアドバイザーの経験値も高く、とても丁寧な対応をしてくれる就職支援サービスです。

30代転職には打って付けのサービスですから、就職支援サービス選びに迷った時は、DODAを活用すると良いですね。

公式【DODA】