

この記事の流れ
転職面接の「NG回答例」とは!?何がいけないの?

- 「志望動機」
- 「転職理由」
- 「自己PR」
- 「長所や短所」
をまとめてみたので見てもらってもいいですか?

定番質問は、選考基準の大部分を占めるので事前に回答例を準備しておくのは正しい選択ですね。
ただ…これだと、少し綺麗にまとまりすぎているかもしれませんね。とくに志望動機が。。。

「以前から憧れの業界で御社の事業内容にも興味があり、これまでの経験を活かせると考え志望いたしました。」これじゃあダメですか?

ここで言うフックというのは、面接官の心にいい意味で引っかかるものが不足しているということです。
マニュアル的に表現を使い回しているように聞こえてしまうかもしれません。


そうしないと、何も印象に残らない応募者になってしまうんです。


「多少は綺麗にまとまらなくても、面接では自分の言葉で具体的に物事を伝える」ことを心がけましょう。
そして、転職面接でNGな回答例を一通り知っておくとマニュアル的にはなりにくいので、これからお話しますね。
これだけは使わないほうがいい!?転職面接のNG回答例

転職面接は、30分程度の短い時間で行われるのが一般的です。その限られた中で、「自分の魅力を効率的にアピールできるように回答を用意しておくこと」これは必須です。
しかし、綺麗にまとめすぎてマニュアル的な回答になってしまうのはNG。お話したように、自分の言葉を使って具体性のある回答を準備をしましょうね。
そこで知っておきたいのが、転職面接で使わないほうがいいマニュアル的な回答例です。
使うのが絶対にNGというわけではないですが、これらを回答のメインにしてしまうと、面接官の心にはあまり響かない回答になってしまうことが多いです。
代表的なNG回答例と対応策をお話していくので、チェックしておきましょうね。
NG回答例1:御社の事業内容に興味を持ちました
応募している時点で興味を持っているのは当たり前ですし、そしてそれは他の応募者も一緒ですね。
事業内容に興味を持った場合は、
- 具体的にどこに興味を持ったか
- それはなぜなのか
ここまで語れるようにしてください。興味を持っただけでは、志望動機としては弱すぎますね。
NG回答例2:御社でいろいろ学んでいきたい

熱意をアピールするつもりで、「いろいろと学ばせてください!」とついつい口走ってしまうこともあるかもしれませんが、企業は決して学びの場ではないことを忘れないようにしてください。
まだ20代前半の転職であれば、学ぶ姿勢も評価されるかもしれませんが、大抵は「学ぶより貢献してほしい」と思われます。
応募企業が未経験職種の場合も、これだと受け身の印象を与えることになるので、自分なりに
- 「どう貢献できるか」
- 「なにが自分の強みか」
を伝えたほうが好印象ですよ。
NG回答例3:以前から憧れの仕事でした
この表現を志望動機のメインにしてしまうと、逆に仕事への姿勢や気持ちの向け方に疑問を持たれるかもしれません。
憧れは決して悪いわけではありませんが、
- 何ができる人物か
- 転職して何をしたい人物か
が問われるのが転職面接です。
応募企業での「自分の役割」をしっかり考えて、憧れだけではない志望動機を伝えましょうね。
NG回答例4:やりがいのある仕事がしたいので
「やりがいがある・やりがいが無い」は、本人の主観でしかありません。つまり、「その仕事にはやりがいがある」というよりは、仕事にやりがいを見つけることが大切です。
これを志望動機にしてしまうと、面接官に「どうして前職ではやりがいを見出だせなかったのだろう?」という疑問を持たせるかもしれませんよね。
自分にとって「やりがいがある」とはどういうことなのか、これを具体的に話したほうが、あなたの仕事に対する思いが伝わりやすいはずですよ。
NG回答例5:人の役に立つ仕事がしたい・人と接する仕事がしたい
この回答例も他と同様に、
- どう役立ちたいか?
- どう接したいか?
- 自分のどんな所がその仕事に活かせるか?
までを語らないと、どこか浅はかな動機に見られてしまうかもしれません。
なぜなら、世の中の仕事は、どこかで必ず人の役に立っていますし、人と接するものです。具体的に自分の思いを語れるように努力してみてください。
NG回答例6:ステップアップしたい・チャレンジしたい

- 具体的に何に挑戦したいのか
- どうステップアップするつもりなのか
ここを語ることで、転職への思いを熱く表現することは可能です。
ステップアップやチャレンジという言葉だけだと、回答例として漠然としているだけではなく、「もしかして飽きっぽい人なのかも?」と思われてしまう恐れもあります。
目標がしっかりしているのなら、ステップアップやチャレンジの中身を伝えましょう。転職先で何をどう取り組んでいきたいかをプラスするだけで、説得力は増します。
転職面接のNG回答例を使わないために心に留めておきたいこと
転職面接のNG回答例というのは、言葉を変えれば「当たり障りのない上辺だけの回答」とも言えます。
- 具体的に自分の思いを伝える
- 自分は何ができる人間なのかを伝える
この2つを心に留めて回答を準備すれば、大きく間違えることはありません。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
もしも転職面接に不安を抱えているのなら、面接練習に力を注ぐのはおすすめです。こちらの記事で詳しくお話しているので合わせて参考にしていただけると嬉しいです。

「転職面接でどう回答したらいいか…回答例が知りたい!」
こう思っていませんか?
回答例を知るよりもNG回答例を知っておいたほうが安心かもしれません。
この記事では、
「転職面接の代表的なNG回答例」
をお伝えしますね。