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転職のメリットとデメリットって何?転職する前に知りたい!

メリットは良いとして、デメリットを知らないままに転職するのは不安で。

でも、一般的に言われるメリットやデメリットは転職をするなら知っておいたほうがいいですね。
それぞれ分かりやすくまとめてみたので、お話していきますね。
転職するなら気をつけたい!転職のデメリット4つ

転職する上で知らなかったでは済まされないのが「デメリット面」です。
一般的に言われるものを4つ集めてみましたが、先にお話したようにこれらはあなたの立場や状況によってだいぶ変わってきます。
転職に限らず、どんなチャレンジにもリスクはつきものですから、カバーできそうなことは前もって手を打っておいたり、別のプランを用意するなど、対策していきましょうね。
転職をするからといって全ての不満は解決するとは限らない
転職する場合、「不満を改善したい」「望みを叶えたい」という思いがあるはずです。しかし、それらが必ず達成される保証はどこにもありません。
転職したのに、
- 不満が解決しなかった…
- 前職よりも待遇が悪くなった…
- 蓋を開けてみたらブラックだった…
こんなことがないとは言い切れません。
転職すると社会的信用が下がるのでローンが組めなくなる可能性
ローンやクレジットカードの審査が通るかどうかは、会社の勤続年数が大きな審査対象となっています。
転職してからでは、ローンが組めない、クレジットカードが作れない、ということは十分に考えられるので、転職前にこうしたことは済ませておいたほうがいいですね。
退職金の貰える額が減る!?待遇面で不利になる可能性
退職金やボーナスなどの待遇面に関しても、会社への勤続年数が長いほうが有利になる仕組みになっています。
平均的には、大卒で退職まで勤続した場合に比べて、
- 40歳で転職すると退職金は半分以下に
- 35歳で転職すると退職金は約800万円の差
- 30歳で転職すると退職金は約200万円の差
が出る可能性があります。(あくまで目安です。)参照元:厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/08/3d.html
人間関係など現職で築き上げたものがリセットされる可能性
これは仕事内容にもよりますが、転職をすることで現職で築き上げた人脈などの資源がリセットされる可能性があります。
仕事上の付き合いで築き上げた人間関係は、現職に就いているからこそ成り立つものも少なくありません。
また、転職先では新しい人間関係を構築しなくてはいけないので、これも考えようによってはデメリットと言えるかもしれません。
転職するなら最大限に活かしたい!4つ転職のメリット

転職をするなら最大限に活かしたいのが「メリット面」ですよね。
全てに満足することは難しいですが、せっかくの転職ですからメリットにしっかり目を向けて、転職活動を進めていきましょうね。
現職の問題点を解決して良い環境で気持ちよく働けるかもしれない
転職をすれば、現職での「不満」「問題点」を解決できる可能性があるので、これが叶うことで今よりも「良い環境」「良い心境」で働けるかもしれません。
人間関係や個人ではどうしようもない問題点などは、転職して環境を変えることで十分に解決することは可能です。
人は機械ではないので、自分にとって「働きやすい環境」を求めるのは自然なことです。良い環境を手に入れられるのは転職の大きなメリットと言えますね。
年収や残業・休日などの待遇面を改善することができるかもしれない
働く上でモチベーションになるのは、「年収」「休日」などの待遇の良さです。
いくら自分が好きな仕事でも、待遇面に不満や将来に不安があると、長続きはしないものです。
自分の経験やスキルをしっかり整理して適切なアピールができれば、待遇面を改善した転職ができるチャンスはあります。
よく「キャリアの棚卸し」と言いますが、自分のこれまでのキャリアを把握することは転職でとても大切なことです。
転職エージェントに登録すれば、キャリアアドバイザーがあなたのキャリアを一緒に分析してくれるので、うまく活用するといいですね。
転職エージェントのメリットとデメリットについては、こちらの記事でお話しています。
人間関係やこれまでの自分をリセット!心機一転して働くことができる
気分転換をするためだけの転職は、決して良いことだとは言えませんが、しっかり将来を考えて、転職先で何がしたいかが明確であれば、転職で心機一転して新たな気持ちになれるのは大きなメリットと言えます。
- マイナスだった人間関係
- すっかり定着してしまった自分のイメージ
- 仕事に対する思い
など、これらをリセットして新たに頑張れることは大きなモチベーションになるはずです。
転職では自分が本当にやりたいこと、望む道へ進むことができる
新卒で入社した会社は、「とりあえず内定が取れた会社に入った」「やりたいことはとくになかったけどここに決めた」という人も少なからずいるはずです。
また、「社会人経験を積んだ今、やりたいことがやっと分かった」「現職を経験したから目指す道が見えた」という人もいますよね。
いずれにしても、転職は自分の意思で「本当にやりたいこと・望む道」へとシフトチェンジする手段です。
言い方と変えれば、会社が倒産したりリストラされることを除けば、転職する人は自分が望む道を進むチャンスがあるということです。これは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
転職のメリットとデメリットを知って後悔しない道を選ぼう

いかがでしたか?転職の一般的なメリットとデメリットについて詳しくお話してきました。
- 転職をするからといって全ての不満は解決するとは限らない
- 転職すると社会的信用が下がるのでローンが組めなくなる可能性
- 退職金の貰える額が減る!?待遇面で不利になる可能性
- 人間関係など現職で築き上げたものがリセットされる可能性
- 現職の問題点を解決して良い環境で気持ちよく働けるかもしれない
- 年収や残業・休日などの待遇面を改善することができるかもしれない
- 人間関係やこれまでの自分をリセット!心機一転して働くことができる
- 転職では自分が本当にやりたいこと、望む道へ進むことができる
転職は、メリットとデメリットを天秤にかけて決められるかといえば、なかなかそうもいかないものです。
メリットがあるとは分かっていても、状況的になかなか転職に踏み出せない人もいますし、デメリットは承知で転職して自分の望む道を目指す人もいます。
難しいところですが、最終的には後悔しない道を自分で選ぶことが大切です。少しでも参考になれば嬉しいです。
転職にはメリットもあれば当然デメリットもあります。
それを知らずに転職をすると、後悔することもあるかもしれません。
この記事では、
「転職のメリットとデメリット」
をお伝えしますね。